越美山地   小津権現山(1158M)

 


 

山行目的  親睦山行

ルート   藤波ルートピストン

山行期間  2015年11月29日(日)曇り

ルート   登山口P−林道終点―権現の森―山頂―権現の森−林道−登山口

メンバー

L:志貴子I SL:みき子Y 記録:さつきI 会計:美代子N

伸子S 節代K 良子M 那津子M

記録

  8:20  登山口P出発 行き成り急登ではじまる。

道がわかりにくい、きつい登りが続く

  9:25  休憩(620M)きつい登りばかり雪がある

 11:25  ルートでない、地図を確かめ 上を目指す、雪ありの藪こぎ

        きつい登りが、続く

 12:40  頂上360度白い山・町。足は、15cmぐらいの雪。

誰かが、こしらえたゆきだるまが2つ並んでいた。

 13:00  出発

 13:20  根上ひのき通過

 13:50  展望所

 13:55  権現の森沢山植林してある

 14:00  林道で会い 休憩

 14:55  鉄塔通過

 15:10  P到着

 

1158M遠かった

さつきI

車を止めて、すごい登りになる。道もわからない境界線もテープなくなる。そうなれば、上に上に尾根を登る。高くなると雪が残っている、笹も元気でその上に雪、道なき道を黙々と進む。藪こぎを知る。山の頂上に着くと、また前に上がある。藪こぎして滑って這い上がって、上に着くと、また上がある・何度も何度も、目的が見えない。だんだんテンション下がり、目に見えない力がなぜか湧いてくる。突然、白白の広いところが現れて目的の山頂。もう雪に覆われ、雪だるまが2つ並んでいる。頑張ったから雪がまぶしい。一足早い雪山だ。喫茶店開店、コーヒーが体に流れ落ちる。白くなった山を目に入れ、下山、落ち葉が積もりすぎ、滑るように滑らないように下る。権現の森、ヒノキ、林道出会い、通過、横には、藪こぎ頑張った尾根が天に向かっている・終えれば、もう遠い昔の様だ。もう楽しさに変わった。登山口には、(藤波登山口)と看板あり始めの1歩のミス、大いに反省、反省では済まされない。山は、もう冬、1年早い。いい日でした。

 

藪漕ぎ

伸子S

駐車場で整置した。目指す山は東南東、西側にはダム湖。「ヨシッ!」駐車場奥の登山道を歩き出す。目印である鉄塔あたりからは登山道らしきはなく、境界を示すのか黄色いプラの杭を目印に尾根を辿った。途中からはその杭も無くなったが、地図上の道もひたすらの尾根登りだ。急で滑りそうな、小石の多い岩交じりの斜面を使えるものはすべて使って登った。途中にあるはずの林道出会いは見つからない。そのうちに右側に見えていた権現山が正面に来た。「これって!道違うよね。でも間違えそうな枝道もなかったし、地図の示す通り尾根を来たしー。」ここでKさん秘蔵のGPS登場。「私たち違う尾根を来てるよ。」仕方ない、軌道修正だ。藪漕ぎで稜線まで登り切り、雪の積もった稜線上をこれまた藪漕ぎでやっと目指す頂上着。予定の倍の時間を費やした。雪の乗った急斜面の笹や灌木を漕ぐのはとっても体力を消費したが、なんだか皆満足気。山小母さん達は強い!(若い人も一人いた)。頂上でコーヒーやお菓子を戴いて帰路に就く。今度は正規の道だが、こちらも結構な急坂。帰路での皆の関心事はどこで間違えたのかという事。ズーッと歩いて来て、たどり着いた登山口は別の処だった。つまり最初から間違っていたんだね。納得!

 

藪こぎできた

            節代K

やっとたどり着いた小津権現山は白銀の世界でした。雪だるまが2体迎えてくれました。頂上から真っ白な加賀白山・能郷白山等眺望を楽しみました。が残雪で踏み跡が無いのか、稜線を、急登を、登り続けた今回の登り、進めば林道にたどり着くと必死に登ったがなかなか林道にたどり着かない。おかしい?GPSで現地点標高1000mと確認する。標高1000m現在場所は登山道の無い藤波谷をはさんだ前方の尾根でした。今回の登山道入口は、電力会社の鉄塔巡回道であった。始めから間違って登ったのでした。1000mから頂上まで藪こぎでした。経験したくても出来ない経験をしました。結果周遊コースとなり結果上出来でしたが、この経験を反省今後に役立てたいと思いました。地図読みの勉強にもなりました。

 

登山口は?

良子M

 小津権現山のお誘いを頂き行ってきた。Yさんからの宿題で藤波谷ルートを調べる。山頂まで2時間半のコースタイム。登山口Pに車をとめ、駐車場脇の登山口から登り始め、階段の急登が続き鉄塔にたどり着く。鉄塔を過ぎても急登で登山道がはっきりしない。尾根筋を境界杭頼りに登る。1時間半登ってもポイントの林道出合に出ない。高度をあげるにつれ、雪も多くなり灌木の中をひたすら登る。それでもルート上の権現の森や白山展望にでない。11時、2度目の地図読み。高度1050m、権現山頂上直下の1081mピーク手前にいるようだ。頂上を目指すしかないと磁石を権現山に合わせ進むが、笹と雪に阻まれ四苦八苦。なんとか山頂にたどり着く。おもわず、皆でハイタッチ。下りは間違える事無く藤波谷ルートを下る。白山展望場所では雪の能郷白山を眺め、整備中の権現の森を通り登山口に下る。なんとなくわかっていたが登りの登山口とは違う。降りた登山口には「駐車場は200m先です」の看板が立っていた。

帰宅して再度藤波谷ルートを調べると「登山口から藤波谷の堰堤を超えて藤波谷を渡り沢に沿った尾根にとりつく」とある。下調べの甘さを痛感したが、今回の山行は貴重な経験をさせていただいた。

久しぶりの雪とやぶ漕ぎ

             みき子Y

 3日前に足首を捻挫してしまい、どうなる事かと思いましたが少し違和感がある程度なので行ってきました。色々ハプニングがあり大変でした。地図で方向を確かめて急登をひたすら尾根を外さないように登りましたが、行けども行けども目標らしき所に出会いません。確か登山道はきれいに整備されているとあったのにおかしいなあと思いながら歩きました。そのうちに雪は出てくる、やぶはひどくなりでK山さんがGPSで現在地を確認したら尾根が間違っていることがわかりました。今更引き返せないのでとにかく山頂まで頑張りました。雪と頑丈な笹との悪戦苦闘なやぶ漕ぎでした。ただ展望があったので目指す方向はわかりましたが遠かったです。なんとか山頂に着いて暖かいコーヒ―を頂き正規の道を帰りました。帰ってみれば最初の登山口から違っていたのでいくら方向を合わせてもダメなのがわかりました。初めてご一緒したM下さんはびっくりぽんでしょう。こんなことのないようにまた行きましょう。GPSに感謝。筋肉痛でーす。

登山口を間違える

志貴子I

駐車場という大きな看板があったので其処に車を止めそこから鉄塔巡視路があったの

で登っていったらなんか違う気がするが下る方が滑りそうで怖かったのでそのまま尾根を通して登り地図でみんなで確認したら1本南の尾根を歩いているのに気づいたが、そのまま藪こぎをしながら陵線に登り詰めようと言うことで登り登山道に合流したらすぐ山頂でした。下山は正規のルートを下り駐車場に。みんなで地図で間違っているが上り詰めれば稜線に出ると確認して頑張って登りました。登山口を間違えましたが地図読みの勉強がしっかり出来ました。又登山口が工事中でわかりずらく成っていました。

 

プチ初体験がいっぱい

那津子M

11月最終週末の山行。小津権現山や付近の山々は山頂はすっかり雪景色。

登り始めて直ぐから急登だとはお聞きして居たものの、四つん這いにならないと怖くて登れない程の箇所もあり、足下の枯葉は濡れて滑り易く、いくらストックを使ってもこのルートを下るのかと思うと、登ってる内から下りの心配ばかりが頭をよぎりました。

そろそろ山頂か?と思いきや、山頂どころか初めての藪こぎ…。これが話に聞く藪こぎかぁ!なんてちょっとしたワクワク感も直ぐに消え、積雪もどんどん深さを増し、滑る足元、行く手を阻む藪、とにかく皆さんに着いて行くだけでも必死でした。

雪山では手袋が直ぐに濡れてしまうから替えを何枚か持参するべきだとは聞いて居ましたが、雪山の経験がなかった為、どうして濡れるのかすら想像が出来なかったのですが、山頂に着くころには絞れるほどにびしょ濡れになった手袋を見て納得しました。ロングスパッツの必要性も同様に理解できた良い機会になりました。

ベテランの皆さまに混じっての山行で、体力的に不安は在ったものの、途中で尾根を最初から間違っていた…と気が付いた時にも精神的には安心して皆さんに着いて行く事が出来ました。

親世代の皆さまに混じって居ながら、どう見ても私が一番体力も無く、皆さまの元気いっぱいのお姿にもっと体力を付けなければ…と改めて感じた山行でした。

遭難騒ぎは在ったものの、結果オーライ!って事で‥と笑い飛ばして楽しい思い出の出来た山行でした。皆さまのお陰で楽しい一日を過ごす事が出来ました。本当に、ありがとうございました。