奈良 龍王山 (585m)
<目的>歴史と山を楽しむ
<ルート>天理市トレイルセンター前P〜長岳寺〜龍王山〜崇神天皇稜〜P
<メンバー>
L:由美K SL:優子S 医療:さつきI 記録:紀久子S 会計:梅子N
<記録>
5:22 板山公民館発
7:15 石上神宮 大和神社
8:25 トレイルセンターP着
8:45 地図読み・整地出発
8:57 長岳寺を右手に案内板に進む
9:08 登山口 シダや苔が多い 道脇に地蔵さん
9:30 ベンチにて休憩(10分)
9:43 不動明王石仏が立っている 分岐があり、林道とぶつかる
10:15 田龍王社 ショウジョウバカマ自生地
10:25 南城本丸城跡 十市遠忠 武人・歌人・書家
ササユリが一本出迎えてくれた
10:35 山頂到着(50分休憩) アスレチック風の公園あり
頂上からの眺めは絶景!大和三を含む奈良盆地など一望できる
下山 分岐からすぐ柳本龍王社
樹間に小さな祠がひとつ
11:35 長岳寺奥の院分岐
11:45 立派な石仏がひっそりと立っている。高さ2メートル火焔光背おっている
12:13 六体地蔵石仏をながめる 上部欠けている
12:40 崇神天皇稜案内板(10分休憩) 山の辺の道
13:07 トレイルセンターP着
長岳寺
弘法大師が開いたとされる名刹。
趣のある美景「花寺」と讃えられる
阿弥陀三尊像をみる。
(記録:紀久子S)
タイムスリップ
優子S
奈良、山の辺の道の途中から登ることができる龍王山には、雨乞い信仰の祠があり、頂上からは奈良盆地や金剛生駒連山を眺めることができました。シダ植物やコケが豊富な山で、朝日が差し込んでいる中を歩くと、とても清々しい気持ちになります。
長岳寺の奥の院には石仏の不動明王が佇んでおり、頭、胴、足の長さのバランスが絶妙で、力強さというよりも優しさを感じました。南ルートは自然の形を生かした古墳群の横を下り、タイムスリップした気分で楽しむことができた山行でした。
歴史ある龍王山
由美K
またまた奈良にやってきた。今日、登る龍王山の山頂には南と北の2か所に別れながらお互いに呼応し1つの城を作っている龍王山城跡がある。
弘法大師が開いた長岳寺の横を通り登山口へ・・・丸太の階段が続く薄暗い登山道は強い日差しを避けることができて有難かった。時折、岩の登りも現れる。第1のベンチで休憩している時に、登山道の草をカマで刈りながら登って来られたという方にお会いする。感謝!!
少し登った所に不動明王の石仏が立っている。ここが中間点だ。登山道が明るくなり尾根にでると林道と合流する。右手に藤井田龍王社をみてUターンするように登って行くとササユリが一輪、私達を出迎えてくれた。最後の石段を登り二等三角点のある南城跡の山頂に到着。眼下には大和三山、二上山、箸墓古墳、そして下山のルートにある前方後円墳の崇神天皇陵が望める。山頂では、おやつが飛び交い楽しいティータイムが始まった。お腹いっぱい!!
下山は崇神ルートから下りる。このルートには600基ほどの古墳があるという龍王山古墳群を通る。木々が生えていて、こんもりと盛り上がっている所が古墳だ。そして長岳寺の奥ノ院に着くと高さ2メートルの不動明王が立っている。手を合わせる。山の辺の道に出て崇神天皇陵と櫛山古墳の間を通り駐車場に着いた。ゆったりと歴史を感じることができた山行だった。
さつきI
奈良と耳にするだけ、国の始まったところ。何に出会えるか楽しみに出かけた。
天理に入ると静かで空気が昔に戻っていくように感じて、自分の周りに湿った重い空気が取り巻き、日頃と違ってきた。昔の人も通ったであろう同じ道を私も歩く。いろいろ思いながら、登りはじめた。
カマで草を刈りながら、登っている人がいた。いいところを見た。「いつも登らせてもらっているから」と言われた。心が温かくなった。そのうち、奥の院、石仏も雨風にさらされて穏やかに変身していた。まるで、子供のようになっていた。年月がたって人も仏も穏やかな顔になれば最高だ。自分も望む。
下りには、古墳が並んでいるところを通過。何だか墓の中を歩いているようだ。
あいさつしながら下った。今までと何かが違った雰囲気の中で過ごした一日だった。頭の中が古墳、天皇、城址、漢字も読めない。いろいろありすぎて熱が出そうな「笑」「笑」「笑」一日過ごした。
龍王山
梅子N
天理市トレイルセンターP発、歩き易い道が続き暫くして急登になる。山道脇に御地蔵さんが点在していた。不動明王石像は雨風に削られてか、お顔が優しく見えました。
ササユリが一本そそと咲いていました感動でした。龍王山山頂で崇神天皇稜、櫛山古墳等々がよく見えました。
石像に癒された楽しい山行でした。
ゆったりと
紀久子S
奈良!歴史や風景が醸し出だす独特の味わいがある。古代ロマンがいっぱいで、あちこち巡ってみたくなる。
天気にも恵まれ、朝一番に石神神社にてお参りをする。木造の鳥居で最古の宮。
格式の高さにうたれる思い、愛嬌のある神鶏が出迎えてくれた。思わず山行を忘れそう。
山の辺の道から登り始め、長岳寺の横を通り、丸田の階段や岩盤や急な下り、雑木林あり、平坦な尾根道を過ぎると田龍王社の祠、そして山頂に到着と、変化にとんでいた。大パノラマ!眺めは絶景!
奈良盆地や古墳など一望できました。
下山途中には、長岳寺奥の院で立派な鎌幕時代の不動石仏に出会う。大きさにびっくり、年月が過ぎて穏やかな顔をしていた。
山の辺の道、沿道には古墳が多く万葉集、歌碑が建てられていた。石仏もあり、歴史の道を歩き身も心も癒された楽しい山でした。