木曽川水系 阿木川本流

 


 

日 時 2015年8月23日(日)晴

目 的 沢登りの技術・習得を図る

ルート 風神神社〜出渓点〜風神神社

メンバー

L:一則O 記録:達也W 会計:洋介S

<記録>

 4:50 鈴木方発

 6:25 風神神社駐車場着

  :48 身支度後発 風神神社上部より入渓。水量多く流されそうだ。   

 7:13 第一堰堤。左側を巻く。5m位の滝はザイル使用。

  :40 第2堰堤。左側を巻く

 8:05〜:15 堰堤上休憩。以後 小滝と綺麗な流れに満足。

          最後の滝はザイル使用。     

10:20〜:30 第3堰堤。右手に林道が見える。左側から巻いて川床に下り休憩。

  :40 遡行終了

11:00 橋の上で沢装備解除後発

12:00 風神神社駐車場着     

 

初めての阿木川遡行です。駐車地点の風神神社はかなり山奥にありました。入渓地点は直ぐです。沢の音がゴーゴーとうなり、白い飛沫をあげています。入渓早々、何処も彼処も流れが早いので流されそうです。お助けロープで渡渉です。此処も大雨だったみたいで水量はかなりあります。ザイルとお助けロープを駆使して、メンバーの中で一番若い鈴木さんがグイグイとリードしてくれます。第1堰堤第2堰堤は左手を巻いて本流に下り、順調に遡行します。泳いだり、へつったり、シャワ―クライミングを楽しんだり楽しい沢登りができます。

第3堰堤の上に出ると、川床の渓相ががらりと変わり、大変明るい沢になります。シュノーケルをつけた若者が遊んでいます。直ぐに遡行終了地点の橋です。橋の上で装備解除して、テクテクと風神神社まで林道を歩きます。朝は静かだった神社には地元の人達が大挙してなんかやっていました。

         <記録:達也W>

 

沢登り初の計画書作成

洋介S

 今年2回目の沢登り。お誘いがあった時どこに行きたい、候補を上げてと。・・・初心者への勉強を兼ねての課題と受け止めました。本やネットで検索、知りたい情報は@場所(車での移動時間)A難易度B駐車場から入渓点や出渓点からの移動時間でした。調べた中で「好日山・登山レポート」が分かり易いと感じました(他よい情報源あれば教えてほしい)。候補を3点上げ、結果とし阿木川への沢登りとなりました。沢登りの計画書も初めて作成しました。そういう背景があり、この沢登りを楽しみにしていました。

 当日は風神神社へ車をとめ、林道を少し進み右の枝道から沢にはいりました。「水量が多い」とWさん。水量とリスクは比例、水量の変化を天候に如何に関わらず常に気に掛けることが重要だと、気付かされました。水は冷たくなく、連続の小滝を越えていきます。水量が多く危険な所ではWさんから「お助け紐」がでます。自分の気持ちを読まれているような見事なタイミングには驚きます。ザイルは2か所、第一の堤を越え5m程の滝と第二の堤を越えた同じく5m程の滝です。ぬるぬると滑り易く手足の置き場を慎重に選び何とか登れました。3つめの堤を越え暫く進み、橋がでたら終了です。駐車場までは沢沿いの林道を下っていきます。

阿木川は初心者には楽しい沢だと思いました。帰りは白花温泉に入り、自宅に着いたのは14時半前、近い。ご一緒頂いたW様・O栗様ありがとうございました。お疲れ様でした。

風神神社のご利益とパワースポット

本殿の背後に風穴があり、そこから一年中風が吹き出している。毎年8月30日の大祭の時のみ、風穴が開けられて台風の到来を予想する神事が行われる。

本殿の前では、不思議でさわやかなエネルギーが感じられる。

 

阿木川

一則O

 今回の阿木川、ヤマレコによると遡行グレード1級の沢。恵那ICを降り南東、岩村の風神神社へむかう。武豊から1時間半と意外と近い。神社のすぐ近くから入渓できるため沢装備を済ませて出発。水量が多いようで水も冷たい。この沢は林道が沢に沿って通っているため、いざとなればすぐに林道に出ることができるため、ちょっと安心。

 ひざ下くらいの水量の流れを遡行する。

一つ目の堰堤を過ぎると、5mくらいの滝が出てきて、Sさんがトップで登る。上でザイル確保してもらい、Wさん、わたしと登る。その後、滝を登るのにザイルを出したところは2ヶ所。ホールドがみつけづらくすんなりとは登れなかったが、何とか4時間で遡行完了。出渓点近くに2人の若者がいて、少々驚く。シュノーケルを片手に川遊び?魚取り?をしているのか。

 林道を下ること約1時間。途中橋を渡って右へ行くところを間違えて直進してしまい、しばらくして引き返す。Pの風神神社は30人ほど地元の人?が夏祭りか何かのしたくのようで、にぎわっている。それを横目にそそくさと靴を履き替え、着替えをして、花白温泉へむかう。

温泉で汗を流し、武豊に着いたのが14時半。この日は、天気も好く、下界は暑く、絶好の沢日和だった。

まだまだ残暑は厳しいが、夏も終わりに近づき、沢のシーズンもあと少し。さぁ、次はどこの沢だったっけ。