鈴鹿      御在所岳(1212m)

 



<日程>2015年6月27日(土)

<目的>クライミング

<ルート>裏道〜前尾根〜御在所岳〜中道

<メンバー> 

L:新海時生 SL:志貴子I 会計:圭音留H 記録:由美K

<記録>

6:00 知多信P出発

8:05 駐車場出発

8:50 テスト岩でロープワーク、降下の練習 

10:10 終了

10:20 P7クライミング

11:00 P7中間点到着 休憩

11:20 P7終了 P6開始

13:27 P6終了 降下して移動

14:17 P7中間点到着 休憩

14:35 出発

  15:08 藤内小屋にて休憩

15:20 雨が強くなりカッパを着て出発

16:05 駐車場着

(記録:由美K)

登れない!!

由美K

今回、前尾根に挑戦することになった。昨日の雨で沢が増水している。岩は濡れているだろうなぁ・・・ 大丈夫かなぁ・・・と心配になる。テスト岩でロープワーク、懸垂下降の練習を時間をかけて確認して、いよいよ前尾根に。

ザックを背負ったままのクライミングは、いつもの身軽なクライミングとは大違いだ。手は掛かってもザックの重みで体が上がらない・・・岩が濡れていて滑る。いつもと違うクランクの岩・・・岩の割れ目に手を入れてみても思うように手が掛からない。登り始めから立ち往生。サブリーダーから指示が飛ぶが思ったように登れない・・・悲しくなってきた。でも、ここで止めるなんて出来ない。必死によじ登り少しずつ少しずつ上に行く。何とか中間点にたどり着いた。手は震え足もがくがくだ。これでは先に行けないよ・・・

リーダーの判断で、ここからザックをデポすることになった。背中が軽くなり、そこからは何とか登っていけた。頑張ってP6終了!眼下に素晴らしい景色が広がっている。感動!

ここから懸垂下降する。下降の手順を覚えてくるようにとの宿題にドギマギしていた。出来ないときはバツゲーム付きだ。少し形が変わるとこんがらがってしまう。もたつきながらも何とか出来た。ホッとする。

中間点まで戻り休憩をした。お腹がペコペコだ。目の前に、この前登った一壁が見えている。それにしても存在感がある。スゴイ所に来ていることを改めて感じる。

下山は緊張から解放されクライミングを無事終える事ができて足取りも軽かった。下山の途中で雨も本降りになり藤内小屋に着くころにはドシャ降り・・・クライミング中でなくて良かった。

皆さん、ありがとうございました。

 

緊張・不安だけど挑戦

              圭音留H

何日も前から緊張していました。今日は名前のよく聞く前尾根です。まず、テスト岩でザイルワークの復習をしました。そして、いよいよP7から挑戦です。下からみているとクラックがあり、手や足のかけれる所がありそうですが、いざ取り付いてみると、滑ったり、力をかけるところがありません。下から、Iさんが、右にある!と教えてくれますが私の技術では、思い切って体重移動ができません。四苦八苦して登りきると、手や足が震えていました。P6を挑戦していたら、小雨が降ってきたので、今日のトレーニングは終了になりました。

気長に付き合ってくださるSさんに感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございます。

 

濡れた岩は緊張する

志貴子I

 濡れた岩は滑るかどうか緊張して疲れる。

私の前を登る二人がギアーギアー言って登るので自分まで登れるか不安が募る。

特にP7は手をクラックに入れると砂が付いてくるので入れたくなく外の岩をこまめに探していくが何となく滑りそうで不安感がある。岩が濡れていると足はまだ良いが手が握ったつもりが滑りそうになるのでイヤだ

みんな頑張って登ったよ。2,3回行くと楽に登れるようになるよ・・・と自分は恐怖心がなかなか取れないが・・・

毎回チャレンジ

              新海時生

 カトハマいよいよ前尾根初挑戦です。

急きょさんもサポートとして付き合ってもらう事となりました。先月の一壁から少し間が空いてしまったので、クライミング前にテスト岩で確保と初のマルチピッチ(しかもフォロー3人体制)に対する組立、懸垂下降などをじっくりと練習です。天気のせいか全く人も来ず、ゆっくりやれました。2人も家でちゃんと練習してきたようでおおむねハナマルです。

 さていよいよP7取付き。雨は朝方まで相当量降ったようで岩もまだ結構濡れてベタベタ。「苦労するかな?」という不安はありましたが、まあ行ける所までと取り付きました。P7、1ピッチは2人揃って大苦戦です。さんがいてくれてよかった。ここでちょっと作戦を変更し、脇道にザックをデポさせて空身でP6までとしました。その後は思ったより順調に登り、P6頭でちょうど空模様も怪しくなってきたので懸垂で巻き道に降り、帰ってきました。いろんな岩場を経験し、苦労しながらもだんだんとクライマーらしくなっていくのを見ているというのも結構楽しいものです。

さあ次はヤグラ目指してガンバルぞ!