八ヶ岳 ニュウ (2,351m)
(山行期間)2015年8月11日(火)晴れのち曇り
(山行目的)神秘的な苔の森を楽しむ
(ルート) 麦草峠−白駒池−ニュウ【乳】−中山−高見石小屋−丸山−麦草峠
(メンバー)
L:良子O SL:由美子H 伸子Y 医療記録:さつきI
会計:梅子N 車:優子S
(記録)
4:00 阿久比役場出発
8:00 麦草峠出発 雲があり涼しい、黒陽の森 −白駒の森
9:00 白駒池 ニュウの森
10:20 稲子ニュウ分妓
10:55 ニュウ山頂
12:00 中山分妓
12:35 中山山頂
13:50 高見石小屋
14:25 丸山頂上
15:15 麦草峠P
(記録:さつきI)
癒しの森へ
由美子H
暑さでいい加減夏バテしそうな時期に、北八ヶ岳のニュウに避暑と癒しを兼ねて、登った。皆さん色々な種類の青きコケに魅了されながら、「このコケは何かしら?」と観察しながらゆっくり歩く。それでも、まだゆっくり観察したいとのことで、白駒池入り口で先頭をOさんに代わる。
気温が20度位で、そんなに汗もかかないし、森林浴もでき、気持ちいい。しかも、 おやつ付きで伊藤農園のイチジク、スイカ、キュウリ、トマトなど盛りだくさん。
私はコケも低山で見かけるスギゴケくらいしか知らず、ふかふかのコケや寄植えのようなコケ、絨毯のようなコケなど500種類もあるそうだ。イワダレコケ、セイタカスギゴケ、フウリンゴケくらいしか識別できそうもない‥。お隣の山の稲子岳に行ったときの、地衣類の植物よりは身近かな。
麦草峠付近では、紅紫のヤナギラン、ハクサンフウロ、トリカブトの花が咲いていた。こんな涼しい所にもう少しいたい気分だった。
苔の森で苔に出会って
さつきI
今まで苔の事は。「たくさん生えているなあ」と思うくらいで何も気にしてなかった。何と目からうろこ、名前が付いている。
フウリンゴケ、樹に半球状に着くカギカモジゴケ髪の毛のカモジからきているそうだ。ミヤマクサゴケ近くによれば羽根の様な葉だ。初めて苔を、気にした。皆同じに見えていたのに、少しずつ違って見えてきた。また一つ、覚えるものが増えた。少しは頭に入れなければ((+_+))。いつもある苔が花を咲かせて胞子を飛ばして頑張って輝いていた。小さな命見る目を変えなければ。
代わった。成長した実のある1日でした。
計画ありがとう。
苔の世界へ
優子S
麦草ヒュッテをスタート。その周辺にはお花畑が広がり、すぐに苔の森へと足を踏み入れます。見事な苔・苔・苔。登山道周辺はもちろん、岩や、木の根元、倒木の上…とにかく原生林の中にふかふかの苔が見渡す限り続いています。そして山にも登らなくちゃ!と本来予定していたニュウへ向かいます。急な登りですが、もののけの世界を通過して向かうのはとても神秘的で、ちっぽけな自分が大自然に溶けてしまいそうでした。頂上では白駒池を眺めることができましたが、残念ながら八ヶ岳の全貌はガスの影響で眺めることができませんでした。ニュウからの下りも苔・苔・苔です。想像以上に長い行動時間となりましたが、賑やかな北アルプスとは違う、静かな原生林にどっぷりと浸ることができ、幸せな一日となりました。
北八ヶ岳
梅子N
麦草峠駐車場スタートと同時にお花がいっぱい咲いている、程なく現れた苔の森。苔の種類も10種類もあるそうです。岩の上に、倒木の上に綺麗に載っている。どれも同じに見える、丈の長短で違いが解る位でした。神秘的な森、鬱蒼とした森、トトロが出てきそうな森、一人では入山出来ない森、素晴らしい森でした。P,Tの皆さまお世話になりまして有難うございました。
異世界
良子O
山で必ず目にしているだろう苔。でもじっくり見る事はなかった。目的として良く見ると面白い。名前も面白い。フウリンゴケ、なるほど胞子を作る部分が下向きで風鈴のようだ。ミヤマクサゴケ、茎を這って羽根状に枝を出す、こんなの目的としてじっくり見なかったら分からない。山行目的に幅が広がりました。
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