大山/弥山(1709.4m)

 

 


<日 程>

2015年5月29日(金)

<山域> 山陰

<山行目的> 信仰の山に登る

<ルート> 夏山登山道〜六合目避難小屋〜弥山〜六合目避難小屋〜大堰提〜奥宮〜登山口

<メンバー>

L:佐枝子M SL:由美K 記録:由記H 圭音留H

<記録>

4:30 板山公民館発

6:30〜6:55 赤松SA休憩

9:00 南光河原駐車場着、準備

9:15 発

9:27 1合目通過

9:50 2合目通過

10:00〜10:10 3合目休憩

10:22 4合目通過

10:30 山の神様に本日の山行の無事をお祈り

10:35 行者谷分かれ分岐

10:50〜11:10 6合目大休憩

11:15 7合目通過

11:35 8合目通過

11:55〜12:20 山頂着 小学生の団体の隙間を縫って山頂にて記念撮影。休憩。

13:24〜13:45 6合目休憩

15:00 登山口着。大神神社参拝

 

信仰の山

           圭音留H

日本100選に選ばれている山、高速から綺麗な姿が見えていました。山頂近くは、山肌が見えていて、荒々しく見えます。

参道から登り始めます。登山道は広く・急で、木で階段が作ってありますが、高さや幅がまちまちで、登りにくいです。樹林帯の中なので、風が無く、汗がポタポタと落ちます。

6合目の小屋から、登山道が狭く、木も低くなり、日陰が少なくなりました。小学生が登っていましたが、暑さの為バテテいる子が何人かいました。時々吹く風は気持ちがいいのですが、日差しが強いです。

8合目からは、ダイセンキャラボクが群生していて、保護の為、木製の歩道があります。歩道は、斜めに傾いていて、横木の幅もいろいろで、歩きにくいです。山頂は、ちょうど小学生が記念撮影をしており、ゆっくりできなかったのが残念でした。

下山は、6合目まで折り返しですが、ガラガラの石なので、歩きにくく、乾燥の為、砂埃がひどかったです。分岐から行者コースを下りました。樹林帯の中、歩きにくい幅の狭い木の階段が続きます。大堰提から崩落がみえ、大山が無くなってしまうのではと思う程でした。杉の大木林には、珍しい植物がたくさんあり、楽しんで歩くことができました、大神神社奥宮、大山寺本堂を参りして山行を終えました。

信仰の山なので、神聖な気持ちになりました。

 

大神山(大山)

佐枝子M

 真っ白な大山に登ったのはいつだっただろうか?周囲の山は黒々としているのに、大山だけが白々と輝いていた。山陰と言えば大山、他に並ぶ山は無しと言ってもいいほど圧倒的な存在な山と思えた。

今回の大山+出雲大社のお誘いに、季節が変わればまた違う山の姿も見られるだろうしメンバーが変わればまた楽しい山旅になるに違いないとお願いした。

半田を早朝に出発すれば、普通に登山者の一人になれると思うと鳥取も意外に近いかも。平日というのに山は満員だ。70名の小学生の団体、韓国の登山者、老若男女であふれている。登り一辺倒なので汗をかきながら登り、爽やかな風に癒されるを繰り返し山頂へ。山肌を覆うキャラボクの群落、ピンクに染めるイワカガミの花、よく見ればテガタチドリの花も咲いている。見上げる空は真っ青、眼下に弓ヶ浜が綺麗な弧を描いている。冬も良いけれど夏の山もいいね。ただ崩壊が激しく荒々しい山肌は見るには綺麗とさえ思えてしまうが、いつか砂山になってしまうじゃないかと心配になってしまうほどだ。下山して前回は寄れなかった大山の奥の宮とお寺に参拝した。大山の古名は大神山とのこと。雪の時も、いつみても、どこから見ても圧倒的な存在の山だから神様の山って呼んでいたんだ。山から降りてさっさと帰るのはもったいない。時間がゆるされれば、こんな時間も楽しみたいね。次は温泉、温泉。登山口にある貸切状態の温泉に浸かり、米子で新鮮な魚を食べ宍道湖を臨むPAのテラスで泊まり、3回目の出雲大社だが今回はガイド?付きなのでじっくり参拝できた。

楽しい山旅だった。ありがとう!またよろしくね

 

念願の伯耆大山

由美K

オオナムチ神をお祀りする大神山神社奥宮が鎮座する伯耆大山に登山した。丸太の階段が続く夏山登山道を登って行く。5合目には山ノ神を祀る祠があり登山の安全を祈った。

今日は近くの小学5年生の登山と重なり6合目の避難小屋は満員だ。少し登った所で休憩をとる。右手に北壁の主稜線、眼下にはこんもりとした木々で覆われている奥宮が小さく見える。空は青く、時折心地よい風が通り抜けいい気分だ。

ここからは登山道が細くなり小石がゴロゴロして登りにくい。勾配も増々きつくなる。8合目過ぎたあたりから緩やかな登りとなり山側にピンク色のイワカガミの群生を発見。綺麗!!ダイセンキャラボクの間を通って頂上まで続く木道を行く。年々、大山が崩壊していくのを食い止める為、この木道も作られたが、少し上がり気味のこの木道はなかなかのくせ者!!足にくる。

山頂の避難小屋で休憩した後、子供達の写真撮影の合間を縫って遂に弥山山頂に到着!目の前には弥山から剣ヶ峰を経て天狗ガ峰に続く主稜線が望める。だが崩壊が進み危険な為、縦走禁止となってしまい歩く事が出来ない。残念だ。

下山は大ノ沢を見て石室に向かって下る。木道がまるでジェットコースターのレールのように続く。弓ヶ浜の姿もうっすらと望めた。国引き神話でヤツカミヅオミツヌ命が他の国から国を切り取り引き寄せて島根半島を作ったとき、これを繋ぎ止めた綱が弓ヶ浜と長浜。その網を止めたクイがこの大山と三瓶山であると言う。神秘的!!

石車に気を付けながら下り6合目を過ぎた所から行者道へ・・・急勾配の丸太の階段が続き本谷の大堰堤に着く。広々とした川原状になった所を右手に北壁の迫力ある姿を眺めながら渡り、ブナ樹林帯に入る。杉の大木が現れると大神山神社の奥宮が見えてきた。無事、下山出来た事に感謝する。

 

念願かないました

由記H

 去年に出雲大社に行ってから大山に登りたいな・・・と思い続けていました。1日は大山に登ってもう1日は出雲大社などを巡って帰るという贅沢な山行に付き合ってくれるかなぁ・・・と。でも、一緒に行ってくれたメンバーのおかげで計画が実行出来ちゃいました。

当日は早朝発でしたが、登山口に9時についていました。前回の出雲大社は夜行バスで行ったのですが、もっとたくさん時間がかかったのになぁと・・・。

登山口からは階段続きで汗がポタポタとサウナに入っているように流れてきました。今回SLの由美さんは足の状態が良くないと行きの車の中では言っていたのにまさかのハイペース。6合目まで行ければとは言っていましたが、駐車場に付近の横断歩道で見かけたたくさんの小学生が6合目でわんさか休憩していたおかげで、由美さんは6合目リタイアどころか山頂までするすると登って行かれました。さすが、大神山なだけあって登りなさいと言われたかのようでした。私はヒーヒーでしたけど。山頂付近ではたくさんのイワカガミに感激。山肌は雪解けとともに崩れていましたが、緑がある部分をよく見るとうっすらピンクで、一面にイワカガミが咲いていました。山頂ではまた小学生の団体様に紛れ込み記念撮影。

ついでにシャッターを押してもらいそそくさと下山開始。下山途中で韓国の方がたくさん登られていました。近いからでしょうか。分岐から行者コースへ行き大神神社奥宮へ。途中、途中の大山を眺めるビューポイントで感激。奥宮もなかなかご立派で由美さんガイドの説明に耳を傾け、ふむふむと。

2日目の出雲大社も十分に満喫出来てとても楽しい山行になりました。

ゆったりのんびり贅沢山行にまたお付き合いくださいませ。