吉峰寺から永平寺祖跡コース

日程 2015年5月31日(日)

目的 道元禅師をしのびながら歩く

ルート 吉峰寺祝山〜仙尾山〜大仏寺山〜永平寺

メンバー

L:一美I SL:良子O 記録きよ子I 会計敏子K 渉外晴美    

記録 531日(日)

3:00 石浜宅発

5:50 吉峰寺P 本堂から雲水による朝課のお勤めが聞こえる

手を合わせ本堂の裏手の登山道に入る

6:55 1本・・・・・・・・7:00 急登の連続

7:30 祝山・・・・・・・・7:40

          ここから白山、経ヶ岳、荒島岳、銀杏峰が見えるはずだがあいにくの曇り

残念、やせ尾根続きにしばらく行くと、左手真下に林道が出てきてそれを横切り急登を登る

8:30 仙尾山・・・・・・・8:35

9:15 血脈の池

道元禅師をこの地に招請した波多野義重公にまつわる言い伝えがある池とか

9:40 大佛寺山

9:50  大佛寺跡

10:45 虎班の滝分岐 滑る岩,斜めになった階段の急坂

11:40 永平寺ダム

11:55  永平寺

        記録きよ子I)

道元禅師をしのぶ

             一美

 道元禅師は寛元元年(1243)越前に下向し,吉峰寺に入山され、翌、寛元2年大佛寺を開堂されました。禅師一行は吉峰寺から尾根伝いに祝山、大佛寺山を経て大佛寺(のちに今の永平寺に移る)に入られたと言われております。今では永平寺の雲水の方々が両山を行き来しています。今回も道元禅師をしのびながら厳しさと心の安らぎを与えていただきました。

歴史の道が

            良子

 歴史のある祖跡コース、吉峰寺の入り口には以前はなかった立派な祖跡コースの案内がある。期待して進むも時々登山道は雑草に埋もれている。クマ注意の所なので嫌だな〜と思いつつ歩いていると「今何か唸り声と鼻息が聞こえた」と言う。鈴をつけ喋りながら歩く。せっかく歴史ある道なのに歩く人が少ないようだ。貸切の道を、山菜を取りながら歩く。下山途中の沢筋の道では葉ワサビがこんなにもと言うほど生えていた。足元が崩れそうな所だったのでほどほどに採ったが、もっと採っとけば良かったな。ヤマボウシの花とササユリが綺麗に咲いていました。

山の会のメンバーはすごい

              晴美

道元禅師が歩いた由緒ある祖師コースを歩きました。

 前回6年前、JRのウオーキングでママ友と歩いた時は、約10kmの道のりを、朝から夕方までかかりヘロヘロでした。

今回 2度目の挑戦は吉峰寺am5:55発永平寺にはam11:55に到着、なんと午前中山行。以前よりずいぶん道は荒れてましたが、天気も曇っていて、休息のたびに美味しいフルーツやゼリーを頂き、ランチは永平寺そばとゴマ豆腐、また 行きたくなるような楽しい山行でした

 

祖跡コース

敏子

 「道元禅寺を偲ぶコースを歩く」ということで早朝の出発となった。

 吉峰寺の修行僧が歩かれるコースだとも聞く。吉峰寺の境内を朝のお勤めを耳にしながら裏手の登山道に取りつくのもなかなか乙なもの。祝山までは、アップダウンや急登が続く。縦走気分のつもりでいたがなかなか手ごわいコース。また、大仏寺山からの下りは久しく手づかずの状態に近く急な下りが続き気が抜けない状態がしばらく続いた。途中登山道わきでは珍しい葉ワサビをみつけしばし楽しむ。ワラビ・タラの芽・コシアブラと山菜豊富なコースでもあった。永平寺からバス・電車と乗継ぎ陸前竹原駅から吉峰寺まで1時間余り歩く。陽がさし結構きついものがあった。電車の中から雲ひとつかかっていない白山を真正面に見ることができた。

歩いてみたかったコース

           

 永平寺は息子が修行に入ったお寺。最初、膝を痛めて暫くお勤めしていたのが吉峰寺。永平寺の修行は想像を絶するもの。心配と刹那さの日々を思い出して、修行僧が歩くと聞いたコースに挑戦してみたかった。

 吉峰寺の本堂の脇の登山道から登り始める。タイミングよく朝課のお経が響いていた。心が洗われる気持ちになり、気を引き締めて歩き出す。結構な急登あり。それでもササユリのお花が咲き、ワラビ、ミニコシアブラの木に出合いお楽しみの中、順調に進んでいった。祝山で一息。仙尾山、血脈の池、さあ後は下りになる、ヤレヤレ。と思ったのが大間違い。路は荒れまくり、おまけに急坂。ストック持つ手に思いっきり力が入ってしまう。足元はズルズル。

修行僧はどの様ないでたちで歩いたのだろう。私達とは目的が違うので辛い道のりだったことでしょう。道元禅師様はワラジだったのかしら?色々な事が頭の中を駆け巡って行き有意義で素晴らしい一日だった。