越美山地 花房山 (1189m)
<日程>2015年3月23日(月)
<目的>雪山で体力づくりをする。
<ルート>登山口〜標高706m〜花房山〜往復
<メンバー>
L:佐枝子M SL:良子I 会計:志貴子I 記録:厚子N 車 :優子S
<記録>
3月23日(月)曇り
4:30 阿久比町役場P発
6:40 登山口着 身支度
6:50 出発
7:10 衣服調整 残雪有り
10:00 山頂着 曇っていて展望無し。アイゼンを装着して下山。
10:25痩せ尾根慎重に通過、 休憩
11:35コーヒータイム
12:40登山口着
ドキドキのやせ尾根。
優子S
雪と出るか、花と出るか!不安定な天気が続く中どちらかは楽しめるはず!と予想しながら計画をたてたのですが、雪には遅すぎ、花には早すぎでうまい具合にはいきませんでした。春を感じながら夏帽子を被り軽装で歩きはじめました。イワウチワの群生がつやつやした葉を広げ、小さなつぼみをつけていました。
1000m付近では解けた雪が凍った状態でガリガリ。キックステップで2、3回雪面を蹴り足場を作りながら登りました。山頂では吹雪にあい凍えるような寒さでした。また、やせ尾根もかなりあって慎重にかつ集中して歩きました。もしも合宿などで荷物が重い場合は、バランスをとるのがもっと難しくなるのだろうと思いながら、下りではヘッピリ腰で下りてきました。ふわふわの新雪の下りならばスピードにのって大股でサクサクっとできて、大好きなのですが…。
雪の花房山
志貴子I
以前ヒルが出る頃山シャクヤクを見に行った花房山に雪を求めて登りました。
登山口から20分ほどは急登で息が切れそうになりますがその後は雪のなだらかな尾根を(やせ尾根もあり,木の根っこもあり)変化のとんだ所を緊張しながら歩を進めていくと前方に広々とした雪の山頂らしきものが見えてきたでも雪庇が大きく張り出していた時折小さいがクレパスもある。
クレパスを見ると春だなと思い。下山は雪が柔らかくなってきたのでアイゼンを着けて滑らないように慎重に歩きました。
1日中雪がちらちらと舞う寒い日でした。
熊もヒルも眠る
佐枝子M
花房山と言えば、初めてヒルに食われそして初めて至近距離で熊に遭遇した山。痩せ尾根もあるが、落葉樹の緑深い山という印象の山だった。雪の時に登った事が無かったのでラッキーと思っていたら、急に暖かくなって「熊も起きたかも?」と内心心配したが、登るにつれ残雪が増え山頂は冷たい風に日除けが凍るほどになった。無雪期の山頂はうっそうとして印象が薄いが、今日は美濃の深い山が一望できなかなかのもんだ。びゅーびゅーの風にそうそうに下山する。凍った残雪の下りはアイゼンを着け木の根っこや岩に気をつけ慎重に下った。季節が変わればまったく別の山のようで新鮮だった。
痩せ尾根
厚子N
登山口からいきなり急登が始まったと思ったら登山道から少し外れたところを歩いていたようだ。
前を歩くメンバーの速さに付いて行こうと足跡を追うがすぐに息があがってしまった。(もうだめだ〜・・・)と弱気になった頃、少しスピードを落としていただいた。
合宿もエントリーしたものの3月中の合宿トレーニングは都合により参加出来ないので今回の山行はトレーニングになると思い、へこたれたくなかった。
シャーベット状の雪や痩せ尾根に積もった滑りそうな雪、固くしまった雪。
一つの山でも 雪の質はまったく違う。
下を見れば、滑り落ちたら大変だ〜!
と思うような斜面に恐る恐るそして慎重に通過した。
山頂の周りは白く、あまり展望は期待出来ませんでしたが下山はアイゼンを装着してかなり歩行トレーニングが出来たように思う。
いつもながら苦手なのは木の根っこ。滑りやすいし、靴はハマってしまってアイゼンまで外れてしまった。
今回も無事に下山出来たことに感謝します。
お世話になりました。どうもありがとう。