奥秩父 雲取山(2、017m)
<山行日>2015年10月10日(土)〜11日(日)
<山行目的>秋の花と歴史の道を楽しむ
<ルート>三峰神社〜雲取山荘〜山頂 往復
<概要>東京都の最高峰で日本百名山 三峰三山のひとつ。
埼玉県、山梨県の3県に接して山頂は東京都と埼玉県にまたがっている。
<メンバー>
L:志貴子I SL:裕子S 記録:和代T 会計:由美子H
医療:梅子N 渉外:良子O
<記録>
10月10日(土)曇り
4:00 阿久比発
9:05 三峰神社駐車場着 広い駐車場にはビジターセンターもある。
9:22 発 三峰神社に参拝する。
9:53 登山口発(1100m)
10:00 鳥居を潜り、行先別の入山のカウンターを一人一人押す。
10:15 妙法ケ岳(三峰三山のひとつ)への分岐 杉、桧の樹林の中、緩やかな道が続く。
10:53〜11:03 炭焼平休憩
11:32 地蔵峠 ルート上には随所に山頂までのキロ数を書いた標識が設置してある。
11:45〜55 霧藻ヶ峰休憩舎(1523m)手前には秩父宮両殿下のレリーフがある。登山された時に殿下が霧藻ヶ峰と命名されたそうです。展望が開けて両神山が望める。十数年前に登った記憶が蘇る。
周りの木々は綺麗に色づいている。
12:06 お清平 休憩舎から急坂を一気に下った鞍部。前白岩への急登となり岩場には鎖がある。
12:51〜13:02 前白岩山の肩休憩
13:19 前白岩山 山ブドウの蔓が多く、綺麗に色づいている。
13:38〜47 白岩小屋休憩 今は廃屋となっていて、仮設のトイレがある。
14:13 白岩山(1921m、三峰三山のひとつ)
白い石灰岩が多いので白岩山となったらしい。
14:00 芋ノ木ドッケ(芋ノ木とは方言でコシアブラのこと)木段を二か所下る
15:00 大ダワ 日原からの道と合流 道が男坂と女坂に分れ、女坂を上る。
15:25 男坂と合流する。
15:30 雲取山荘着 手前にはテントが多く設営してある。
15:48 宿泊の手続きを済ませて山頂へ向かう。
16:17〜22 雲取山山頂 開けた山頂を奥多摩方面へ少し下った所には雲取山山頂避難小屋がある。富士山が薄らと見える。
16:45 山荘着 コタツのある個室でゆったりと過ごせる。
10月11日(日) 小雨
5:00 起床、食事 4時前には全室の明かりが自動点灯し目が覚める。
6:10 小雨の中出発 雨の中の紅葉、黄葉も素敵だ。
6:26 大ダワ
7:15〜20 休憩 芋ノ木ドッケ
7:26 白岩山
7:48 白岩小屋
8:03〜10 休憩 前白岩山
8:18 前白岩山の肩
8:50 お清平
9:00〜25 霧藻ケ峰休憩舎 小屋の方と雑談しながらのお茶タイム。土、日、祝祭日のみ休憩舎を開けるとの事。
10:35 登山口着 駐車場は観光バスや車、人であふれている。
(記録:和代T)
秋山堪能
良子O
2日目の下山日は雨の予報。でも1日目は曇りながらも登山日和。色彩豊かで立派な三峰神社に参拝をして登山開始。ここから山頂まで10.7kmの標識、長いのね〜。整備され所々にベンチが設置され500mごとに標識がある。紅葉が歩き出しから始まっていたが登るにつれ鮮やかになる。ブドウの木も多く素晴らしい紅葉だった。山が大きいからか余り人に会わない。自分達のペースで歩けるので嬉しい。雲取山荘に個室をお願いしたが3連休の時なので確約はしてもらえなかったが、炬燵いりの個室が取れた。のんびりする間もなく山頂往復。後は乾杯! 遠〜い山だけど長距離をものともせず運転していただきありがとうございました。下山日も覚悟をしていたのに小雨で風もなく楽しく歩けた。次の日パソコンに送られた写真を見て改めて秋山だったなと実感。
雲取山
梅子N
10日
三峰神社登山口で今日の安全登山を祈願して出発する。
緩やかで広い登山道で歩きやすかったです。霧藻ケ峰迄が遠く感じました。
雲取山荘にデポして山頂へ。
11日
朝から雨でした。昨日雲取山山頂に行っておいて良かったです。
雨で足元が少し不安でしたので慎重に歩きました。
皆様有難うございました。
遠かった
和代T
登山口の三峰神社までも遠かったが、雲取山頂にたどり着くのも長時間歩行となった。
長いコースなので行き交う登山者は少なくて、鮮やかな紅葉、黄葉に歓声をあげながらも静かな山歩きができた。山荘は個室が多く、ゆったりと過ごせて快適だった。食事も品数が多くて良かったが、ご飯だけはあんまり美味しくなかった。
歩いて東京へ
由美子H
普通は車か電車で東京に行きますが、今回は歩いて東京に行くことを経験しました。
何と雲取山は東京で一番高い山なんですね。
東京の山登り、初体験でした。一度は登りたい山の一つで、大小のアップダウンを繰り返し、途中、ツガやシラビソの原生林などがあり、白岩山だけでも前白岩の肩、前白岩、白岩山と三ツのピークがありました。大ダワから雲取山荘までなかなか遠く感じられました。
紅葉も綺麗で、雲取山の山頂から富士山も見え、満足の一日でした。2日目は、朝から雨でしたが、もう下りだけです。歩き始める頃になると小雨になり樹林の中で、あまり気にならず、雨に濡れて紅葉は一段と鮮やかできれいでした。初めて、雲取山荘で労山の会員証も使え、お得感もありました。
志貴子I
百名山の一つ雲取山へ,東京都、埼玉県、山梨県の境界上に有り歩いていると埼玉県
東京都道標が出てくるのであーここから東京都だと思いながら歩きました。アップダウンが結構あってきついなと思いましたが紅葉がすばらしく癒され歩くことが出来ました雲取山の山頂は暗くなりかけていましたが富士山も見ることが出来ました。残念ながら我々が帰る日に初冠雪したようで白くなった富士山を見ることは出来ませんでしたがここからの富士はとっても大きく見応えがありました。
雲取山の講中登山
雲取山の名は、那智・熊野の霊山、大雲取山に由来するという。三峰神社は、那智・熊野の山岳修験道の系統を引く、山岳宗教の道場であったことから、本場の山名をいただいたものと思われる。
三峰神社の三峰とは、妙法ケ岳、白岩岳、雲取山を指す。三峰山の行者たちによる、三山の入峰修行は、のちに一般の信者たちへと引きつがれ、講中登山が行われるようになった。
雲取山荘主人の新井信太郎さんによれば、雲取講の登山は、昭和50年代まで続いたという。同氏著「雲取山に生きる」に詳しい。
(寺田政晴)