福井 勝山  取 立 山(1,307m)

 

 

<日  程> 2015年5月17日(日)晴れ

<山行目的> 編集部親睦と天ぷら山行

<ルート > 大滝〜こつぶり山〜取立山〜登山口

<メンバー> CL:達也W

*Aパーティ      *Bパーティ       *Cパーティ

L:佐枝子M       L:孝枝T        L:洋介S

SL:圭音留H     SL:裕光Y       SL:みき子Y

記録:久美子Y     会計:由美子H       食担:マリ子E

食担:美代子N     食担:良子O       会計:さつきI

会計:紀久子S     記録:英世A       医療:美江Y

食担:加代子O     食担:梅子N


<記 録>

5:30 アイプラダ半田発

6:40―55 長良川PA休憩

8:15―30 東山いこいの森(キャンプ場)トイレタイム&フキを頂く

9:35 登山口P着。かなりの車がある

9:45 発、大滝経由の周回コースを取る

       取り付きはなだらかな水平道。萌木色の新緑のなか山菜を探しながら登る

10:05 大滝が見えてくる。CLよりPLに「先行して偵察し、ザイルが必要なら準備するように」と指示がある。段差になった30m位の大滝は、新緑に映えてとても綺麗だ.

10:15 大滝通過。CL,PLがザイルを張り安全確保。急な岩場は濡れており滑り易い。3点確保で慎重に登る。

量は多くないが岩を飛び超えて渡渉し反対側の尾根へ。増水時は渡るのが困難だろう。

10:50 尾根に出る(1110m)休憩。越前の山並みが一気に視界に入る。

11:00 発 稜線歩きで気持ちよい。タムシバの白い花が目を引き最後は緩やかだ

階段状の登りで一汗かく。

   11:40 こぶつり山着(1264m) 頂上は平坦な広場で30人以上の人で賑わっており、場所決めに手間取る。あちこちでラーメン、干物、天ぷらなどの香りが漂う。オカリナのライブをしているグループもいた。

        我らも負けじと天ぷら料理開始。コシアブラ、クロモジ、フキ、コゴミ、ワラビ、アザミ、よもぎ、タムシバ、など・・美味くて美味なり!天ぷら最高、天気も眺望も最高なり!

12:20 発

  12:25 鞍部に向けて下っていくと、残雪の中をへ行く分岐があり左折する。雪解けの沢に水芭蕉の群生出現。小さめだが純白で清楚の中にも凜とした美しさである。感激ものだ!足元の残雪の中にも沢山あるのだろう。人だかりで進退困難のためすぐ引き返す。残雪を踏みながら進む。

12:33 避難小屋通過。周りには残雪がありイワウチワ、ショウジョウバカマが

群生している。

12:50 取立山(1307m)着、休憩。正面に残雪の白山が手に取るように見える。

13:00 発。緩やかな尾根道をのんびり下る 途中、丁度見ごろなムラサキヤシオ

      が咲いていた。鮮やかな赤紫色だ。

13:55 登山口P着                   (記録:マリ子E)

 

取立山からの贈り物

さつきI

 天ぷら山行に行きませんか?とても美味しい話です。福井と聞いただけで嬉しかった。花も日本海側だと、きれいかなと思いめぐらせた。長い事車に乗って、やっと着いた。

 登り始めると雪解けを待っていたように、我先に見てみて、私が1番と言っている様で本当にきれいだった。私の持っている絵具には、あのピンク色ないかな?

お目当ての食材も内緒で沢山いただいて、美味しかった。目の前の白山は贅沢すぎる。こんな時、来て良かったと思う。いい日でした。

皆さんありがとう。

取立山のてんぷら山行

裕光Y

良いお天気。絶好の山登り日和。サングラスを持ってきてよかった。登山口の駐車場までの憩いの森(トイレ休憩)で思いもかけず蕗の薹が群落していたので、たくさん収穫。途中の道の駅で山菜を購入しなくても良かったかもしれなかった。登りの大滝コースは変化に富んでいた。また、たくさんの花に出会えたし、こしあぶらなどの山菜は、十分取れた。山頂では登山パーティでいっぱいだった。途中人影があまりないのに駐車場が満杯であったことが理解できた。白山の雄姿を背景に揚げたての山菜そばに舌鼓をうった。特に蕗の薹は絶品。下山の途中で水芭蕉の群生地に立ち寄る。残雪のある湿地帯にちょうど咲き始めた大きな水芭蕉の姿に感嘆した。

楽しく美味しかった

          洋介S

 編集部主催の山菜天ぷら山行に参加させて頂きました。以前から話は聞いており一度は行ってみたいと思っており、今回その機会を得ることができました。

道すがらの山菜取り、こつぶり山での天ぷら、下りでのお土産用の採取といつもの山とは違う収穫を楽しめる山登りでした。

花の名前・樹木の名前を言い合い、そういう山の楽しみ方のあるとあらためて思いました。こしあぶら・わらび・こごみ・あざみ・たけのこなど楽しく美味しく頂くことができました。皆様ありがとうございました。

赤いカタバミ

良子O

 もう忘れるぐらい前の事だが2回この山に登った。2回とも雪で大滝が通れず取立山〜こつぶり山往復だった。今回もダメかな〜と思ったが歩けて良かった。サンカヨウ、イワウチワ、ショウジョウバカマ、等綺麗だったがこちらの方の山の特徴が赤いカタバミ。綺麗に咲いていた。山菜も採れ天ぷらそばにして食べ良い山行でしたか?

 

遠いけど、いい山

           美代子N

 よい天気に恵まれてちょっと遠いけど福井の山に行ってきました。登りは滝あり、沢ありの変化に富んだ大滝コースです。滝の横の岩場ではLから注意、指導をしてもらい、少しずつでも、色々覚えられるのがうれしいです。天ぷらをする予定のこつぶり山は登山者でいっぱいでした。気がまわらず反省点もありましたが、山で頂く山菜天ぷらは格別なものがありました。お腹もふくれて取立山へ出発しました。途中の水芭蕉の群生地には残雪あり、花も見ごろで、そこだけ何だか異空間で不思議な感覚を覚えました。

下りは膝が痛くならないうちに下山できてよかったです。

滝あり、花あり、残雪、水芭蕉あり、そして天ぷら、と取立山はいい山でした。

楽しい山行に感謝いたします。

最高!!

             圭音留H

天ぷら山行のお誘いをいただいた時、即、行きます!とお返事させていただきました。山野草を摘みながら登り、山の上で天ぷらを揚げるなんて、楽しそうです。

大滝ルートは、登り始めは登山道もしっかりしていて、お花を楽しんだり、野草を摘んだりして楽しく進みました。大滝近くは、岩場があり慎重に進みました。こつぶり山は、木が低く日陰がなく暑かったですが、景色はよく、白山連峰が雄大に見えました。

お楽しみの天ぷらです。採りたての野草を軽く洗い、衣をつけ、揚げます。野草の香りがして、パリパリの揚げたての天ぷらは、最高でした。

水芭蕉は、咲き始めていました。残雪がまだまだあり、景色・花・天ぷらと最高の山行になりました。

新緑の季節

            達也W

 山は、今頃の素晴らしい新緑の季節が一番気持ちいいです。雪解け後の登山道脇には、目を見張るような可憐な花が、手を伸ばせば何でもテンプラにしても美味しいそうな緑の具材が豊富にあります。テンプラ山行の季節としては今時分が最高ですね。谷川の雪解け水に手を洗い、顔を浸し、尾根に上がれば、名も知らぬ高山の磐ガ根に残る残雪をも我々を癒してくれます。

白山を見るなら・・・

加代子O

 アイプラザを出て4時間、やっと登山口へ到着。久し振りにアプローチの長〜い山へ来ました。こんなに時間をかけてでも来るにはそれなりの理由があるのでしょうが、ミズバショウの花が見られる他に何があるのかな? コースの途中で出会う大滝、なかなか立派なものです。その後、濡れた岩がゴロゴロしている。ちょっとスリリングなルートを登り長い階段を行くとこつぶり山の頂上に出ました。頂上広場は人でいっぱい!

それもそのはずで、目の前には今まで見たこともないようなスケールの大きさで白山連峰が広がっています。青い空の下、雪がまだ多く残る白山の美しさと湿地帯に咲き始めて間もない初々しいミズバショウの姿、そして、日本海にしかないという鮮やかなピンクのミヤマカタバミ・・。取立山は魅力いっぱいの山でした。

 前日までバタバタと忙しくしていて、山の位置を確かめもせずに出かけましたが、家に帰ってから地図を広げて見て納得!

白山を見るならこの山ですね。

 

花と天ぷら

               由美子H

 毎年恒例の編集部天ぷら山行は大勢の人に参加して頂きました。先輩の良子Oさんに幹事の仕事の大半を手伝ってもらい、山菜も北の方まで行かないと無いかも?と福井の取立山になりました。今回は、初めての大滝コースを歩くことができ、山菜もそこそこにあり、花もイワウチワ、カタバミ、サンカヨウなど楽しめました。こつぶり山でワイワイと天ぷらそうめんを頂き、その後は咲き始めたばかりのミズバショウの群生地へ寄り、取立山に向かうコースで、白山の残雪の山容は存在感がありました。

 天気の心配や山菜はあるだろうか?とかハラハラしましたが、花と天ぷらを楽しんで、ゆる〜い山行も癒しでいいものですね。

お花見と天麩羅山行

梅子N

 取立山登山口Pで早速、蕨が目につく。登る前から頂きました。大滝付近が滑りそうでしたので慎重に歩く。帰りはここを下らないとの事、一安心でした。こつぶり山山頂のショウジョウバカマの群生は綺麗でした。取立山の水芭蕉も花が少しずつ出てきたところでこれも良かったです。山菜も沢山とれて、天麩羅もとても美味しく頂きました。

有難うございました。

花 言 葉

マリ子E

大滝ルートからの周回コースに向けて出発。登り始めはなだらかな山道で新緑の中、天ぷら材料を探しながら歩きます。30分位行くと大滝右の岩場通過。滑りやすいので足の置き場を探して慎重に登ります。反対側の尾根に渡るため、CL・Lがザイルを張って安全確保。飛び石の頭が見える深さでしたがちょっと二の足を踏みながらの渡渉でした。ポンと尾根に出ると視界がいっせいに開け越前の山々が一望でき歓声です。

こつぶり山で最高の天ぷらうどんに堪能して次の目的「水芭蕉」に向けて出発。今まで何度となく水芭蕉は見てきましたが、雪解け水の中に凛として清らか咲いているのにはちょっと感動しました。花言葉は「美しい思い出」・「変わらぬ美しさ」だそうです。なるほど・・・。大切に保護したいものです。