近江 横山岳 (1131m)
<山行期間> 2015年5月18日(月)
<目 的> 滝を楽しむ
<天 候> 曇り時々晴れ
<ルート> 白谷登山口〜五銚子の滝〜横山岳〜東峰〜白谷登山口
<メンバー> L:一則O SL:優子S 記録:圭音留H
<記 録>
5:30 板山公民館
7:05 白谷登山口駐車場着
7:15 白谷登山口
渡渉や簡単な橋あり
8:00 経の滝
急登でロープがありその後、お花が斜面一面に咲いていました
8:30 五銚子の滝(休憩)
9:47 横山岳(15分休憩)
10:25 東峰 景色の良い稜線
11:00 東尾根コース出会い ブナ林・お花咲いている
11:55 東尾根登山口
12:25 白谷登山口駐車場着
滝に癒されて
優子S
昨年、天ぷら山行で企画された横山岳。その時は残念ながら行くことができなかったのですが、今回同じような時期に行くことができました。白谷本流コースで山頂へ行き、東尾根から戻るコースです。まずは渡渉を繰り返し、経の滝を存分に味わいました。心身ともに洗浄された気分になり、山の中で出会う滝から、今までは感じなかった想像以上のパワーを頂きました。少しずつ覚え始めた花(シャク、ニリンソウ、タニウツギなど)をたくさん愛でることができ、山頂までの急登も岩をつかみながら、ウキウキ気分で楽しむことができました。山頂からはブナの原生林の中を、鳥のさえずりを聞きながら歩きます。東尾根にはちょっと遅めでしたがイワウチワの群生地があり、やさしいピンク色がとても印象的でした。
天ぷらはしませんでしたが、翌日からのエネルギーをたっぷり充電することができました。
花の名前を覚えます
圭音留H
Sさんに横山岳はどう?と言われ、調べてみると、大好きな滝があります。即、この山に決定!前日が山開きなので、登山道の整備は整備され、白谷本流コースから登れます。
川沿いを登ります。何度か渡渉があり、簡易的な橋も作られていました。経の滝は、水量が多く、力強く、綺麗な滝です。滝のすぐ近くに何か祭ってありました。経の滝を過ぎると斜面一面にニリンソウが咲いていました。こんなにたくさんのニリンソウは見たことがありません。大きな岩や、急登なので、気を緩めずどんどん登ります。振り返ると景色もよく疲れを忘れさせてくれます。水の音が大きく聞こえてきて、ようやく楽しみにしていた五銚子の滝に着きました。見事に大きくて雄大です。すごい!
五銚子の滝の横を登りますが、急登でロープがあります。直登で足を掛けるところも高く、必死です。そんな時、イカリ草が可憐に咲いているのをみると、疲れを忘れます。今日のメンバーでは、花の名前は答えのないクイズのようです。他のいろいろの花を見てはあれ?あれ?と名前が出てきません。それでも花を探しながら登り、ヘトヘトになったので、休憩しませんか?と声をかけたら、「あと200m」の看板。もうちょっと頑張りました。
山頂は、景色がよく、小屋の上に登るともっとよくみえました。小屋の屋根は、トタンに木が渡してあるだけなので、危なっかしいです。順番に登って休憩してから、東尾根コースに向います。展望がよく気持ちのいい稜線歩きです。春霞でちょっと山々が、ぼんやりと見えます。東峰を過ぎると、ブナ林になります。ここにも高山植物がたくさん咲いていました。どんどん下ると、登山道の両側にイワウチワが咲いていました。最盛期が過ぎていましたが、まだまだとても綺麗です。
東尾根登山口に降りました。ここから長い林道歩きです。雨にも降られず、12時25分駐車場着なんて、思ったより早い下山でした。
お花の名前や特徴を覚えます。そうするともっと楽しい山行になるでしょうね。
最強女子
一則O
久々の月曜山行。SさんとHさん、当会の最強女子メンバーのうちの2人である。最強といっても40代以上での話しである。
横山岳は、ちょうど2年前の同じ時期に来ている。イワウチワの群生地が見事だった記憶もある。滑りやすい岩の渡渉を何回かして、経の滝、五銚子の滝となかなかの景観の滝を眺めながら登る。五銚子の滝からはほぼ直登。標高差約450mのキツイ登りが続く。さすが、最強女子、キツそうなそぶりも見せずに淡々と登る。1時間半はかかると思っていたが、1時間あまりで山頂についてしまう。
山頂は見晴らしがあまりよくないので、避難小屋らしきプレハブの屋根の上に上がってまわりの景色を眺める。霞んではいるが、まわりの山々はみえる。山頂で中休止をして、尾根道を行く。ブナの原生林をくぐり、イワウチワの群生地を通過。花の形が特徴的なので、花の名前をほとんどおぼえきれない私でも、イワウチワはわかる。自慢にもならないが。
予定よりかなり早いペースで計画をこなし無事下山。平日で、天候もスカッと晴れの予報でもなかったためか、他の登山者には誰にも会わずじまいで、心地よい疲労感の山行でした。
最強女子2人、ジジイにつきあっていただきありがとう。またご一緒しましょう。