北アルプス 錫杖岳(2168m)
<日程> 10月17日(土)
<山行目的> 秋の錫杖を楽しむ
<ルート>
中尾温泉入口P〜笠ケ岳登山口〜錫杖沢分岐〜前衛フェイス〜左方カンテルート〜錫杖沢分岐〜笠ケ岳登山口〜中尾温泉入口P
<メンバー>
L:新海時生 SL:裕幸T 記録・会計:聖子S
<記録> 快晴
3:20 アイプラザ半田発
6:50 中尾温泉入口P着 準備をして
7:00 笠ケ岳登山口に向けて出発
7:10 笠が岳登山口通過
8:15〜20 錫杖沢の分岐にて休憩
紅葉が綺麗。ここから紅葉と前衛フェイスとのコラボが圧巻でした。
9:00 前衛フェイス着。
どうやら、左方カンテは人がいない様子。隣の黄道光ルートには1パーティー取り付いている模様。登攀準備をして、必要なものをサブザック1つにまとめて
9:15 左方カンテルート1P目登攀開始
今回は舘林のリードで、S、新海と続く。
9:35 2P目登攀開始
10:00 3P目登攀開始
10:30 4P目登攀開始
10:55 5P目登攀開始
11:25〜35 6P目手前で休憩。3人でA0せずに行く方法を考えるが・・・・(T_T)
隣の注文ルートに2組取り付いている。
12:35 6P目登攀開始
12:10〜55 6P目終了点で休憩
既に、注文ルートの1組目が待っていて、2組目が登ってくるのを確認し
1組目が懸垂開始。その後に続いて・・・
12:55 注文ルートを懸垂開始
13:15 2P目懸垂開始
13:30 3P目懸垂開始 注文ルート取り付きまで下りる。
13:45 全員懸垂終了。 ザイルを回収して、左方カンテの取り付きへ。
13:55 左方カンテ取り付き着 撤収
14:10 下山開始
14:40〜50 錫杖沢分岐で休憩。
15:35 笠ケ岳登山口通過
15:45 中尾温泉入口P着
フォローで秋クラ
新海時生
天気予報は微妙で心配しましたが、さわやかな秋晴れ、快晴、無風です。紅葉もそれなりで長いアプローチを楽しませてくれました(上はもう枯れて茶っぽくなっていましたが・・)。
今回Iさんが急な仕事で不参加となり、3人、1パーティでのクライミングとなりました。どちらがリードするにしてもボクは完全フォローです。ロープも重たいガチャ類も車に残置。これだけで何キロも違います。気持ちも軽くルンルンです。若い後輩たちのリードでクライミングに行く、僕の思い描いていた形がだんだんと現実になってきました。とてもうれしいです。今回、2人にはツルベで登ってもらう予定でしたが、3人Paになってしまったのでカンテを1度経験済みのタテちゃんに終始リードを任せました。さすがに核心部も含め最後までしっかりと登ってくれ、安心してフォローを楽しませてもらいました。ショウコちゃんも次回はリードで楽勝でしょう。(僕はショウコちゃんの後、3番手でしたが1度も追いつけませんでした。トホホ) 注文ルートも下見してもらい、また来年が楽しみです。登りたい岩はまだまだ沢山あります。これからもこんなクライミングが続けていけたらいいなぁ とつくづく思えた1日でした。
次の一歩が!
裕幸T
昨年に続いて、紅葉の時期の錫杖岳左方カンテ。今年は穂高も見える上々の天気に恵まれました。こんな良い日にリードで登らせて頂き、感謝です。まあ、実際には登るのに精一杯でしたが…。特に3P目、昨年は前のパーティーが苦戦中だったので、左端を登ったのですが、今年は正面突破。初見だとルートファインディングが核心かもしれません。ちょっとかぶっているフェースがいやらしく、少し上にガバがあるのですが、そこまでの一歩が微妙に怖い。リードで登る資格があるのか?自分自身が試されている感じがします。今回は岩もよく乾いていて、なんとか登ることが出来ましたが、もっと余裕をもって登るにはどうすればよいのか?課題はだんだん難解になってきます。まずはもっと技術を磨き経験を積まないと。日帰りにはちょっと遠いですが、また来たい場所です。来年も宜しくお願いします。
来年は・・・!!
聖子S
念願の錫杖岳左方カンテでクライミングしてきました。槍見温泉の裏の登山口から、取り付きまで約2時間。まずは、ここが難所です。Tさんに比べれば軽いザックですが、それでも登攀道具一式が詰まったザックが重い。2時間がとても長く感じました。でも、それを上まる紅葉と前衛フェイスとのコラボレーションの絶景!!“あそこまで行くんだ”と頑張りました。
念願のクライミングは、Tさんのリードで2番手で登らせてもらったので、終始楽しく・・・と言いたいところですが、後ろから迫ってくる新海さんに追いつかれないように必死でした。そして、来年は、リードするために、色々試しながらのクライミングとなりました。そして、懸垂下降時には、隣の“注文ルート”を見ましたが・・・ここは・・・怖すぎます。Tさん!!カムの4番と5番買ってください(笑)来年は、泊りで、クライミングと寂錫杖岳山頂を目指しましょう!!よろしくお願いいたします。