関東 富士山(3775m)
<日程> 5月6日(水)晴れ
<山行目的>残雪期の日本一の山に登る
<ルート> 富士宮登山口〜剣ヶ峰山頂ピストン
<メンバー>
L:三郎O SL:良子I 車:裕幸T 記録:聖子S
<記録>
3:00 半田あいぷらざ発
6:30 富士宮P着
6:50 富士宮登山口より登山開始 雪が全くなく、アイゼンなし。
7:20〜25 2600m付近で被服調整
8:00〜05 2850m付近で休憩
8:35〜40 3000m7合目で休憩
9:10〜15 3200m8合目で休憩
9:47〜57 3400m9合目で休憩
10:23〜40 3500m9.5合目で休憩
11:10〜20 頂上着 休憩
11:40〜12:00 剣ヶ峰着 休憩
12:08〜20 頂上着 下山準備
13:00〜10 7合目付近休憩。
13:45 富士宮P着
楽しさも日本一
良子I
昨年も同時期に登ったメンバーに加えてもらって、人生2度目の富士山です。この時期の富士山はどんな様相なのか、春には滑落事故もよく聞くし、上部はガチガチの氷だったと聞いていたので、登山口に近づくにつれ、ドキドキしてきました。ところが・・・雪がありません。楽しみ半分、恐怖半分にしていたシリセードもできるのかなと心配になる雪の少なさです。靴を砂埃で真っ白にしながら、登ります。雪が出てきても柔らかく、風もほとんど感じず、日焼けが気になる上天気でしたが、やはり富士山は高山でした。高度が上がるにつれ、息も上がり、休憩になっても、呼吸の荒さは変わりません。アイゼンを履く、といった動作も遅いです。なのに男性お二人は、なんてことないようで、普通にしゃべりながら登っています。信じられません。あのお二人には是非、もっと高い山に登ってもらいたい!山頂に到着。先週も来た、トレランシューズで来た、という強者たちとお話をし、ヒェ〜と慄きつつ、剣ヶ峰に向かいます。剣ヶ峰で日本一の富士山を充分に満喫。そして下りは・・・ヤッケをオーバーズボンにin。最新ファッションに身を固め、雪を求めて、シリセード。楽しかったです!!面白かったです!!一緒に行ってくださったメンバーに大感謝です。今回は春の富士山の厳しさより、楽しさがうんと上回った山行でした。ありがとうございました。
今年の富士は…
裕幸T
昨年に続き、同じ時期にまた富士山へ。早朝高速から見える富士山は期待に反して、アレッて思うくらい雪がない。みんなもなんとなくテンションが上がらないまま登山口に着く。昨年多くいたボーダー、スキーヤーは雪がないためまったく滑っていない。代わりに出会ったのはトレイルランナー。この時期の富士山で毎週のようにトレーニングとは恐れ入りました。ずっと雪のない夏道を黙々と歩いてもシンドイだけ。頂上に着いても鳥居は夏と変わらず(背丈は少し低いですが)、昨年見たエビの尻尾もありません。でも風もなくポカポカ陽気で、昨年断念した剣ヶ峰にも登り、お互いに写真を撮りあっているうちに何故か皆のテンションが上がってきました。ほぼ山頂直下から雪のある所を選んで登山口までシリセード、ほとんど歩かずに下山しました。みんなのテンションは半田に帰るまで高いままで、賑やかな車内でした。昨年とはまた違う富士山を楽しめ、これも一緒に行ったメンバーのおかげです、感謝です。
テンションMAX!!
聖子S
昨年のリベンジも兼ねて今年も富士山へ。でも、車窓からみる富士山に雪がほとんど無い。“えぇぇぇぇ”と思いながらいざ登り始めても雪が無い。9合目まで夏道を歩きながら、空気の薄さからの苦しさもあり、テンションが全く上がりません。9.5合目からやっとアイゼンを装着しますが、去年のようなアイスバーンもなく、なんとなくガッカリ。でも、そこを、滑落停止の状態で滑って行く人たちを見て“お!!今年は上から滑れる”とほくそ笑みながら、高度をものともせず登って行く3人に遅れまいと必死について行き山頂へ。鳥居にはエビのしっぽの残骸もなく、これまた残念。でも、今回は風がさほどない!!去年行けなかった剣ヶ峰を目指します。途中、彩雲を見つけてテンションがあがり更に剣ヶ峰でも日本一の場所で気づいたら20分も楽しんでいました。そして、最後のお楽しみはやっぱりシリセード!!滑れる場所を見つけてはギリギリまでシリセードを楽しみました。が、雪が融けて薄いため、所々お尻に岩が・・・“痛い”と言いながらも止められない止まらない。厳しさを求めての富士山の予定でしたが、楽しいばかりの山行となりました。
ポカポカ富士山
三郎O
昨年に続いて2回目となる富士登山。メンバーは新たに良子さんが加わり、更にタフなメンバーとなった。5合目駐車場に着いてみると車が少ない、空きスペースが目立つ。それもその筈、雪が少なく富士の黒肌が出ているのでスキーヤーが居ないのだ。登っている登山者も探すのが大変な程。ラッキーと言うよりも淋しいくらいです。アイゼンなしで9合目まで登る。ようやく、雪に囲まれて来たので小屋で装着。それにしても暖かい。ここで「きっと山頂は寒いはず!」とフリースを着込んだが仇となり汗をかいてしまいました。 山頂について直ぐ脱ぐ事に。それにしても、手袋を外しても全く問題ない位に暖かい。 天気も良く素晴らしい。5合目では雪の少なさにやや下がり気味テンションが、ここに来て急上昇。剣が峰にも立ち富士山頂を満喫してしまいました。それにしても、高山に強い体に産んでくれた、母に感射!