飛騨 猿ケ馬場山(1876m)

 

 

<日程>3月16日(月)晴れ

<目的>雪山を楽しむ

<ルート>萩町〜1472mピーク ピストン

<メンバー>L :志貴子I SL:良子I 会計:一則O 車:優子S 記録:幸江N

<記録>

3:55 板山公民館 出発

6:22 白川郷P着

6:37 白川郷P出発 林道@を歩いていくが、途中でなくなり、急斜面を登り尾根へ出る。

8:18 休憩

9:30 林道Aに出る。休憩。

10:50 休憩

11:35 ワカンに雪がついて重くなったのでワカンを外す。

11:55 1472.3mのピークにて休憩。 タイムリミットになり下山開始。

12:53 休憩

14:00 林道@に出る

14:34 売店にてソフトクリーム

14:45 白川郷P着 岐路へ〜 

17:45 板山公民館P着

やった!トレースなし。

              優子S

1年前に、季節はずれの藪漕ぎ山行だった猿ヶ馬場。今年は雪のあるときに山頂まで!と思っていたのですが、今年も残念ながら頂上に到達できませんでした。林道歩きからスタートし、そのあとは尾根に沿って進みます。前日は日曜日だからトレースがあると思い込んでいました。ところがトレースに見えたのは動物だったり、雪解けの跡だったり…。トレースなしは、やっぱり時間がかかります。でも地図読みの楽しみは倍増するし、気分はいいし、ラッセルも嬉しいです。下りは歩幅を広げてハイスピードで楽に進め、今回は雪の巨大ロールケーキを作ることもできました。白山もとても美しく、凛々しく、神々しく見えました。暑いぐらいの最高の天気でした。頂上にこだわる必要はないな、と思い始めています。

遠い山

              一則O

 昨年5月にヤブ山とは知らずに登った「猿ヶ馬場山(さるがばんばやま)」。その時には雪もほとんどなくヤブ漕ぎが大変で、途中で撤退。今回は雪のたっぷりある時期に、そのリベンジということでS沼さんが再計画をしてくれた。が、今回は雪がありすぎて、林道の除雪や整備が途中までしかできておらず、かなり下のほうから登ることになる。地元の登山者はその事情を知っていて入る人がいないのか、踏み跡はまったくなし。

 急な雪の登りをズボズボとはまりながら行く。時おり、腰くらいまではまり込んで結構な体力を要す。ワカンを着けて交代でラッセルをし、進む。

 天気は予報どおりの晴れ。名古屋や岐阜南部では曇りなのに、飛騨地方だけは午前中晴れの予報は的中だ。登っている途中から見る白川郷の町中は、モヤがかかっていて幻想的で、思わず「おー!」と声が出る。白山もよくみえ輝いている。

 12時がタイムリミットになっているので、行けるところまで行こうと、Iリーダーの判断。風もなく、気温も上がって、まさに春山のいいところばっかりを味わえる。

 ただ、雪が腐ってきているのでズボズボとはまってしまうのには往生した。

 前回来た時にたどり着いた帰雲山までかなりの距離を残し、タイムリミットの12時ちょっと前に引き返すことに。

 ふつう、雪の下りは早いのだが、雪質の悪さから5歩に1歩くらいのペースではまってしまい下山も苦労した。

猿ヶ馬場山は遠い山だった。14時過ぎに白川郷へ到着。たくさんの観光客がいる中、駐車場へむかう道すがらの売店でソフトクリームを食べる。世界遺産に登録されているためかアジア系の外国人が多い。 

 今年になってから一番高い気温だったようで、体力もかなりつかったが春の山を満喫した山行でした。みなさんありがとうございました。

 

雪が多くて時間切れ

志貴子I

 昨年は雪が無く藪こぎで帰雲山まででタイムリミットになってしまったので今回は3月に計画したが今度は雪が多く林道を途中までしか行かれずそこからラッセルで尾根に出てラッセルラッセルで何とか1472mのピークまでがタイムリミットいっぱいでした。でも真っ白な白山を眺めながら5時間半近く登り下山。下山はズボズボとはまりながら白川郷まで。楽しい雪山を楽しんだ1日でした。

 

遠い猿ケ馬場山

              幸江N

 登山口からしばらく林道を歩きますが、途中で消えてしまい、そこから何とか尾根へ出ようとしますが、出るまでが四苦八苦。急な斜面を雪にズボズボはまりながら、ピッケルを打ち付けて登っていくのが面白くてわくわくしました。尾根へ上がっても踏み跡はなくまたもやラッセル三昧。自分の体力を考え、頑張り過ぎないように頑張りました。久しぶりにお天気に恵まれ、白く美しくそびえる白山に励まされながら進んでいきます。とても暖かく、風もなく、終始ウール1枚で十分なほど。山頂にはとてもたどり着けませんでしたが、うんざりするほど雪と戯れて、楽しい山行でした。

 メンバー中一番若かった私はヨレヨレでしたが、私以外のみなさまは十分余力があるように見えました。一体いつになったら先輩方に追いつけるのでしょうか?