北アルプス 剱岳・別山・真砂岳


<天候悪化のため、登れなかった劔岳>

 

 


<山行期間>9月12日(土)〜13日(日)

<目的>初秋の剱岳に登る

<ルート>

室堂〜雷鳥沢〜剱御前小屋〜別山〜真砂岳〜剱御前小屋(泊)〜室堂(計画は剱岳往復だが天候悪く下山することにした)

Tさんは13日別行動、剱御前小屋〜真砂沢ロッジ〜仙人池ヒュッテへ

<メンバー>

L:志貴子I SL:征季W 食担:孝枝T 記録:厚子N

<記録>

9月12日(土)晴れ

4:15 阿久比発

7:40 立山駅駐車場 着

8:20 ケーブルカー〜バス〜室堂駅

9:12〜20 室堂駅の外で高度順応してから出発

10:30 雷鳥沢キャンプ場分岐辺り休憩 草紅葉がきれいだ。

11:25 広い所で衣服調整・休憩

12:20 剱御前小屋着 

12:45 ベーシック、水、行動食等持ち出発

14:00 真砂岳 内蔵助山荘へ立ち寄りトイレ休憩

14:30 内蔵助山荘出発 御前小屋方面、別山トラバース道

15:30 別山分岐 広い所で剱岳の雄姿を眺める。

16:00 剱御前小屋着  炊事場で談話、夕食(すき焼き&うどん)

夕方、13日の天気予報をネットとテレビを見て風雨強く風速19m雷予報 も出ているので室堂へ下山することに決めた。

9月13日(日)曇り

4:00 起床 朝食(パン、コーヒー)

5:40 雨は降っていないが風強く寒くカッパの下に防寒着を着て小屋を出る。

       Tさんと小屋から別行動

7:50 室堂山荘 気温0℃

8:10 室堂 着 バス〜ケーブルを乗り継ぎ立山駅へ

10:00 立山駅駐車場着 ポツリと雨が降り出した。

雨で1日のみの山行

           志貴子I

 立山の景観は何度見ても引きつけると所がある。今回は剱岳を見ながらの山行で登ることが出来なかったがそれでも満足の行く山行でした。1日目の別山、真砂岳からは今まで登った源治郎尾根、八つ峰、チンネがすべて見え良かったです。又雷鳥沢から御前小屋の掛けては草紅葉がはじまっていてその間にはナナカマドの実が真っ赤になっておりすばらしい初秋の風景に感動して歩きました。翌日は朝起きたらガスで何も見えず即下山にしましたが真砂沢ヒュッテまで行かれるTさんのことが心配でみんなでゆっくり気を着けて行かれるようにと見送りました。10時少しすぎに小屋に着かれたとの連絡を受けホッとして帰路に着きました。

Tさん頑張って仕事をしてね。

 

劔岳を目の前に・・

征季W

 初めての剱岳に行ってきました。初日のアプローチは風が強かったけど、晴れて気持ちよく長い坂を登ることができました。風が時々、強く吹き油断は許しませんでした。小屋に入る前に劔岳を見ながら少し長い休憩もとり、目の前にある剱岳に登りたいって思いました。でも、出発前に調べた天気予報では2日目は天気が崩れて、高い稜線上では雪が混じるかもという天気予報でした。小屋で自炊をしながら、いろんなお話をして天気予報を確認しても、全く天気はダメでした。

そこで、明日朝、明るくなったら雨と風が酷くなる前に下山しようとみんなで話し合って決めました。

 朝、起きて雨は降っていませんが、小屋の目の前から見えていた剱岳は霧に包まれて全く見えません。これから、天気も悪くなるので、風もあり気温も冷えているので、上下カッパを着て早々に下山しました。お陰様で雨にあまり降られることなく室堂まで来れました。室堂8時の気温は0°でした。劔岳を目の前にしながら登ることはできませんでしたが、来年への楽しみが増えました。また、挑戦したいです。

 

剱の雄姿とギザギザへの思い

             厚子N

室堂に着き、ひんやりとした空気に秋を感じる。一月前に来たときとは違って緑から黄色の秋の色付きもきれいだ。

稜線に出ると冷たい風が吹き、久しぶりの手袋、フードの付いた防寒着は耳をあたたかくしてくれた。

間近に迫る剱岳に目を奪われ、ギザギザとした八ツ峰を見て「いつか歩けたらいいな」なんて夢の夢を語り、笑い合った。

眼下に以前合宿で行ったテント場が見えて懐かしさも。

剱御前小屋に個室が用意され炊事場で自炊しながらの談話もまた楽しい。こまめに天気予報を調べていただき、小屋の天気予報とも併せて翌日予定の剱岳ピストンはやめることに決めた。

朝、起きると外は風が強く唸っている音が聞こえる。Tさんの不安げな顔が気になったが「気を付けてね」と言うが精いっぱい。無事に小屋に着いたと連絡があったときは「よかったね!」とメンバーと喜び合った。

8時ころには室堂に着き10時に立山駅駐車場に着いたと同時にポツリと雨が降り出した。降りてきて正解!来年また計画しましょうね。今度は剱山頂へ!

<草紅葉>