竜が岳(1099.3m)


 

山行期間>201527(火)

<目 的> 雪山を楽しむ

<天 候> 曇り

<ルート> 宇賀渓〜遠足尾根〜竜が岳(ピストン)

<参加者>

L:志貴子I みき子Y SL:一則O 伸子Y 由美K 伸子S 記録:美代子N

  圭音留H

<記録>

6:00 アイプラザ発

7:10 宇賀渓駐車場着

7:30 出発

7:50 登山口着 衣服調整する

8:38 岩場に到着

8:55 遠足尾根出合 休憩

9:58 風を避けて休憩

10:30 ワカン着用 雪でなく雨が降ってくる

11:06 金山尾根分岐 強風で吹き飛ばされそう

11:37 竜ヶ岳頂上着 ガスで展望もなく早々に下山

12:00 休憩

13:02  休憩コーヒーでホッとひと息

14:15 登山口着

14:40 駐車場着

 

体力・根性不足?

             みき子Y

 前日から雨が降り、これが雪ならばきっと素晴らしい雪山になるだろうと思っていましたが、鈴鹿も雨でした。遠足尾根まで雪はなく急登を皆さん順調に登って行かれる。なんとか稜線に出たので助かったと思ったのも束の間緩んだ登山道にはまらないように神経を使う。生憎の空模様で展望は無く時々小雨があたる。風よけを兼ねて雨具を着ける。それにしても汚い雪だ。表面が茶色で黄砂でも降ったのかと思われる。まだ早いと思うのだが。途中からワカンを着ける。山頂はまだまだ先だと思われるが登りになるといつも遅れる。相変わらずの私だがもう少し体力があるかと思っていたのですがやっぱり駄目でした。私なりにトレーニングをしているつもりなのですが効き目はないようです。でも、何もしなければもっと苦しくなると思うのですが、根性も無くなってきたのかな。

 

初ワカン

圭音留H

登り始めは雪が無く急騰で、雪が溶けていて登山道はクチャクチャでした。遠足尾根分岐あたりから、やっと雪があり、水分の多いベトベトの雪です。稜線あたりから、深くなり足がズボズボはまります。昨日買ったばかりのワカンを付けることになり、なんとか雪道を歩くことができました。ワカンの威力はすごい!!

山頂近くはすごい風です。一歩足を出す度、風でよろけます。風の様子をみながら、一歩一歩歩かなければいけません。これも又初体験です。景色はみえませんでしたが、いろいろな体験のできた山行でした。

 

穴ぼこ

伸子

この季節の竜ヶ岳と言えば雪と風のイメージだが、今日はちょっと様子が違う。雨上がりの登山道を黙々と登る。一時間ほど登って遠足尾根出会い、このあたりから雪道になった。

雪は重く、時々ズボッと踏み込む。歩き方に問題があるのかな?と思い色々と足を置く場所や体重のかけ方を気にしながら歩いた。でもやっぱりダメ。浅くは脛の辺りまで深くは足の付け根まで。すっぽりと入ると抜くのに大変で体力を使う。“あ〜疲れた!もうヘロヘロ、穴ぼこイッパイ作っちゃった。”頂上は風のためか雨のためか積雪は無し。ガスと寒さに長居は無用とばかり下りてきた。でも楽しかった、こんな雪山もあるよね。ココアも美味しかったし!!

ワカンのありがたさ

伸子Y

 積雪期の遠足尾根は、今回で3度目でした。遠足尾根出会いまでは、雪はほとんどなく稜線からは所によって、40センチ〜50センチの積雪があった。事前にワカンを持参するよう連絡があり持って行ったのだが、慣れたコースだからとワカンをザックに付けるのが面倒で、直前でやめてしまった。ばちが当たった。

案の定、稜線に出たら雪が深く何度も雪に足を取られ、ひどいときは片足が腿まで埋まってしまい、なかなか抜けず大変だった。

 またワカンがないため、余分な力が必要になり体力の消耗にも影響があることに身をもって実感する。 ワカンを使ういいチャンスだったのに…猛反省です。

 

初めてのワカン

由美

 今回、近くにあっても、なかなか登れなかった竜が岳に登山した。

駐車場から舗装された林道を行くと右手に「竜の雫」と言う小さな滝が流れていた。登山口からは九十九折れの山道を登り、しばらくすると、岩の登りとなる。コケが付き、そのうえ濡れていて滑りやすいので慎重に登る。所々に「おもと」が生えているのを発見。縁起がいいなぁ・・・ 

積雪が徐々に増えてきた。遠足尾根の分岐で間違えて大鉢山への登山道に入ってしまい分岐まで登り返す。そこから左手にルートを取り直し竜が岳を目指す。途中、痩せ尾根に出る。踏み外したら大変だ!!雪で滑ったらヤバイ!!ゆっくり、慎重に一歩一歩進み無事通過。

増々、雪が深くなりワカンをつける事になった。昨日、買ったばかりのワカンを体験できるなんてラッキー!お店の方に教えてもらったつけ方を思い出しながら何とか装着できた。ワカンをつけての初歩きだ。

お〜ぉ!良い感じ!!歩きやすい!!

ズボッとはまる事もほとんどなく楽に歩くことができたが、右足のワカンを左足のワカンで踏み転倒。やっぱりやってしまった・・・

 展望は悪く辺りは雪とガスで真っ白だ。最後の急登を登りだすと身体をもってかれそうになるぐらいの強風が吹く。それに急登のワカンは足が疲れる。

 ようやく山頂に到着するも強風の為、三角点をタッチして直ぐに下山。風の当たらないところで休憩し暖かいコーヒーをいただく。ホッと一息。

展望を望むことは叶わなかったが、ワカンの使い方を体験する機会を与えてもらえた事に感謝です。

平日貸切山行

一則O

先週の雨、昨日の雨と2週連続の雨で鈴鹿の山の雪がどんどん融けてしまった。この日は朝から曇りで、名古屋での最高気温は12℃まで上がるらしい。そこにきて、

出発してまもなく毛雨がぱらつく。杉林のつづら折りの単調な登りを黙々と歩く。遠足尾根・新道分岐のあたりまでは雪もほとんどまばらである。

遠足尾根に入る看板を見落として、テープをたよりに青川への道を10分ほど行って途中で引き返した。ロスタイム20分。

そのあたりから雪は出てきたが、凍ったところも滑りやすいところもなくアイゼンを付けるまでもなく遠足尾根をいく。

雪にしまりがなく時おりズボッとはまる。せっかくワカンを持ってきたのでつけることにする。笹原の上に雪が積もっているところは、ワカンが有効だ。だが、山頂直下では雪が融けて、土や岩がむきだしているところがあってワカンだと歩きにくい。

雪の竜は真っ白なイメージがあるのだが、雪が雨で融けたことや、黄砂?なのか山頂に近いところではやけに雪が茶色く、ココアかコーヒーの粉末でもふったみたいにきたない。

何とかかんとかで約4時間で山頂に到着。山頂はいつもことだが風が強いため、風のない樹林のところまで下がってコーヒーブレークとする。特に冷えるわけはないが、やっぱり雪山での温かい飲み物はうれしい。用意してくれた石黒さん、加藤さん、ありがとうございました。

 来た道をゆっくり下りて、宇賀渓の駐車場着が14時半。結局アイゼンはつけずに約7時間の山行だった。無雪期なら6時間かからずピストンできるが、雪の状態が良くなかったとはいえ、積雪期の山は時間がかかるし、体力も消耗する。一日中ガスって景色は見えなかったし、雪もきれいじゃなかったが、心地よく体力をつかって何だか充実した山行だった。

平日で、他の登山者に一人も合わずに貸切山行で、参加費一人あたり千円ちょうどがそういう気分にさせたのか。

計画していただいた浜本さん、加藤さんありがとうございました。

 

竜が岳は遠いよ

志貴子I

 天候が悪く展望が効かないと、時間がとっても長く感じられ、まだかまだかと思ってしまう。地形的にはわかっていても、展望が効くと言うことは、気分を大にしてくれるし、あそこまで行けば何が見えるかという気持ちが歩く意欲をわかしてくれる。特に雪景色を見ながらの山は楽しいので、今度は天候の良い日に歩きたいよ・・みんなもそうだよね。

又計画しようね。