奥羽山脈
秋田駒ヶ岳・焼石岳・栗駒山
<日 時> 2015年9月16日(水)〜18日(金)
<目 的> 東北の山の紅葉を楽しむ
<ルート> 秋田駒ヶ岳 8合目登山口から往復
焼石岳 中沼登山口往復
栗駒山 須川温泉から往復
<メンバー>
L:みき子Y SL:一美I 医:きよ子I 記録:伸子S さつきI 良子M
<記 録>
秋田駒ヶ岳
9月16日(水)晴れ
9:40 仙台発
11:03〜40 前沢SA休憩
13:35〜45 秋田駒が岳8合目P
14:15 片倉岳 (1966m)休憩 田沢湖俯瞰 紅葉8分ほど。
眺望良く岩手山を望む
15:00 阿弥陀池
15:15〜30 男女岳(1637m)頂上 休憩
16:13 新、旧道合流点
16:20 8合目P着
焼石岳
9月17日(木)晴れ
10:15 つぶ沼登山口P
11:40 金山沢渡渉
12:25 石沼 休憩 エメラルドグリーンの湖水が美しい
13:25 中沼登山口への分岐
13:50 銀明水 避難小屋あり
14:25 中沼登山口への分岐
15:00 石沼 休憩
16:45 つぶ沼登山口P
栗駒山
10月18日(金)小雨
9:50 須川登山口P ビジターセンター
11:10 渡渉 昨夜の雨か、かなりな水量、いつもは空沢?
11:40 昭和湖 紅葉の山肌がガスにけむり幽玄な世界
12:10〜30 なごりが原、湿原の木道で休憩。
13:10 ビジターセンター着
(記録:伸子S)
東北に秋を求めて
さつきI
秋田駒ケ岳
車で8合目へ、歩きやすいなだらかな綺麗な山、東北の大きな山、家を発ちここにいる 何だか信じられない、もう木々が色づき始めている。1日の出来事を思いめぐらしやがて阿弥陀池に、静かに眠っている。男山が煙たなびく女山を見下ろしている。人の世と似てるかな。男女岳下って,火口の中のルート楽しかった。
焼石岳
行けども行けども、ブナ林、行っても行ってもブナ林、静か、静か、森をさまよっているようだ。まるで無の心になっているようだ。時がたち過ぎ銀明水で下ることに、あと2.7キロで下山。
栗駒山
あいにくしとしと雨だ。センターの人に(川が夜の雨で増水している)と言われた。温泉がもったいないくらい流れている、その横を登る、水たまりも多い、やがて川へ、自分の心の中で(やばい)と思い帰ることに、立ちつくしていた。リーダーが川へ、石を入れ、4mくらいのパイプを渡して、そんな行動を見ているだけだった。水が怖い、そんな勇気湧いてこない。初めての出来ごと。(こうして先輩が渡してくれた)いい言葉が聞けた。胸が熱くなった。こうして経験積んで今がある。それをまた、習っている嬉しい。雨に負けず心はればれ。
遠くの山に来て、実り多い山旅でした。
紅葉と温泉と!
みき子Y
東北の山を三山歩いてきました。私の本命は栗駒山だったのですが、紅葉が綺麗という情報を知り欲張りました。何といっても一番は良いお天気に恵まれて秋田駒ヶ岳の紅葉とお釜巡りを楽しむことができ最高でした。その後の「鶴の湯」も良い温泉の宿でした。焼石岳は思いの他長くて大きな山でしんどかったです。ブナ林と青い池は印象に残る東北らしい景色でした。栗駒山は生憎の天気でしたがビジターセンターのお兄さんが山頂の紅葉が綺麗で3日間通ったというので出かけましたが、沢の増水やガスが掛かって来たので昭和湖迄で引き返しました。三山満足は欲張りなことだと思いつつ栗駒山は縁がないのかと残念に思いました。それにしても温泉は素晴らしい。長風呂の苦手な私ですが豊富な湯量に圧倒されました。楽しい仲間と山へ登り、温泉に入り贅沢な3日間でした。感謝
「すごい!」
良子M
東北の山の紅葉を楽しもうと2泊3日で行って来ました。
1日目は秋田駒ヶ岳。2日目は焼石岳。3日目は栗駒山です。3日目の栗駒山は前夜から雨が降りだし当日朝も雨。紅葉を一番楽しみにしていた山です。ビジターセンターまで行くと職員の方が、前日までの紅葉の様子を語ってくれ 着替え用に部屋まで提供してくれました。雨具を着て出発。登山道は所々川の様に水が流れている場所もあったが、雨は小降りに。木道の名残ヶ原を通り苔花平の分伎を過ぎる頃には雨もやみ、紅葉を楽しみながら歩いていたのだが、目の前にこれから渡る川を見た時には、皆一瞬黙ってしまった。前夜からの雨で川の水は増水、激流となっている。私は心の中で引き返すことを考えていたのだが、Yさんが川の中に入っていく。そして、なんとか渡りきると石を拾っては投げ込んで、道を作ってくれた。対岸には長いパイプもあったのでパイプも渡し、私たちは全員渡り切ることが出来た。「すごい!」 先輩Yさんの経験からくる力をみた。3日間で一番感動した瞬間でした。
憧れの山、秋田駒ヶ岳
きよ子I
数年前にテレビで素晴らしい景色の山の映像が流れ、一度は行きたいと思った山、秋田駒ヶ岳。行けたらいいな〜。
思ってみるもんだ。秋田の山に行く話が持ち上がり、雨予報のお天気が現地は晴れ。
青空に映える紅葉。そうそう、ここ。テレビで見た素晴らしい山が迎えてくれている。
8合目まで車で登れるし、登山道もしかっり整備されている。男女岳〈1637m〉山頂から見渡す景色には本当に癒された。真下の阿弥陀池のほとりは、時が止まったかの様に穏やかだ。至福とはこんな時を現す言葉なのか。
17日の焼石岳もお天気に恵まれ、18日も前夜からの雨も登る頃には小雨、薄日も差し山に入ることが出来、雨の中をかいくぐり予定を全てクリアーしたので大満足の東北山行だった。書きたいことは沢山あるがきりがないしご一緒したお仲間が触れてくれると思うので簡単にします。
錦の山と鉱山跡
伸子S
13時30分秋田駒ヶ岳8合目 P着
これから目指す駒ヶ岳は5分ほどの秋色、
東北特有の燃えるような紅葉とは違うが、これもまた良い。やがて旧道との分岐、少し覗いてみると砂地に噴火口のような巨大な穴があいている。
ちらっと眺めて新道をたどる。片倉岳の展望所からは田沢湖とその周辺が俯瞰された。そこから少し登り、木道に出て阿弥陀池へ。
池を取り巻くように立つ、男岳、今なお噴気の上がる女岳、そして最高峰の男女岳。
男女岳で展望を楽しんで、あまり時間的余裕がないので近くの登山道を下り始めた。
行くほどに誘導され、やがて、むき出しの砂山が雨に洗われ流されて抉れた何とも迫力満点の道になった。が、そこは登山歴?年の強者ぞろい、悪路をものともせずに歩ききり、件の火口の淵を渡り、新道との合流地点にたどり着いた。これって!今歩いて来たのは“登山道が崩落しているので注意”と案内標識にあった旧道だったんだ!その時は火口と信じて疑わなかったが、後で硫黄の採掘跡だったと判明した。道理で、砂に黄色い硫黄の粒が混ざっていた訳だ。「普通の登山道も良いが、こんなスリルのある道も面白いね。」と皆で喜んでいた。無邪気で強気の熟年登山者でした。“つける薬無い”・・・ね。