北アルプス 蝶ヶ岳(ちょうがたけ) 2,634m

 


<山頂から蝶ケ岳ヒュッテ>

 

 

<日程>2015年1月24日〜26日

<目的>雪山の経験を積む

<ルート>

上高地〜徳沢〜長塀尾根〜蝶ヶ岳ピストン

<メンバー>

L:孝俊K SL・会計:良子I 食担:佐枝子M 記録:東洋太郎K

<記録>

1/24(土) 天候:晴れ

3:45 阿久比 発

7:00 平湯P 着 装備着用しタクシー乗車

7:40 出発 トンネルを出ると一気に冷え込む。気温−21℃!

8:41 大正池すぎ ワカン装着

9:57 河童橋 休憩

11:05 徳本峠分岐 休憩(15分)

12:40 徳澤園 休憩(10分)テント1張り有り、蝶ヶ岳へ先行で登ったのだろうかとトレースを期待するも..長塀山の急登はトレースなし!

急登を交代のラッセルで登る

15:00 2,000m付近で幕営 Lが明日のルートを偵察兼トレースをつける間に残りのメンバーでテントを設営

 

<釜トンネルで出発準備>

1/25(日) 天候:晴れ

5:00 起床、 朝食

6:20 出発 薄暗いなか昨日Lがつけたトレースを進む

7:57 急登・トラバースを経て休憩

9:54 長塀山山頂 休憩(10分)

11:45 蝶ヶ岳山頂着 晴天に恵まれ雪の北アを一望に

12:00 下山開始

12:13 樹林帯に戻り休憩(10分)

13:00 休憩(10分)

14:10 テン場 着

1/26(月) 天候:晴れ

5:00 起床  朝食後、テント撤収

6:25 出発 急登だった斜面を一気に降りる

7:07 徳澤園

7:30 休憩(10分)

8:21 明神 休憩(10分)踏み跡はしっかりついておりここからはワカンを外す

9:25 河童橋 休憩(10分)車道を進み帰りはペースも早い

10:20 休憩(10分)

11:10 釜トンネル出口 着 バスはすぐに無い為タクシーを依頼し平湯へ移動

        温泉へ立ち寄り帰路へ

16:20 阿久比着 解散

  記録:東洋太郎K

届いた山頂

孝俊K

今年も北アルプスに入れた。去年のリベンジで上高地から蝶ヶ岳。去年は長塀山山頂でタイムリミット。今年は反省から初日に2,100m地点まで上がりテントを張る目標をたてる。徳沢まではトレースもあり快調。週末の天気も良くこのまま蝶ヶ岳の山頂までトレースがあるとおもっていたが、長塀山のからトレースなしキツイラッセルを強いられる。目標のテン場の手前でテントを張る。次の日も晴れ予想で期待も高まる。次の日もノートレースだったがギリギリ山頂にとどいた。終始ラッセルでキツイ山だったが逆にこれが冬山なんだと感じた。頂上は穂高、槍ヶ岳が一望でき素晴らしい景色が待っていた。2泊の冬山は気力と体力の充実が条件。来年も是非チャレンジしたい。初アルプス冬山リーダーで思いで深い山となりました。

<山頂から穂高連峰>

登れたね!

良子I

2回目の挑戦。体力だけの山だな」なんて言われたけど、体力がなければ登れない山なのだから、一緒に行ってくれるメンバーがいるうちに、行きたいのだ。天気は上々。でも寒い。―20度くらいらしい。昨年の経験を生かし、人が歩いていない車道は避け、スノーシューの人たちで人気な遊歩道へ大正池から下りる。昨年はバスターミナルに着いた時には既にグロッキー気味だったのに、今年はすんなり河童橋まで行けた。これなら、理想通り、長塀尾根に入れるかも?と、楽観視。明神を過ぎると一気に踏み跡が…。そして、河童橋で私たちを抜かして行った、単独の徳沢園までピストンするとおっしゃっていた男性が河原の手前で休んでいた。その先は…そう、誰も歩いていない!!河原なのでトーゼン踏み跡は風で均され、うっすら残る痕跡を頼りに進む。こんなはずでは、と内心、焦る。ここから2日間にわたるラッセル天国が始まった。徳沢園からの信じられないほどの急登は、信じられないほどしんどくて、順番に先頭を代わって、登っても登っても、終わらなくて、目標の平坦地に辿り着かない。行動できる時間も迫り、標高2,000m辺りでテントを設営。ここまで登っておけば、明日、なんとか山頂までピストンできるだろうと。翌日、薄暗い中を歩き始める。今日も、先頭は交代で、そして皆で次の目印を見つけながら、粛々と、イエイエ、ゼイゼイと登っていく。男子二人が競うようにたくさんラッセルをやってくれるので、私は合間にチョコチョコと。それを延々と繰り返し、ようやく見覚えのある昨年のテント場、長塀山に到着。無風、雲1つない晴天。北アルプスで好天が続くなんて、ラッキーだ。穂高岳連峰は白く輝き、八ヶ岳も富士山もバッチリ。さて、蝶ヶ岳山頂まで、あと一息?イエイエ、これが、またまたしんどかった。せっかく登って、もう1m足りとも下りたくないのに、嘲笑うかのように、超緩やかなダウン&アップが繰り返される。妖精の池辺りからますます雪は深くなるし、重たいし。嘆きながらも踏み跡のないきれいな雪景色の中を歩ける幸せの方が勝るのだ。山頂に続く稜線にやっとたどり着く。風紋ができており、通常なら歩くのがやっとくらいの強風地帯なのだろうが、今日は風はあるものの、普通にテクテク歩ける。そして皆で一緒に山頂へ!やったー!四方の山々が白く眩しすぎて、感動する。皆様、ありがとうございます!!下りは、笑えるほど速くて、あっという間にテント場へ。小井戸君が運び上げてくれたビールが美味しかった♪翌日もドヒャドヒャ下って、タッタカ歩き、予定よりうんと早く下山できた。いろいろとツキまくった山行だった。ホントに皆様、ありがとうございました!!

翌日、小井戸君から衝撃のメールが届いた。転勤!?嘘でしょ!?3年連続の真冬の2泊3日の山行。全部、強い思い出になっています。また行ってくれるよね???

 

<山頂から槍・穂>

 

厳冬期のアルプスへ

              佐枝子M

 雪山は1に体力、2に体力、3に体力!初めて氷雪技術講習会を受け何度も呪文のように唱えた言葉。あれから幾年、やっと厳冬期のアルプスに登るチャンスに恵まれた。

厳冬期の北アルプスの登頂は天気が大きく左右する。今年は例年より雪が多く、何度も寒波が訪れネットを見ても登った情報を見つけられなかった。でも、日頃の精進のお蔭か週末は久しぶりに天気がいい!後はこの絹のような膝と体力だ。去年はいろんな事情でテント泊は1回のみ。あとは自分に限りなく優しい小屋泊の山しか行ってなかった。

こんな好条件の山行に足を引っ張っては申し訳ない。せっかく共装も手加減してくれたのに私のせいで断念では。そんなプレッシャーを感じながら20年ぶりの釜トンネルを歩き、スノーシューでトレッキングの人で賑わう大正池、上高地へ。岳沢、穂高、明神が青い空に輝いている。そしてトレースはついに徳沢で無くなってしまった。今年から冬期小屋の営業が無くなってしまったせいか、天気の良い週末なのにソロテントが一つ。トレースがあてにできないので、少しでも上へとラッセル2時間で大きな木の根元へテントを設営した。久しぶりの雪のテント泊、テントを叩く雪と風の音、、、。翌日はラテを着け出発。ラッセル、ラッセルで6時間、ついに念願の山頂へ。残雪期の蝶と違い槍も穂高もひときわ白い!蒼い空に富士、八ツ、火打、妙高etcぐるり地平線がまあるく見える!ありがとう!再び厳冬期にこの頂きに来ることは無いだろう。膝と体力温存の為にラッセルをすべてお願いし登らさせてもらった。

山に感謝!メンバーに感謝!家族に感謝!

 

<蝶ケ岳山頂>

2度目の挑戦で

  東洋太郎K

 2度目の挑戦、厳冬期の蝶ヶ岳。今回の山行は傾向と対策がバッチリだったと思う。出発を早め、去年は徳澤園までだったが今回は長塀山の急登を少しでも登り初日に2,000m付近まで稼げた。おかげで2日目はピストンでアタックできラッセルでの疲れも軽減され、さらに初日にLがトレースをつけてくれておいたおかげで暗い中での出発でも不安が少なかったです。

 それでも厳しい厳しいラッセルの末に山頂に到達したときは本当に感動!去年撤退した山頂をようやく踏めました。おそらく今年の冬は我々のパーティが初登頂??周囲は穂高・槍の絶景!ゆっくり堪能して下山しました。去年に続いて今年も天気に恵まれ、厳しかったのは踏み跡の無い深い雪くらい。どうも私は本当に晴れ男らしい。

 この数年、定例のようなこの時期の2泊3日の山行。毎年楽しみでメンバーには感謝です!この仲間でまた行けるといいなあ。

 

<山頂から穂高連峰U>