六甲 摩耶山(702m)・六甲山(931m)




<山行期間>

2015年6月13日(土)〜14(日)

<目的>

六甲と長時間歩行を楽しむ

<ルート>

須磨浦公園P〜菊水山〜摩耶山〜六甲YMCA〜六甲山〜岩倉山〜宝塚

<メンバー>

L:洋介S SL:征季W 医療:孝枝T 会計:幸江N 記録:厚子N

<記録>

13日 曇り 日中31℃

3:00 半田アイプラザ発

6:15 須磨浦公園P着

6:30 身支度後、スタート!曇りだが日差しがあり暑い

7:05 鉢伏山 休憩

7:10 旗振山 休憩

7:35 おらが茶屋休憩

8:06 栂尾山(展望良い)休憩

8:28 横尾山〜馬の背、振り返れば険しい岩稜帯。

8:57 東山 休憩

9:23 横尾小付近にてTさん、爪の痛みと不調により撤退。妙法寺駅からオテルド摩耶へ向かう。

10:07 高取山手前で休憩

10:30 トイレ休憩

11:10 民家の間を通り、ようやく見つけた自販機で喉を潤す。

11:53 橋を渡り終えて、しばらく日陰のあるベンチで休憩

12:52 菊水山

13:20 吊り橋 通過

13:32 鍋蓋山 手前にて休憩

14:00 鍋蓋山 山頂のベンチで休憩。気温は25℃少しは暑さも和らいだ。

14:55 桜茶屋 ありがたい自販機、トイレ休憩

15:05 出発  頭・身体も熱い、疲れもピーク

15:25 摩耶山へ登る坂の途中で休憩。ここから掬星台まで20分おきに休憩

16:57 掬星台 休憩

17:25 宿泊地、オテルド摩耶 着

 

14日 曇り 朝の気温15℃

6:00 オテルド摩耶 スタート

7:27 YMCA通過

7:52 オルゴール館通過→ゴルフ場→六甲小手前まできて地図案内板で間違いに気付き、みよし観音分岐へ戻る

8:45 みよし観音通過

8:52  ガーデンテラス トイレ休憩、見晴らしはまずまずの展望

9:56  六甲最高峰 着、休憩

10:46 水無山 休憩

11:19 船坂峠 通過

12:30 岩原山分岐 通過

12:52 岩倉山分岐 休憩

13:18 塩尾寺

13:35 塩尾寺休憩所 休憩、気温19℃、宝塚大劇場が見える。

14:00 宝塚ゴール!! 電車に乗り須磨浦公園Pへ戻る

お疲れ様でした

洋介S

 六甲全縦走を計画しました。長距離を歩き、歩き通した時の充実感・達成感を感じてもらえればと。梅雨入りしたとはいえ今年は空梅雨のようで、2日間天候に恵まれました。いや恵まれ過ぎ初日は30℃、軽い熱中症になってしまいました。

六甲は3回目、つらい山とは分かっていましたが、そこはリーダーの権限で一本を連発し凌ぎました。それでも足はヒクヒクと痙攣しかけて、掬星台では休憩中についにフクラハギがつってしまいました。ホテルまで数百m手前でよかった。

ホテルの夕食はイタリア料理のコース、スパークリングワインを飲み一日の疲れを癒し ました。カップルの多いレストランの中で浮いているのは確かでした。

<ホテルで豪華な前菜から・・>

2日目は残り25km、多少の登りはあるがほぼ下り。痙攣した足に違和感はあるが、なんとかなるだろうと。ガーデンテラス、六甲山と順調に進み、2時にはゴール。

六甲山全縦走コースはよく整備されており、ほとんど危険な個所はありません。看板もあり、迷うこともほとんどありません。中間地点でのホテル(今回は翌日の着替えなど宅配便で送っていました)、所々に自販機があり、軽量化できます。是非皆さんも歩いてみてはと思います。

今回同行頂いたメンバーの皆様、お疲れ様でした。

 

西から東へ(六甲縦走)

征季W

 六甲全山を縦走して来ました。2日間で約50kmを登ったり下りたりして合宿に向けてのトレーニングにもなったと思います。標高はあまり高くありませんが何度も何度もアップダウンがありました。細い尾根もあり、六甲のアルプスって感じでした。幸いにも素晴らしいお天気でした。特に初日の土曜日は山の中でも31℃も有り、とっても暑く、汗を流しながら歩きました。時々、街中も歩くので冷たい物を買うことができたりして、水分の補給になりました。それでも、暑く熱中症にならないように休憩をいつもより多く取り入れました。間隔も短めにしました。2日目は初日よりも幾分かは涼しくて歩き易かったです。初日、途中で下山したTさんも、2日目は一緒に全部歩くことができて、良かったと思います。2日間でこんなにたくさん歩くのは初めてのことでした。次回は1日で歩くのも良いと思いました。また、ゆっくりと景色等を楽しみながら、のんびりと歩くのも良いって思った山でした。

 11月には六甲全山縦走の大会もあるらしいので出場するのも良いと思います。

<六甲アルプス>

頭はオーバーヒート!

            厚子N

「いつか六甲を歩いてみたいな!」と以前から夢にみていた。しかし、わたしのような体力のないものは無理だろうと思っていた。

そんなところへお誘いのメールです。

びっくりしました。トレーニングで歩いた豊橋自然歩道はLが最初っから飛ばしてヘロヘロで着いて行きましたがなんとか完歩しました。

六甲全山縦走・・キョリが長い。

歩き通せるかな・・・?あのトレーニングが苦しかったことを思い出すと自信がありませんでしたが、(いや!歩き通す!宝塚まで!)そう心の中で決めたスタートでした。

 天気は曇っていましたが日差しも射していて暑いです。初っぱなから汗が噴き出し瞬く間に背中とザックの間がびしょ濡れで不快です。

長い階段にうんざりし、風もなく水分補給をしても身体から水分が無くなっていく。スリリングな馬の背を歩き市街地に入り、そのうちアイスが食べたくなりましたが行けども行けどもお店は開いておらずようやく見つけた民家前の自販機は神様に見えました。 

だんだん身体に応えてくるように苦しかったのは菊水山への登り。頭はオーバーヒートで手持ちの縦走マップで仰ぎますが気休めにしかならず暑さで半分バテてましたが気持ちだけは“絶対に歩くんだ!”と自分に叱咤激励していました。鍋蓋〜摩耶山への登りには何度休憩を入れたやら。もう会話する気力もありません。

宿泊地まであと少し、掬星台では気温も下がり随分頭の熱さも和らいできたように思います。

翌朝、6時にしかチェックアウトできず遅めの出発となりましたが15℃の気温のせいか涼しい中のスタートです。残り25キロですが前日よりはなだらかな坂道でなんとか行ける!と歩きました。曇り空で六甲最高峰から眺望はありません。休憩所からみた宝塚はゴールも近いと気持ちも軽くなり、アスファルト道脇のオシャレな家を見物しながらゴール!

やったー!!今までにない達成感を味わった六甲縦走でした。

鈍足な私をメンバーにいれて下さったこと、皆と励ましあって歩けたことに感謝です。

 

頑張った!六甲山縦走

             幸江N

 以前から興味があった六甲全山縦走を、2日間に分けて歩いてきました。計画の話が出た時点から、何としても完遂したいと思い、トレランの靴を購入、2回のトレーニング山行を実行し、自主トレーニングにも励みました。

 1日目は30km、天気は晴れ。須磨浦公園から出発し、山と住宅地が交互に現れる道を進みます。須磨アルプスでは神戸の街並みを見渡せましたが、晴れているのに景色は霞がかっていて残念でした。馬の背とよばれる岩場ではテンションが上がりましたが、あっという間に終了。ここでTさんが体調不良の為、残念ながらリタイヤ。ここからの菊水山〜鍋蓋山の急登、アップダウンが最高に辛く、この時間帯の気温は何と30℃!暑くて熱中症になる直前でした。何度も自販機の炭酸で生き返り、稲妻坂、天狗道のこれまたつらい登り下りを何とか乗り越え、宿泊先のオテルド摩耶に到着。美味しい夕食と素敵な夜景で元気回復。

 2日目は再び5人そろって出発。天気は曇り、涼しい風が吹いてとても歩きやすい。それほどのアップダウンもなく、といっても25kmという長い距離を全員そろって宝塚駅ゴールできました。

 山行は土日だったということもあり、老若男女、あらゆる人々が六甲山を思い思いに歩いたり、走ったり、地元の人に親しまれていることを感じました。ワンちゃんも馬の背を登っていた!飛び跳ねるよう駆け抜けていくトレランの人たちを見て、自分も真似して走ってみたら、思いのほか気分爽快で気持ちのよいものでした。

 55kmもの長い距離を無事歩き通せたのも、一緒に歩いて下さったメンバーがいたからこそ。皆様どうもありがとうございました。せっかく新しい靴を買ったので、また長い距離どうぞお付き合いください。

 

山から港街へ降りちゃった

          孝枝T

 ロングトレイルチームの聖地?六甲全山縦走についに挑む時がきました。

ところが自分の状態は良くなく、睡眠不足と足親指の陥入爪(深爪が2股に分かれて伸びて肉に刺さる状態)に苦しみました。30kmの行程の10km程だったでしょうか。もう自分がいるとペースが上がらないと判断して、市街地を通る所で三宮に降りることにしました。残念ですが、あの爪の痛みにはかないませんでした。メンバーとはホテルで合流です。

三宮に降りればすっかり都会でした。まっ先に私は石井スポーツに行きました。

靴の前すべりを解消したくてインソールの相談をしました。

山行とは反れましたが、自分の足を再測定してもらった所、右は22cm、悪い方左は23cmでした。その差は土踏まずのアーチがつぶれて発生しているからでした。目からうろこで、インソールの調整と、相性のよい靴下、靴ひもを締めるポイント(足の甲部分をさらに締めて前すべりを防ぐ)、土踏まずのアーチを上げるテーピングをしました。

「もしかしたら明日は復帰して頑張れそう」と思い、翌日25kmはメンバーに復活しました。

最後の宝塚あたりではさすがに爪の食い込みが痛くておかしい歩きでしたが、なんとか六甲気分は味わえました。

自分にとっては収穫のある山でした。