北八ヶ岳 縞枯山(2,403m)・茶臼山(2,384m)
<日時> 2014年12月27日(土)
<山行目的> 雪と戯れる
<ルート> ロープウェイ山頂駅〜雨池峠〜縞枯山〜茶臼山〜五辻〜山頂駅
<メンバー>
L:裕子S SL:聖子S 医療:良子N 会計:優子S 記録:幸江N 伸子S
<記録>
6:00 半田アイプラザ発
9:25 北八ヶ岳ロープウェイP着 衣服調整、トイレ
10:00 ロープウェイ乗車 山麓駅発
10:08 ロープウェイ降車 山頂駅着 モンスター一杯でびっくりする
10:13 衣服調整 出発
10:30 縞枯山荘前で衣服調整
11:17 縞枯山 山頂着 休憩 強風で止まっていると寒い
11:50 展望台着 360℃の展望を楽しむ
12:17 茶臼山五辻分岐 アイゼン装着 五辻方面へ向う 茶臼山はショートカット
12:55 雪がふかふかで歩きにくいため、アイゼンをワカンに変える
13:20 五辻からの本流に出る
13:26 休憩 おこげ汁を頂く
14:30 ロープウェイ山頂駅着
14:40 ロープウェイ乗車
14:50 北八ヶ岳ロープウェイP着
15:03 P出発 岐路へ
言葉では伝えられません
優子S
登山開始直後から、雪景色にびっくりしました。スノーモンスターを見られるなんて思っておらず、この感動は言葉ではうまく表現できません。おとぎの国の中に入り混んでしまったような雰囲気で、テーマパークも顔負けです。青空の下、純白のドレスを纏った大勢のモンスターたちが私たちを出迎えてくれているのです。巨大クリスマスツリーが、一面に広がっていて、40年近く生きてきて初めてみた景色に心が震えました。海老の尻尾も、とにかく今まで見たものとは比べ物になりません。始終感動していたので、どこでどうだったか、記憶がやっぱりなくなっているようです。ドカ雪のあとに毎年行きたい所になりました。
トレース
聖子S
2014年最後の山行は北八ヶ岳へ。2年前のお正月に縦走で天狗〜縞枯へ入った以来となりました。今回は、縞枯〜茶臼の予定。太陽がまぶしいくらいの快天の中お化けみたいに雪の付いた木々を抜けて、縞枯へと向かいます。流石に稜線に出ると風が強くなりますが、景色は最高!!茶臼に向けて、コンパスをあわせ、まずは、展望台〜五辻への分岐まで。時間の関係上、茶臼はカットしましたが、五辻へ向けてのトレースがあるし、先行して入っていくパーティーが数組いる為、予定通り、五辻へ抜けることに。しかし、途中でまさかのトレースが無くなり、先行していた2人組も困っている様子。“他のパーティーは何処に行ったんだろう!?”と思いながらも、トレースを信じきって、コンパスをちゃんと合わせていなかった事を猛反省。地図を出し、標高を確認し、最終的には携帯のGPSを利用し現在地確認をして、五辻方面まで1/3の所にいる事を把握。コンパスを合わせ進んだ結果、五辻より、少し北側の所で本線と合流。“良かった”と胸をなでおろしたものの、一歩間違えば。条件が違えば、最悪の事態になっていたはず。自分の中で“お気軽山行で、トレースもあるから”という甘い考えがあった事。SLとしては勿論の事、登山者として、もう一度、登山の基本を思い返さないといけない。と思わせてくれた山行となりました。頼りないSLでごめんなさい。これに懲りず、また、一緒に山に行ってください。
青と白の世界
幸江N
今年の締めくくりに北八ヶ岳の縞枯山に行ってきました。当日は文句なしの快晴で、ロープウェイ山頂駅に到着し、360℃
見渡す限りの素晴らしい雪景色に感激しました。モンスターというものに初めて遭遇しましたが、よく見ると1つ1つ表情が違って、今にも動き出しそう、別世界に迷い込んだようでした。初めて見る光景に感動しっぱなしで、益々雪山に魅了されてしまいました。上下左右前後雪に囲まれ、ワカンデビューもして、まさに雪と戯れた一日でした。
が、反省することたくさんありました。まず、アイゼン、わかん装着、カッパも着るタイミングが良くわからず、準備に時間がかかってしまい、みなさんをお待たせしてしまいました。
また、五辻へ向けての下山途中でトレースがなくなったところでは、L、SLに頼りっきりになってしまい、自分が役に立てることはありませんでした。いつまでもL、SL頼みではいけないと反省しました。たとえ単独で行ってもちゃんと帰って来ることができるように、事前の予習、山行中も意識して、現在地の確認、地図読みを行うようにしなければと思いました。今回の山行を踏まえ、来年は少しでもレベルアップできるように、いろんな山に貪欲に挑戦したいです。
雪山だ!
良子N
この冬初めての雪山!
天気は快晴、雨池峠、縞枯山へとモンスターたちに出会いながらフカフカの雪道を歩きました。
展望台で素敵な景色を見た後、アイゼンを装着して五辻方面に進みました。雪が深くなり、前の人たちはスーと歩いて行けるのに身の重い私はズボッズボッとはまってしまいました。Lの指示でわかんに履き替えて快適に雪の上を歩きました。途中トレースがわからなくなりL、SLの地図読み、高度、方向など的確な判断で五辻に出ることが出来ました。
雪山は景色もきれいで楽しいのですが、やはり、ひとりひとりが意識して気を引き締めて出掛けないといけないと改めて思いました。
素敵な仲間たちと天気がよく景色が素晴らしい雪山が今年の歩き納めでした。
八ヶ岳ステキ
裕子S
モンスターに出会いたくて、平成26年最後の山に縞枯山を選びました。
ロープウェイはスキー客や登山客で賑わっていましたが、縞枯山方面に行く人は・・・。しっかりしたトレースをたどっていきました。縞枯山荘を過ぎると雨池との分岐。縞枯山に取り付きます。雪が着いてもうすでにモンスターの様相で歓声が上がります。晴天の山頂は眺めも最高!展望台にも上がり、奥秩父の山々も。このあたりには他のパーティーもいて食事をしていたり通り過ぎていったりしてにぎやかです。
リミットの時間が迫っていたので、茶臼山はカットし、五辻へ行くトレースがあるかを確認するため分岐まで下ることに。すると、気を抜くと埋まるもののトレースがあったため、五辻へ。傾斜が強くなってくるとどんどん埋まります・・・。私だけ先にワカンをつけて歩きました。(他の人も結局後で着けました。)
前方から先を歩いていたパーティーがうろうろしているので、聞くと、トレースが途切れているとのこと。方向や高度を確認するとまだまだ西方面へ行かなくてはならないはずなのです。よく見ると、私たちの南側にも登山者が・・・。スマホのGPSを活用して現在地を確認してもらうと登山道からさほど離れている様子はなく、まだ、西へ行く必要があることが分かり、それを頼りに歩き始めると、程なく樹林が途切れ、広い場所へでました。五辻に到着です。そこからはのんびり景色を楽しみながら歩き、ロープウェイまで戻りました。
雪にまみれて歩き、冬が来たことを実感。このシーズンはどこへ行こうかな