第34期HFMC夏山合宿 2015年7月25日〜27日

蓮華岳・針ノ木岳から鹿島槍ケ岳へ

鹿島槍ヶ岳南峰頂上

半田ファミリー山の会の第34期夏山合宿が実施されました。

期間は2015年7月25日(土)〜27日(月)の二泊三日。

目的は、「打合せ、トレーニング、準備、本番までの共通の体験を通して、無雪期の登山技術の習得・習熟、および平準化を狙いとし、会の登山力量の底上げを図る」としました。参加メンバーに無雪期の生活・行動の知識・技術を習得・習熟することによって、これからの会の登山活動を支えていってもらいたい、という趣旨です。

山域は北アルプス。扇沢から針ノ木雪渓を登って針ノ木小屋、蓮華岳を往復、針ノ木岳〜スバリ岳、赤沢岳、鳴沢岳、岩沢小屋岳〜爺ケ岳〜冷池山荘、鹿島槍(南峰)を往復、赤岩尾根から大谷原へ下山という計画でした。

 5パーティー23人のうち、Aパーティー5名は日程の関係で二日目に全員で針ノ木岳山頂に立ったあと、本隊(B〜E)と分かれて往路を扇沢へ下山、帰半。本隊4パーティー18名が爺ガ岳を経て冷池まで縦走、鹿島槍ヶ岳を往復したあと、大谷原へ下山しました。

 出発前には台風12号の動きが心配されたが、直前に進路がずれ、暑いけれども全般的に晴れで推移し、三日間とも、晴天に恵まれました。

 


【合宿の流れ】

第一日目(7月25日。快晴)

マイクロバス一台、乗用車一台(一泊二日P)で半田を出発。扇沢から大澤小屋を経て針ノ木雪渓を登り、針ノ木小屋テント場で設営後、蓮華岳を往復。

大澤小屋で休憩した際、小屋番から、「針ノ木のテント場に5張り(私たちの設営予定テント数)を張るスペースはない。素泊まりで小屋に泊まってもらうか、北葛、種池まで行ってもらうしかない」と言われたが、「針ノ木で判断する」と答えて行動を続けた。<行動時間約7時間>

 

第二日目(26日。快晴)

撤収後、針ノ木岳に向け出発。山頂で分かれたAパーティーは扇沢に下山。本隊は、スバリ岳〜赤沢岳〜鳴沢岳〜新越山荘〜岩小屋沢岳〜種池山荘〜爺ヶ岳南峰〜冷池山荘まで縦走。種池山荘から冷池山荘までは、少し疲労の見えるメンバーだけでパーティーを編成最後尾を歩かせた。<行動時間 Aパーティー約5時間、本隊約12時間>

 

第三日目(27日。晴れ)

テント場から鹿島槍ケ岳南峰を往復後、赤岩尾根を下降し大谷原へ下山。<行動時間約8時間>

 好天に恵まれ、所期の日程を基本的にすべて消化することができた。目的に照らしてどうであったか、という点では、一つの山域のあの区間をみんなで歩いたことを、経験として共有できたことに大きな意味がある。個々に残る思いや足りない点、問題点、反省点など、新たな課題を見つけた会員は、これからひとつずつそれらをつぶしていくことになるだろうと思う。5人と18人、計23人全員、けがもなく一つの合宿という取り組みを終えて帰ってきた、そのことをまず良としたい。

(文責:洞井孝雄)


【日程】2015年7月25日(土)〜26日(日)Aパーティ

                 〜27日(月)BパーティからEパーティ

【山行目的】打合せ、トレーニング、準備、本番までの共通の体験を通して、無雪期の登

山技術の習得・習熟および平準化を狙いとし、会の登山力量の底上げを図る

【ルート】扇沢〜針ノ木雪渓〜針ノ木小屋〜針ノ木岳(Aパーティ)

     〜赤沢岳〜爺ケ岳〜冷池山荘〜鹿島槍ケ岳〜大谷原(B〜Eパーティ)

【メンバー】

Aパーティ 

L:三郎O SL:孝俊K 渉外:洋介S 気象:由記H 医療:佐枝子M

 Bパーティ

  CL:洞井孝雄 SL:志貴子I 気象:晋平Y 記録:那津子M

 Cパーティ

  L:良子I SL:清子S 渉外:征季W 食担:由美K 装備:良子M

 Dパーティ

  L:板津彰伸 SL:加代子O 医療:厚子N 医療:幸江N 装備:紀久子S

 Eパーティ

  L:一則O SL:聖子S 食担:圭音留H 気象:伸子S                                                        


 

【記録】

7月25日(土

4:03 半田アイプラザ発

8:04 扇沢P着

8:28 出発

9:48 大沢小屋。休憩

9:57 大沢小屋出発

10:25 針ノ木雪渓入る

11:45 休憩

11:53 出発

12:38 雪渓終了。休憩

12:50 出発

13:10 休憩

13:18 出発

13:45 針ノ木小屋着

14:00 幕営地着。設営開始

14:15 テント設営完了

14:50 針ノ木小屋前集合

15:00 蓮華岳へ出発

16:00 蓮華岳山頂着休憩

16:15 発

16:45 針ノ木小屋着 

17:45 テント場着 夕食、

18:30 就寝

<針ノ木雪渓を登る>

26日(日)7月

2:30 起床 朝食

4:30 テント撤収後出発

5:15 針ノ木岳着。休憩

5:23 出発

<Aパーティ記録:三郎O

5:25 本隊と別れる

6:10 針の木小屋に到着(小屋にて軽アイゼンを借りる)

7:00 発

7:30 雪渓にてアイゼン装着

8:30 雪渓終了点

9:30 大沢小屋に到着(小屋へ軽アイゼン返却)

10:30 扇沢バスセンターに到着


<スバリ岳への岩場>

<本隊(B〜Eパーティ)記録>

6:09 スバリ岳。休憩   

6:15 出発

7:13 休憩

7:20 出発

8:13 赤沢岳。休憩

8:20 出発

9:17 鳴沢岳休憩

9:25 出発

10:13 新越山荘。休憩

10:25 出発

11:23 岩小屋沢岳。休憩

11:33 出発

13:00 種池山荘。休憩

13:20 出発

14:10 爺ヶ岳南峰。休憩

14:16 出発

14:50 休憩

14:56 出発

15:33 冷乗越。休憩

15:40 出発

16:05 冷池山荘着

16:20 テント場着 設営 夕食

19:00 就寝

 

7月27日(月)

3:30 起床

4:20 一部テント撤収、鹿島槍へ向け出発

5:18 布引山。休憩

5:24 出発

6:15 鹿島槍ヶ岳南峰。休憩

6:25 出発

7:10 布引山

7:15 休憩(衣服調整)

7:22 出発

7:55 テント場着 撤収

8:10 出発

8:15 冷池山荘。トイレ休憩

8:30 出発

8:50 冷乗越。休憩

8:56 出発

9:22 白樺平。休憩

9:32 出発

10:00 休憩

10:08 出発

11:00 休憩

11:10 出発

11:57 トンネル前で休憩

12:05 出発

12:55 大谷原林道ゲート着。マイクロバスと合流。大町温泉で入浴した後、帰途      につく

18:30 半田着

             (記録:一則O)


<冷乗越より>

 

夏合宿を終えて

紀久子S

素晴らしい天気に恵まれなんとか合宿を終わらせることができて、ホットしています。今回で合宿は3回目となりますが、夏合宿は初めてなので、ストレス・プレッシャー・睡眠不足のためか、目にきてしまい前日あわてて眼科に、自分の生活を振り返って心当たりはありませんかと言われた。

登山口から、樹林帯に入り赤沢を渡ると大沢小屋がある。ザレタ登山道を登ると針ノ木峠となる。比較的なだらかな登山道を登って到着、山頂は360°の展望。

針ノ木雪渓。日本三大雪渓のひとつで楽しみだった。落石に注意して歩いた。頼もしい男性たちが足場を作ってくれたのでキックステップの必要もなく歩けた。凄く助かった。絶景コースを目の当りにして気持を引き締める。寝不足のためか体にこたえる。山頂からの大景観。厳しい岩稜のズバリ岳。赤沢と進む。剣・立山がどかんと見える。鳴沢岳への稜線が美しい。道のりが長く三点支持で岩をよじ登る。よく歩いた気がするが半分も歩いていない。

蓮華岳山頂付近には、コマクサ咲いていた。布引山周辺の稜線には、チングルマなどお花畑で高山植物がすばらしかった。鹿島槍ケ岳まで早朝散策、風が気持ちよくすがすがしい気分爽快、日の出も見えた。感激。

打合せからトレーニングと皆様と共に頑張ってきたおかげで、長い道のり歩き通すことができました。何度心が折れたか分からないほど、後方からのにぎやかな声にはげまされながら、仲間がいたから達成できました。

本当に感謝しています。ありがとうございました。

 

初めての夏合宿

那津子M

 いよいよ夏合宿。緊張と不安で胸がいっぱい。山小屋泊まりでの山行はこれまでにも経験していたが、長年の友人たちとのお気楽山行とは違う。こんな風に山行前に緊張してしまうなんて初めての経験。

 一日目。扇沢を出発し雪渓にたどり着く前に、既に暑さとザックの重さでバテバテ‥。雪渓では先頭を行く方達が一生懸命ピッケルで足下を確保しながら進んで行く。こんな長時間雪渓を歩くのも初めてで、こんな風に進んでいくものなんだ!と早速勉強になった。ただ後ろを着いて行くだけでも疲れたのに、先頭で代わる代わるピッケルを握って下さった皆様、本当にお疲れ様でした。私は、雪上の歩き方が分かっておらず、前を行く石黒さんの足跡通りに歩いているつもりなのに何度も足を滑らせてしまった。早々に今後の課題が出来ました。

 やっと辿り着いた一日目のテン場。合宿前にテントの設営の仕方や、テント生活を教えて頂いて居たのにも関わらず、新人の私がアタフタして居る間にあっという間にテントが張られ、結局殆ど何も出来ず先輩方の動きの速さに目をみはるばかり。

 身軽になって蓮華岳ピストンを終え、遂に初めてのテント生活。我慢して居た空腹も洞井さんお手製の美味しいラスクと、夕食で満たされました。就寝前にテントを出た途端にフライの紐に引っ掛ってしまった。自分では元あった様に直したつもりが、これが大きな間違い。夜中に風でフライが外れY君に直して頂くことになってしまった。足を引っ掛けた時点できちんと先輩方にご指導願うべきだったと心より反省。

 二日目。どんな所でも寝られるのが特技だと思っていた私が、テントでは殆ど寝られないまま起床。遂に憧れの稜線歩きが始まった。お天気は昨日に引き続き快晴!!景色も最高!…が、憧れは憧れのまま大切にしておくべきだったのかも…と思えるほどに稜線歩きが辛い。風が吹くとザックの重みで身体が傾き怖い。「もう無理かも…。」と弱音を吐くと「ダメですよ。今日の楽しみは夕飯だけなんだから。荷物があるんですから!」との一言。これが効き、その後も何度も「もうこれ以上無理かも…」と思う度に「ここで根を上げたら、皆さんにご迷惑をお掛けする事になる。荷物が重いのも、皆同じなんだから。辛いのは私だけじゃない…。共同装備や食材があるんだから頑張らないと!」と必死に自分に言い聞かせ、周りの皆さまの助けも在りなんとか二日目を歩き通す事が出来た。夕食のカレーライスの美味しかった事!頑張って歩いた甲斐が在った。夜は昨夜に引続きほぼ一睡も出来ないまま。頭ふらふら。

 最終日は、テン場から鹿島槍ヶ岳のピストンで始まる予定だった。が、私は二日目の急な体調の変化への備えが不十分だった為、泣く泣く諦めテントで待つことに。これも今回の合宿での大きな反省点になった。非日常の場に身を置いた際に起こりえる体調の変化と言うものにもっと気を配り備えを万全にするべきだった。

 下山開始。辛かったばかりではなく、最高のお天気に恵まれた三日間。素晴らしい眺望ともお別れ。少し寂しい気もするが、下山中は、早く三日間の汗を流したくて堪らない。最後の林道歩きが永遠に続くかと思われた頃に、お迎えのバスが見えた。やっと終わったよ〜!重いザックともお別れ。

 合宿全体を通して、自分の体力の無さを改めて痛感した。岩場ではルートファインディングが瞬時に出来ない事が今後の課題。洞井会長が素敵なお写真を沢山撮って下さった。良い思い出になりました!三日間全ての事に感謝の気持ちで一杯です!

 

熱かったけど

由記H

 今回は1泊2日での参加でしたので皆さんと最後までご一緒できなかったですが、皆さんで雪渓を一緒に登りテント生活をし、楽しい夕食、天気もバッチリでとても楽しく過ぎてしまいました。今回2度目の気象担当に手を上げさせていただき、何とか天気図をかけるように。まだまだ天気図を読むのは難しいなぁ・・・。でも今回はじっくり50分かけて気象が出来、楽しく出来たので気象が少し身近になりました。

 

夏合宿・縦走できた!

征季W

 半田ファミリー山の会へ入会してから合宿に7回参加させて頂きました。今年の夏合宿では、計画書通りに全てを縦走できたのは初めてことで、とっても充実した合宿になったと思います。1/7が多いのか少ないのか?はよくわかりませんが計画通りに歩くことができ、本当にうれしく思います。

 今回も渉外として頑張ったつもりです。が、駐車場があんなに込み合うとは思ってもみませんでした。事前のリサーチ不足でした。テン場と小屋とトイレが離れているとは調べてわかっていたつもりですが、実際に着くと自分もバテ気味で一旦テン場へ上がってからいつものようにお水とかドリンク類を買いにこないといけないと思うと、疲れが溢れ出して、みなさんに助けて頂き、助かりました。

 パーティは女性陣4人に囲まれてのパーティでした。本当にたくさん、あるいたと思います。疲れてグッタリとして歩いているとリーダーから本当に絶妙に励ましの言葉が飛んできて、元気が出て来ました。素晴らしいタイミングでした。

 山は雪渓ありと岩場ありと変化に富み歩きがいのある登山道でした。お花もたくさん咲いていて、お花の形と色と名前が頭の中でシャッフルされて、もうわからなくなってしまっています。そして、お天気にも恵まれて素晴らしい山での3日間を過ごすことができました。

去年の夏合宿に登れなかった鹿島槍ケ岳も登ることができて、良かったです。あとは、鹿島槍ケ岳から五龍を繋げば去年の合宿のリベンジにもなると思います。

 

2015年夏

孝俊K

 夏合宿に行ってきました。山は扇沢〜針ノ木岳〜爺ヶ岳〜鹿島槍〜大谷原に下山という2泊3日の壮大なプランだが、私は仕事の都合で1泊2日で針ノ木岳まで。扇沢から針ノ木峠に登るルートといえば、日本三大雪渓のひとつの針ノ木雪渓。アイゼンなしの雪渓登りは楽しみである。初日は扇沢。人気の登山口だけあり、駐車場はいっぱいのためやや下の駐車場に止めた。大沢小屋までの道は樹林帯に覆われ暑く夏山がスタートしたんだと感じる。大沢小屋で針ノ木小屋のテン場の状況を確認。すでにいっぱいで張れないかもとの情報。リーダーが打ち合わせをしていたが、ひょっとしたら大沢小屋でテントを張って針ノ木ピストンもありえると考えていたが、判断はそのまま針ノ木小屋を目指す。針ノ木雪渓には雪がぎっしり。みんなストックのみのためピッケルで足場を作りながら登る。交代で足場を作るがなかなかの重労働。雪渓を登り切り針ノ木峠に。予想通りテン場はいっぱいなので10分くらい登ったところの平地に張る。夜はみんなでワイワイやりながらの夕食で楽しかった。次の日は朝早く行動。行動の前にトイレに行きたかったが、まさかのヘッデンの電池切れ新しくしたばっかりなのに。しっかり事前確認が大事。針ノ木岳の頂上は晴天で北アルプスが一望。1泊組は残念ながらここまで。本体を見送り下山を開始。のぼりであれだけ苦労した雪渓も下りは容易。あっというまに扇沢に到着。扇沢から見える稜線をみながら本隊はどこまで行ったんだろうと思いながら帰宅。

 任務は渉外だった。今回は計画書を書くという重大任務を実施。1枚でなんとか納めるように、名前の欄を工夫したりした。装備、医療、気象などはそれぞれの担当が調べていただいた内容を反映させるように頑張った。

 

心配事

伸子S

今度の合宿は雪渓を登る。雪の上を歩くのはどうも苦手。滑った前科のある私は慎重にならざるを得ない。雪渓歩きに備えて新調した靴は足に合わない。ウ〜ン!でも、先頭部隊がステップを切ってくれたお蔭で難なく歩けた。むしろ雪が無くなってからの方がエラかった。

トレーニングにもあまり参加できなかったのでこれも不安。2日目の長丁場を歩けるだろうか?が、これもリーダーのペース作りのお蔭で何とか歩ききった。

夜は眠れるだろうか?入眠剤を服用したが有効ではなかった。暑かったのでがぶ飲みした水のせいもあってか3日目は体調が思わしくない。皆さんが鹿島槍ヶ岳へ行っている間テントキーパーをさせてもらった。留守になったテントの中で体を伸ばすと何とも良い心地がして動けなくなってしまった。ハッとしたのは皆さんが帰ってきた気配を感じた時。シマッタ!荷物のパッキングが遅い私は皆さんが帰ってくる前にパッキングを終え、お迎えしなくてはと思っていたのに、結局待たせる結果になってしまった。あぁ〜、今年も黒星。でも、ゆっくり出来たお蔭か下りの難路も長い林道歩きもさして苦にならなかった。

今年の合宿、自己採点は50点かな。

 

勉強になりました

             圭音留H

合宿の食事はいかがでしたか?食材をスーパーで研究し、夕飯のおかずにして試食し、担当

同士で意見を出し合い、先輩方にいろいろ聞き、足りないものがないように、余分にもなら

ないように、計りで測り、最大の努力はしました。

思うと 今回は、長時間歩くルートでしたが、なかなかトレーニングができず、焦るばかりでした。いざ本番、最初の挑戦は、雪渓です。ピッケルで雪の階段を作っていただき、私たちは、歩きやすく、安全に登る事が出来ました。ありがとうございました。

 二日目の挑戦は長時間です。最初、種池小屋までを目標にしましたが、種池小屋がみえてから、気が緩んだのでしょうか、なかなか着かず、疲れがどっと出てしまいました。冷池山荘まで3時間あります。頑張りどころです。

 3日目は、早朝、鹿島槍までピストンです。ザックが軽いとこんなにも楽かと、余裕で花を見て楽しめました。冷池山荘に戻ると、重い荷物を持ち、大谷原まで、一気に下山です。ああ荷物が重い!でも分岐より荒れている登山道を慎重に歩いていると、ザックの重いのを忘れてしまいました。

 今回、荷物を持ちすぎ、重くなってしまいました。もっと工夫をすれば、楽になり山を楽しめたと思います。いろいろ勉強になった合宿でした。同じパーティーの方にも随分お世話になり、ご迷惑をかけてしまいました。

ありがとうございました&すみませんでした。

 

2回目の夏合宿

              幸江N

@  準備

・トレーニング山行は4回参加し、特に自分は重い荷物を持つと途端に歩けなくなるので歩荷を意識して行いました。

・任務は医療となり、「虫と捻挫」について調べ、ポイズンリムーバーを個人装備とし、ギブス君の購入をお願いしました。

A  本番

・テント生活

テント生活に不安があった為、事前に練習の機会を与えて頂き、張ることと撤収はスムーズにできましたが、食欲のなさから食事の準備に時間がかかり、作ったご飯も食べきれず寝る準備にも時間がかかり、Lの的確な指導に助けられたことが大きかったと思います。

・課題点

今回は先頭のパーティーとなり、2番手を歩くことが多く、先頭のLの指示を上手く後ろに伝えきれずにいたことがありました。

また、自分の目の前や足元しか見ておらず、後ろのメンバーとだいぶ間が空いてしまったことに気が付かなかったりとパーティー行動の基本がなっていませんでした。そして、体調不良のメンバーの荷物を持ったら、逆に自分がバテそうになり、全く役に立たず、情けなく、申し訳なかったです。総じて、自分の体力のなさは勿論のこと、他人への気遣いが足りなかったことが原因です。

板津さんは、同じパーティーのメンバーを一人一人よく見て、全体も見て、的確に指示を出し、すごいなぁ!と思いました。自分は足元にも及びませんが、少しでも見習えるところは真似していきたいです。

・気づいたこと

種池山荘を出発する前、良子さんの「こんな好天に恵まれることはそうそうないから、頑張って歩きましょう!」という言葉に力が漲り、冷池山荘まで何とか頑張れました。どれだけ疲れていても、お互い声を出すことで活気づき、良い効果が生まれるのだと思いました。

・良かったこと

昨年とはルートは違いますが、一年越しに鹿島槍ヶ岳の山頂に立つことができ、感慨深かったです。朝日に照らされて赤く輝いた剣岳の美しさは目に焼き付いています。念願だったアルプス縦走、可憐なお花にもたくさん遭遇でき、とても充実した3日間でした。昨年より多少は成長したかもしれませんが、逆にそれ以上に課題がたくさん見えてきました。

合宿で得たことを、今後の山行に活かしていきたいと思います。

みなさま、ありがとうございました!

 

頑張った食坦

由美K

3年ぶりに夏合宿に参加した。3日とも素晴らしい天気に恵まれ、全ての日程をやり遂げることができ、とても充実した合宿になった。山々の美しい姿、初めて登る雪渓、可愛い花々を見ながら歩き、ブロッケン現象、御来光、美しい夕日、星空などの偉大な自然に触れ感動の3日間を過ごすことができた。

私達のパーティは、辛い登りでは皆で声を出し励まし合ったり、山の名前や花の名前を言ったりしながら楽しく登った。(少し、うるさかったかな?)Lが上手く皆をまとめてくれていて、皆も協力しあい、とても良い雰囲気の中で行動できた。感謝、感謝!!

今回の私の任務は食坦。ほとんど経験のない3人で担当することになった。まずは、先輩方から、色々と意見を聞き情報収集。メニューを決め、何をどれだけ用意し、どのようにパッキングするのか・・・食材をどのように分けるか・・・。合宿2日前に3人で食材を2時間程かけて分けた。ああでもない、こうでもないと言いながら重さ、量、生ものなど組み合わせを色々と考え、なるべく均等になるように考えたつもりだが・・・神経を使う。

食材を揃えるのも大変だ。なるべく軽く、腐らず、かさばらないような物はないかと食品売場に行くたびに、隅から隅まで見て回る。その中で、今回、私の中の大発見が顆粒状のカレールウ!!軽くて早く溶けるし、まずまずの味。いいもの見っけ・・・何だか嬉しくなる。

食坦になったことで、あっちこっちとスーパー巡りの日々を過ごすことになったが新しい商品や便利な食材を見つけたりできて以外に面白く勉強になった。

勉強と言えばもう一つ、二日目の夕食のカレーを作る時に水を多めにしてカレースープにすることをLから教えてもらった。ご飯も食べやすく美味しい。食欲が無いときでも食べられそうだ。皆が良く食べ完食!!Lから「今回の食坦、○」と言ってもらえた事、
「頑張ったね」と言ってもらったことが凄く嬉しかった。

今回、合宿に参加できたことで皆さんとの一体感を感じる事が出来た。そして以前よりも少し成長した自分を発見することができ、嬉しかった。

皆様、ありがとうございました。

 

2015夏合宿

三郎O

-----担当:食糧担当-----

ほぼ初体験の食糧担当となった。

・メニュー

 →栄養よりも食べ易さ・美味しさを考えた献立

・夏場に野菜を持っていく時の工夫→ペーパーで包みラップを掛ける

・肉の運搬 →肉屋で冷凍にして貰った物を行動中に自然解凍

・α米の目安 →50g/人として換算する程度で良い

M田さんから他にも細かく指導を受けました(私、キューリも切れませんでした)

 

---トレーニング・打ち合わせ----

目的を決めたトレーニングが計画され皆さん積極的に参加してくれたと思います

ヒルの発生山域でも多くの参加者があり良かったです。 打ち合わせには仕事の都合で数回、参加出来ませんでした 反省会も参加出来なかったことは反省しています。

-----合宿山行----

私は、一泊二日パーティだったので雪渓を登り、蓮華・針の木まででした。

雪渓でキックステップをメインに登る予定でしたが、いつの間にかピッケルでの足場作りの練習になってしまいました

そう言った意味ではステップを掘った人には良い練習になりましたが、キックステップをあまりやった事の無い方々には、進歩する機会を奪ったかとも思います 

それでもなにより、登り易くなったことは間違いないでしょう。

 

久しぶりに

             佐枝子M

 この2年は家庭の事情で夏合宿に参加できず、久しぶりに1泊だけだが参加することができた。個人で行く山行と違い、合宿となるとトレーニング、打ち合わせなど、気持ちも体力も数段積み上げなくてはならない。大変と言えば大変なのだが、この年になって学生のように老若男女交え、打ち合わせしたり、行動したりするってちょっと無い事と思えばおもしろい経験かも知れない。

初めて医療を担当したが、以前と違いそれぞれがテーマに沿い、色々調べ発表するという新鮮さにふれ、機会があったら参加したいと思っていた、県連の救急法を初めて受講した。お蔭様で20年あまり使うことなく過ぎてきた、三角巾とかテーピングとかの使い方を学ぶことができた。本番はみんな元気で医療の出番は無く何よりだった。テント場は満員で結構な斜面だったが、一緒に食事をしたり楽しい時間を過ごす事ができた。天気に恵まれ良い合宿だったと思う。   

 

合宿を終えて

志貴子I

久しぶりに2泊3日の合宿が出来ました。

3年間雨に遭ってルートをすべて歩けませんでした。今回は久しぶりに計画道理出来ました。重い荷物を持って20人を越える人数で歩き通すと言うことは並たいていでは無いと思います。天候に恵まれたのも一つの条件だったし皆さんの協力が何よりもこの合宿を成功に導いたものだと思います。

皆さん有り難うございました。不完全燃焼がどこかへ飛んでいきましたね。これで次へのステップに踏み出してください。宇蓮山のトレーニングはきつかったですがこれが良い力になったのではないかな?又どの担当も熱心に取り組んでいる姿が見られましたし

いつも天気に恵まれるとは決まっていないし夕立もあるのでいざというときのために万全の装備で取り組んでいきたいと思いました。皆さんお疲れ様でした。

 

目的に対して不十分

洋介S

 夏合宿の目的は「打合せ、トレーニング、準備、本番までの共通の体験を通して、無雪期の登山技術の習得・習熟および平準化を狙いとし、会の登山力量の底上げを図る」である。参加者は23名、新人からベテランまで共通の体験を通し、補いあい切磋琢磨し少しでもレベルを上げ、今後の山行に生かしていくという狙い。

さて目標に照らし合わせて結果はどうだったでしょうか。打合せは6回中4回参加、山行TRは4回中1回、渉外担当として概念図作成、本番は3日間組ではなく2日間組に参加。これまでの合宿に比べ、取組が特にTRと各担当任務が不十分であった。その理由の一つは、7月初めに肩の捻挫をしてしまったこと、もうひとつは任務担当人数が多く他の方にお任せしてしまことが多かった。反省としては、ケガをしない(合宿に限らず)、この機会に何を学び取るのかという意識が必要と改めて感じた。

そういうかとから、合宿第1回目の打合せで参加目的を述べる時、自分としての意志
(何を学びたいのか、どうような体つくりをしていくのか)が重要なことと言える。

今回、初めて雪渓歩きを経験した。雪渓の歩き方や注意点を学ぶことができたのは収穫と言える。次回の合宿参加では積極的な関わりをもち様々なことを学びたいと思う。

 

鹿島槍を目指して

晋平Y

 「ヤスエ!前に来い!」「はい!!」

日本三大雪渓、針ノ木雪渓を登る。積雪量は事前情報通りでした。板津さんからお借りしたピッケルを振りかざして、雪渓にステップを刻んでいくが、氷が硬い箇所もあり、なかなか捗らず苦戦した、全体のパーティにご迷惑をお掛け致しました、申し訳ないと思っています。

会に入り、初めて夏合宿に参加しました。天候は山行3日間、雨1滴も降らないピーカンの天候で、しっかりと頬・首筋と日焼けさせて頂いきました。

任務担当は気象でした、時間的制約で今回はラジオによる気象通報で天気図の作製は出来ませんでした。台風の動きや太平洋高気圧の勢力、梅雨前線の動きなど合宿前に天気図を描き、事前に気圧配置を把握して合宿に臨みました。

今回の合宿で印象が強かったのは、1日目の7/25針ノ木小屋幕営地、深夜00時半頃。「バタバタ」フライシートがたなびく音で目が覚める。あれ?もしかしてフライが外れている?Lに報告して指示を仰ごうか。入り口に向かい右側の張り綱だけだ。テントの外に出て状況を確認してフライを直す。テント、フライ全体をひと通り点検し、テントの側で一段落する、思わず手元を照らすヘッドライトの明かりを消す。宵の口まで輝いていた月は沈んで、満天の星空が明日から歩く後立山連峰の稜線をくっきりと照らす。スバリ岳、頭上を通って蓮華岳にかけ天の川がクリアにかかって蠍座に伸びている。「スゲェ」圧巻だった。暫し一人でこの夏の星空を堪能させて頂きました。

二日目、稜線上。「あれが劔の八ツ峰で、あの雪渓が三ノ窓に繋がっている。」と、写真や資料では無く、実際の劔岳を眺めてのご説明ありがとうございました。

夏合宿山行計画通り扇沢から針ノ木岳、鹿島槍ヶ岳まで歩き通せました、とても有意義な時間を過ごすことができました。そして皆さま、お疲れ様でした。

 

合宿を終えて

良子I

3日間、極上の天気に支えられ、「夏合宿」をおなかいっぱい体験、経験できました。

合宿に向けてのトレーニングでは、個人的にだんだん「これぐらいやれば、いいかな」という甘えがでてきて、真剣度が足りなかったかなと感じています。担当の装備としては新しい方々が大活躍してくださって、私は口を出しただけでした。返却後の点検も私以外の方々でやってくださるそうで、申し訳ありません。ありがとうございます。またCパーティのリーダーとしては、パーティがひとつにまとまっていたなと実感でき、とても嬉しく、メンバーの皆さんに感謝しています。テントの設営・撤収もスムーズでしたし、テント生活も、ちょっぴり元気が良すぎましたが、無難にこなせたように思います。行動中はお互いに助け合い、しんどい時ほど声を出し合い、集中するときは集中して行動できたように思います。最終日、メンバーの一人がザックを落としてしまうというミスがありましたが、最後まで気を抜かないように、今後に生かさなければいけないと思っています。パーティ間の連携としては、よく状況がわかる時と、まったく分からない時との差があったかなと感じましたが、夏合宿が初めての方も、体調が優れない方も一生懸命行動している姿を見て、「私もしっかりやらなくては!」と何度も思った合宿でした。そして今回、一番感動したことは・・・すれ違ったたくさんの登山者の方々でした。というのは、私たちが通過する際、人数が多いため、どうしても時間が掛かってしまいます。それなのに、皆さん、にこやかに挨拶して下って、多くの励ましの言葉をかけていただきました。最後に通過することが多かった私は、それに応えるべく、元気に、明るく、心を込めて、できるだけ一人一人の方に挨拶させていただいたつもりです。山も良かったけど、人にも感動した夏合宿となりました。

 

自分を検証

清子S

 昨年、諸事情で夏合宿を止め、さらに今春、春合宿に行けなかった私は、今後の合宿はどうするべきかを問うという今回の合宿。とりあえず、基本的な打ち合わせ会出席においてはほぼマル。(この春に仕事を辞めたのだから大丈夫だー。)さらにトレーニングもいい感じに入ることが出来た。装備担当においては、MさんSさんが率先してやってくれてまずは手落ちのないようには出来たと思う。一つ疑問点として、テルモスは要るのか?という事。私的にはグループに一つはという考えではあったけれど、実際にはあまりの暑さに不要だったかも。早朝出発の鹿島槍では皆寒いと言っていたし、私自身は暑がりで二枚重ねることは三日間昼夜通して一度も無かったけれど、熱い飲み物が一口飲みたいと思った時はあるし、天候や疲労度によっては不要でもないかもしれないと思えた。

 初日の針ノ木雪渓でステップを切ってもらって、とても有難かったのだけれど、少し歩いてはとどまる、という繰り返しは軽量ならまだしも、重いザックではかなり過酷であった。軽アイゼンを付けてしまって、ゆっくりと登るという方が、よほど早く疲労度も少ないように思えた。足が攣りそうになったし、ようやく雪渓を抜けてホッとして、しばらくは前について行けたけれど、急に失速。貧血のようなフワーとした感じになって、皆が大丈夫か休憩しようと言ってくれた。ゆっくり歩かせてもらって、事なきを得て蓮華岳も特に問題なく登れ、食事もビールもしっかり頂くことが出来た。

 二日目の長丁場はLが前を空けていいから同じようなペースで、登りや危険個所はゆっくり、声を出して頑張ろうということで肝に銘じて歩いた。(種池山荘が見えてからのあの長さ、何なのーと叫びたいくらい。)でも、歩き通せたことは快感であり、暑いと言いながらも素晴らしい景色に癒されながら楽しかった。ハクサンフウロやクルマユリ、チングルマといかにも夏の花々が次々と迎えてくれた。三日目は鹿島槍に登ってからは長い大谷原への下り。これも話しながら、注意怠りなくひたすら下った。休憩の取り方が絶妙で本当に時間の長さ感が無かった。

 総じて、天候に恵まれたのが一番。歩き通せたのは嬉しいし満足だった。ザックは十分担げると自信になった。でも、おいおい温泉付きのんびり山行も魅力だなー。若い人たちはますます頑張れー。

 

合宿から帰り・・

            厚子N

 回を重ねるたびに以前よりはやれるように・・と思い、春合宿の経験を頭に入れて幕営や自分の身支度を素早くできたことは少し成長した部分かなと思いますが、食事の準備で声の掛け合い不足!?で手間取り注意されながらも和気あいあいと過ごすことが出来た。まだまだ先輩方に教えていただく身ですが少しでも教えられるようにテント泊を経験したい。

 2日目途中、体調が悪くなったメンバーの荷物を少し持つことになり、新越からテン場までかなりしんどくなって歩き、何度も「もうダメ〜」と訴えたが頑張って歩き通せたことは良かった。

 2日目の暑さの中でなかなか小屋にたどりつけず、水が足りるといいのだけど、と思ったがギリギリのところで小屋で買うことが出来てよかった。

 3日目、下山の切れ落ちた岩場に神経を使いましたが 腰が引けず、体をまっすぐに立てて歩くことが出来たことは少し岩場歩きに慣れ、不安なく歩くことができたが、内心はココで落ちたら・・と思うとゾッとする箇所もありました。

 第一回の打ち合わせから参加させていただき、トレーニングは3回。歩荷トレ不足を感じた合宿でしたが、一人では歩けなかった長い長い距離。皆がいたからこそ、励まし合って支えていただいて感謝の合宿でした。ありがとうございました。

 

行程コンプリート

             聖子S

 2泊3日の夏合宿。3年ぶりに、2泊3日をしかも、夏合宿に参加して4回目。始めて行程通り歩ききることが出来ました。3日間とも天気が良すぎて、暑い中、水分を摂れるだけ摂って、ひたすら歩きました。一番きつかったのは、2日目の種池山荘手前。稜線状正面に山荘が見えてきて、“あと少しだ!!”と思ったところで、左の樹林帯へ。“手前のピークを巻くんだな。巻いて上に出たら山荘だ!!”と樹林帯を越えて稜線に出たら、山荘がはるか先に。あの時の衝撃と、心がポキッと折れたのは今でも忘れられません。

 今回は、EパーティーのSLとして合宿に臨みました。Eパーティーは4人なので、一人一人の荷物が少しずつ重たくなっています。そこで、ばてさせない為にも“前のパーティーと離れても、なるべくペースを乱さずに、一定のペースで歩く”目標としましたが、最終的に、一人、蓮華と鹿島槍のピストンを辞退したので、目標は未達となりました。全体の担当としては、医療でしたが、ここでは、共同装備として会で一つ湿布を持って行くことにしていましたが、最終的な確認が出来ておらず、忘れてしまいました。医療担当の責任者として、深く反省しています。

 最後に、3日間を通して感じたこと。合宿のみならず、山行において、パーティー内、パーティー間の情報共有が大切だと、先輩方から教わってきました。また、特にP数の多い時は、隣通しで伝言ゲームをすると内容が異なる場合があるので、大きな声で完結に前後のPに伝える事が大切だと教わってきたと思っています。危険箇所の通過時は勿論、前後からの他の登山者とのすれ違いに関しても。しかし、今回は、その情報共有がうまく出来ていなかったのでは。ととても感じました。いつもなら大きな声が飛交うのに・・・飛交っていたのは2パーティーだけ。疲れていたとは思いますが、情報を投げても返事が返ってこない寂しさを感じると共に、なんだかとても違和感を感じた合宿となりました。

 

初めての夏合宿

良子M

 夏合宿に参加したものの、私にとっては、北アルプスも雪渓も初めてです。はたして皆さんについて行けるかと思うと当日までは不安で押しつぶされそうでした。

 一日目、大沢小屋を過ぎ川を渡渉すると目の前から大雪渓です。一列になり前の人の踏み後について行きます。私たちパーティーは最後で歩きやすかったけど、最前列の人は大変だったと思います。雪渓を通過するのに2時間半かかりました。針ノ木小屋に着きテント設営をして蓮華岳に出発。

荷物をデポしたおかげでなんとか蓮華岳を登ることが出来ました。

 二日目は冷池山荘まで10時間超のコース。リーダーが「次は何処ですか?」と声掛けをします。Yさんが直ぐに「次は何処、標高何b、約何時間です」とこたえます。

針ノ木岳、スバリ岳、赤沢岳、鳴沢岳、新越山荘、岩小屋沢岳と尾根伝いに歩き赤い屋根の種池山荘が見えてきました。が、中々着きません。疲れも出てきました。種池山荘に着いたのが午後1時近く。爺ヶ岳は南峰のみ頂上を目指し、後はトラバースをして赤岩尾根分岐、冷池山荘に向かいました。約、12時間の行程です。ここまで頑張れたのは、メンバーが花を見つけては、あれこれ話し、あいうえお順に山の名前を言い当てたりして気持ちを盛り上げてくれたおかげです。また、目的地の事前確認で気分も楽になりました。

 三日目は鹿島槍ヶ岳を目指して早朝登山。前日の疲れを引きずることなく、荷物も軽く途中朝日を拝みながら気持ちよく山頂に立つことが出来ました。冷池山荘にもどり、前日通った赤岩尾根分岐から大谷原までは長〜い下りです。やせ尾根や木の階段を幾つも通ります。下りが苦手な私は前との間がすぐあきそうになります。それでも「あわてなくていいよ。安全が第一だからね」と言われ安心しました。

 今回、好天にも恵まれ、高山植物も堪能出来ましたが、リーダー・パーティーの皆さんの気づかいに支えられ登りきれた事が一番嬉しかったです。ありがとうございました。

 

一歩でも前へ・・・

加代子O

 ここで止まって、すわり込んでしまいたいという誘惑と何度闘ったか知れません。私のカメのようなペースが他のメンバーにどれだけ迷惑をかけているのかわかっていても、体が思うように動かないのです。原因はトレーニング不足。特に標高の高い山へあまり登れなかったことが不安材料でした。

久しぶりの2000m近い山、小秀山で感じた体の違和感が合宿本番でも出てしまい、体力不足を気力で補うしかなかったのです。

 実はこのルート、2008年の夏合宿の時にも歩きましたが、今回は3日間とも晴天に恵まれ、あの時には見られなかった山々のすべてが、どこまでも見渡せたのでした。50代の時でさえ決して楽ではなかったこのルートの厳しさと美しさをあらためて感じたものです。

 この合宿で同じパーティーになった方達、頼りにならないサブリーダーで本当に申し訳ありませんでした。担当であった記録も途中で挫折したりして・・・今回の私は役に立たない場面ばかり。でもCLやL、他の方々の支えにより、あきらめないで歩き続けることができました。念願だった鹿島槍ヶ岳の頂上へは立てませんでしたが、一歩でも前へ進めて良かったと思っています。皆様ありがとうございました。

 

 

みんなガンバリました

一則O

 今回の夏合宿、第1回の打合せ時に参加の意思表示のあったのが、27名と多かった。日程が7月25日から3日間と決まり、日程の調整がつかないことなどにより最終的には23名(1泊組5名含む)の参加者と大所帯になった。山域は北アルプス、後立山。扇沢〜針ノ木〜鹿島槍〜大谷原のルート。初日の行動予定時間は7時間弱と比較的短いが、2日目の縦走が10時間強と長い。23人のメンバーを安全に登って無事に下山させることが大変なのは言うまでもない。

5回目の打合せでCLを決める。いつもは洞井さんに当然というか自然に決まっていたが、今回は23人のとりまとめに腹を括れるかを問うたところ、洞井さんにお願いするしかないという結論となった。

トレーニング山行としては7月の定例山行も入れると4回組まれた。1回目の伊吹山は雷雨のため中止、2回目は岩場の通過を課題とし鎌尾根、3回目となる定例山行の焼岳は歩荷、4回目は暑い中の長時間歩行で宇連山とした。宇連山では暑さと長時間でかなり参ったメンバーも多く、トレーニングとしての意義は大きかったようだ。

さて、本番。台風の接近も懸念されたが、太平洋高気圧が強くなってきたおかげで、台風の進路も西寄りになり、ほとんど影響はなかった。が、3日間天気が好すぎて暑さに体がついていかない者も多かったと思われる。

針ノ木雪渓を登る際にピッケルで足場をつくり登る。下りではないので足場づくりはそれ程必要ではなかった?との意見もあったようだが、あれはあれで、雪渓歩きの参考になった。1日目の針ノ木小屋の幕営地は小屋から10分程も登ったところで、さらに傾斜がついている。テントを張りベーシックだけで蓮華岳をピストン。その後、天気もいいので外で夕食の準備にかかる。この日のメインメニューは豚肉の生姜焼き。他のパーティーから食べられないのでとおすそ分けをいただき、満腹である。夕陽に染まる北アルプスの眺めを堪能。翌朝4時半発を確認し20時前に就寝。

2日目は2時半に起床し、4時半出発に備える。2日目はキツイ11時間の行動。陽が登るまでは涼しくて気持ちがいいのだが、9時ごろを過ぎると急に日差しが強くなり、暑さとの闘いとなる。だが、後立山の真っ只中、立山、剱はすぐそこだし、遠くは富士山、南アルプスも八ヶ岳もよくみえ、景色は最高である。

種池山荘まで結構きつく、心が折れそうになる。ここまででかなりバテているメンバーもいたが、パーティー編成を少し変えて、予定どおり先へ進む。爺ヶ岳は南峰の山頂を踏み、巻き道で冷乗越へむかう。2日目の幕営地冷池山荘まではまだまだ遠い。最後の力をふりしぼり喘ぎながら何とか冷池山荘に着いた時にはホッとした。好天時テント担いでの11時間半の縦走はかなりハードだ。体調が思わしくなく遅れがちなメンバーも何人かいたが、全員が無事に縦走できたことはスゴイことだと思う。

冷池山荘も幕営地と山小屋が離れていて往復10分ほどかかるが、明日も4時半出発を確認して、幕営、夕食、就寝。

最終日。鹿島槍南峰を往復し、下山。冷乗越からの下りは結構きつくて、鎖場も数ヶ所あるので慎重に。この日は朝から腹の調子が悪く、3回も大キジを打ってしまった。原因ははっきりしないが、どうも水が合わなかったのではと思っている。でも何とか大谷原でマイクロバスが停まっていたときはホッとした。

この合宿は3日間好天に恵まれたことはよかったが暑さとの闘いで、体調不良もあり、何人か蓮華岳と鹿島槍山頂を踏めなかったが、ほぼ全員予定どおりの行動ができ、無事下山できたことはすばらしいことだ。比較的新しい会員にとっては自信にしてほしいし、この経験をこれからの山行や他の会員に伝承していけるようにしたいものだ。

 

2015年夏合宿

板津彰伸

【会全体として】

計画通りの山行をやり通した事は、合宿参加者会全体としての底上げになった事は間違いない。同じメンバーで3日間過ごし、普段の山行では付き合いの無い人達との交流もできた。

1日目の雪渓ではピッケルを持っていくことを宣言していた。持っていかなくても良かったかもしれないがステップ作りの体験が出来た事は良かったと感じる。

2日目は重い荷物を背負い10時間以上でもありテント場まで行くことが出来るかが不安だった。ゆっくりペース歩行を意識して歩き全員が歩き通すことが出来た事が一番の収穫に感じた。

但し体力のあるメンバーからすると物足りなかったかもしれない。合宿での参加年齢の違い、体力の違いが大きく出た合宿となった。

地図読み、無線、気象など会のメンバーの多くが対応できるようになり信頼する仲間が増えている事は良かったと確信しています。

【Lとして】

2日目は体力のある人、無い人を含めてメンバーの体調を気にしながら(歩く順番を何回も変更し)、とにかく冷池山荘までたどり着く事だけを意識して先頭を歩きました。(私のパーティーが結果的にも一番体力の無いメンバーだった。)今回は危険個所も少なく3日目の危険個所の伝達ぐらいだけでした。声掛けについては、それ以上言う事は考えていませんでした。特に大きな判断を要する時も無かった。

【気象担当として】

3回の会合で宿題を出して気象の勉強をしてもらった。気象担当として個人的な勉強もでき報告も出来た。合宿前の天気図の書き方を勉強し実際に書けるようにもなった。合宿前日は実況天気図、24、48、72時間後の予報天気図をネットで調べ北部(長野)の気温と降水確率予測等の印刷もお願いした。合宿中では16時のNHKラジオを聞いて天気図を書きました。(初日だけだった。事前に予測天気図を見ているので天気図は比較的簡単に書けたかも?)予測天気図とどう違っているのかを確認すればこれからの天気がどうなっていくかが想像できるはずと言っていたが、ものの見事に2日共に予測天気図と同じになり好天に恵まれた。

気象に興味を持つメンバーが増えたと考えるが、もう少し深く気象を勉強しないと気象担当として満足していない。天気図を書くことで気象に感心を持ってもらう事を意識しているが、もっと違った気象の勉強(ネット利用、ピンポイント天気予報、高層天気)が当然必要だ。

【個人的には】

ザックの重さを考えたりする年齢になってきている。体力不足で皆に迷惑をかけることを心配するようになってきている自分を感じる。トレーニングを含めて体力的には目いっぱいだったように感じた。リーダーを任せられる人たちが増えてきている筈でいつもの同じリーダー名ではなく変わるべきだと思う。立場が変われば自ずからリーダーとしての意識が現れるものだ。

今回も無線機が有効的だったと思う。(リーダーになる人達は必ず持っているべきだ)

最近はもっと違ったスタイルの山をやりたいと考える人が増えているのが現状で、そう言う人たちは、合宿に参加しない現状があります。会全体を運営する立場の人と山行を主体とする人との考え方違いが山行として現れ始めているのが気がかりだ。

 

<針ノ木岳頂上にて>