山梨県 貫ヶ岳(897.3m)・平治の段(937m)

          



日程 2015年1月31日(日) 晴天


目的 霊峰富士を愛でる

山域 山梨南部

コース 中沢公民館〜貫ヶ岳〜平治の段

 

メンバー

CL:佐枝子M SL:厚子N 記録:孝枝T 会計:梅子N

L:洋介S SL:裕子S 医療:紀久子S 記録:哲哉S 会計:伸子S

<記録>

4:30 半田アイプラザ出発 新東名 新清水IC

7:30 中沢公民館P

7:45 登山口

8:42 休憩

9:53 貫ヶ岳山頂 休憩

10:18 中沢峠分岐通過

10:40 晴海展望台

11:22 平治の段 休憩

12:17 中沢峠分岐

13:18 中沢公民館P着

一日中、全開の富士

            哲哉S

晴天・無風、まるで絵葉書の写真のような富士山が、上から下までそっくり、目の前一杯に拡がっていました。右肩後方には白い雲が流れて、上層の風を示している様子でしたが、貫ケ岳、平治の段、標高900m付近はほとんど風を感じない小春日和、「こいつは春から縁起がいいぜ・・・・」と思わず言いたくなる様な登山日和、一日中、全開の富士を楽しんで来ました。稜線から見る駿河湾の眩しい輝き、伊豆半島の展望も実に素晴らしかった。

整備された歩き易い登山道、整備された檜の植林、歩くにつれ右手に時々木立の間から富士山が見える、あまりの大きさに最初は富士山とは思えなかった、ガスが切れて太陽が輝き青空が拡がる、風はない。

 

250m程の急登を登りきって貫ケ岳への分岐、尾根は雪、ザクザクと踏みしめて歩いた、貫ケ岳から平治の段までの尾根道、結構なアップダウンがあったが綺麗に整備され歩き易い。時々現れるビュウポイントで歓声を上げながら、終日、全開の富士を愛でる事ができた。

新清水ICから10km弱で登山口、ここはもう山梨県なのだというのが信じられない位の場所だった。

12月中旬、ダイアモンドトレール以来の山、下山時突然、左足内転筋が痙ったけれど、富士を愛で、雪を楽しみ、みなさんと楽しい会話を交わしながら何とか歩く事ができた、仲間に加えて頂いた皆さんに感謝したい。

写真は、早速我が家のディスクトップの背景に収まった、かみさんは「きれいだ、スゴイ!」とは言うけれど「私も行きたい!」とは言わないのが残念だ・・・・・。

 

べっぴんの富士山

             佐枝子M

 富士山を見ようと12月に計画したが、登りきれなかった山、貫ケ岳。春になったら再チャレンジと言って帰って来たが、情報を見ると結構ヤブになるらしい。それにもっと後になるとヒルまで出るって!やっぱり富士山が一番きれいに見える冬だね。という事で出かけた。新東名が北にできたお蔭で、インター降りたらすぐに登山口だ。このところ少し寒さが緩んだので雪ってある?登山口から山の方を見てもガスって良く見えない。あっても稜線だろうなあ。と歩き出す。雪は稜線直下になって出てきた。アイゼンを着けるほどで無く稜線を緩やかに登ったり降りたり。お目当ての富士は貫ケ岳は木に邪魔されて残念だが、展望台や平治の段からは、べっぴさんの富士山!が堪能できた。3月頃になると晴れているのに霞がかかって見えなくなってしまうので、あと少しで富士見の山も終了だ。富士はどこからみても趣があるが近すぎず遠すぎず、べっぴんの富士山を見る展望台ならここ!オススメです。

 

貫ケ岳

                     梅子N

今年2回目の富士山を見に、貫カ岳に行きました。

前日の雨で?雪が少なかったです、木立の隙間から富士山が少しずつ見える。

貫カ岳の山頂にて雄姿を堪能しました。晴海展望台でまたまた素晴らしいパノラマでした。

急登ありで大変でしたが、楽しい山行で した。皆様有難うございました。

裾までくっきり

            厚子N

以前から、富士山は登る山だと思っていましたが、最近は見る山に変わってきました。

富士山を愛でる山として今回、貫ヶ岳〜平治の段へ。

前日の雨のせいか登山口から雪はないのですが途中樹木の間から富士山がお目見えするころ、シャーベット状に少しずつ雪がありました。空を見上げれば真っ青な空。富士山が見えれば歓声があがります。分岐からは少し雪も深くなりアイゼンを着けるほどでもなかったのですが、

雪が混ざった土が靴の裏にくっついてはピッケルで叩き落としながら、とても歩き辛かったです。

貫ヶ岳の木々の間から見る富士山、晴海展望台、そして平治ノ段山頂の正面はさえぎるものがなくて富士山の裾までくっきりと見えました。冠雪の富士山に迎えられまた駿河湾もきれいでした。ありがとうございました。

 

仰ぎ見る

伸子S

時間の都合で前回かなわなかった貫が岳と平治の段

今回は少し早い時間の出発、秀峰富士が望めるか?

登山口から斜面をジグザグに切って登る。登るにつれて木の間越しに富士山がちらほらと見える。上の方にはモクモクとした雲がかかっているようだ。

急登を登りきり峠に、そこから二度ほどアップダウンを繰り返して貫が岳頂上、引き返して稜線を晴海展望台、十石展望台と進み平治の段着、どこも富士山が目の前にデンと鎮座していた。頂上付近の雲も今は無く白い雪に輝いている。富士山には雪がいい。

充分に富士の姿を堪能し、お腹も満たして下山開始。かなり下って来てふと見た先に富士山が・・・!圧倒されるような大きさで迫っていた。

ヤッパリ富士山は仰ぎ見るのが良いようだ。

 

サングラス外して

             孝枝T

 雪を頂く富士山は本当に美しかったです。

長く広がる裾野の曲線は地球の地平線に続くよう。そんな素晴らしい景色を見ることができました。

登っているとすっかり暑くなってしまうほどの陽気の一日でしたので、そのような日に仲間と山に来られるのは素晴らしいことです。

尾根に出れば広がるパノラマの世界。

汗で曇ってしまったサングラスを外して見れば、青の世界が広がりました。瞳には紫外線の影響もありますし良くないとは知っていますが、こんな景色をサングラスを通してみるのはもったいないです。

そういえば、平治と名がつくのはなんでかな?由来があるのかなと検索してみましたが、詳しいことは判りませんでした。

「美しいな」と眺めれば眺めるほど、富士山は怖さを感じる山です。均整のとれた姿も火山の成せる姿。大陸プレートのせめぎ合う地に、あるべくして存在する山。

噴火すれば日本を揺るがす大災害です。

いつかはこの姿が変わっていくのかと思えば、今日のこの姿をよく記憶しておこうと思わずにはいられませんでした。