伊勢 鷲嶺548m 前山528m
日程 2015年12月23日(水)曇り
山行目的 神宮林をめぐるパートU
ルート 仙人下橋P―龍ケ峠‐鷲嶺(袴腰山)−前山(528m)−ピストン
メンバー L:晴美B SL:裕子S 会計:伸子S 記録:さつきI
医療:敏子K 渉外:良子O
9:15 龍ケ峠頂上(333m)紀州の人が、五ヶ所湾から切原峠―や持
―龍が峠をへて伊勢にお参り
宮本武蔵が宇治より来て修行と記載あり
10:00 483m通過
10:15 見晴らし台通過
10:20 鷹嶺(548m)
11;10 前山(528.33m)着
11:20 出発
11:50 鷹嶺
12:30 龍が峠頂上小屋で休憩
13:25 仙人下橋到着
(記録:さつきI)
神宮の森
伊勢市南部標高200m-500mの丘凌地に広がる神宮の森の広さは、5500ヘクタール。ザっと伊勢市の面積の4分の1にあたり伊勢志摩国立公園の陸域のほぼ1割という広大です。夏は、下草刈り、秋から冬にかけては、枝打ち,間伐、搬出、林道の整備など山作業は間断なく行われる。伐木を始める時には、必ず作業者が集まり、その山の神にお酒を供えて山に入る、報告をするのが、山の習わしです。
神宮林を行く パートU
さつきI
神宮林を歩くパート2、つなげる事が楽しみになってきた。こうなれば最後まで終わりたい。いつも神宮に関係した部落があり、時が止まった静かな所から登る、また昔をしのばせる、名残が残っているのでいろいろ思いめぐらせ歩くのが楽しい、また山が綺麗に手入れされていて神様が時々現れるようだ。また時々海が見える。なんだかすごく心がやさしくなれる。こんな場所にいる自分が嬉しい。まっすぐな直登有り、ピリッと辛い刺激ありと、楽しい里山だ。神様のお庭の周り回れますように。皆さんありがとう
地図読みが・・
良子O
賑やかなお伊勢さんからわずかな距離なのに五十鈴川の反対側は一車線のガードレールもない道、高麗広の集落のある県道を10分も行けば竜ヶ峠の入り口。この峠は矢持地区に抜ける昔からの生活道路。峠に向かう途中には平家が源氏の追手を逃れるために馬落とし等の場所があったりする。竜ヶ峠から鷲嶺までは伊勢神宮の神宮林の境を歩く。「宮」「司」「界」等刻まれた石柱が建っている。鷲嶺から前山に向かう道はいつ方向が変わったのか解らなかった。あんなに地図を拡大して行ったのに。簡単でない所も面白かったけど・・。
お伊勢さん
敏子K
伊勢天空界道を今年も歩いてきました。
朝早く伊勢神宮 五十鈴川橋の鳥居の前に30人以上の人だかり・・・・。「あっそうだ今日はこの鳥居の真ん中から日が昇って来て拝めれるんだ。」天気予報は全くの曇り空だったはず。ひょっとしたらを願ってたくさんの人が集まって来るものだと感心した。
五十鈴川沿い登山口に向かって走り出したら直に別世界!静けさそのもの!復路の鷲嶺山頂近くで初めて人に会った位で大自然にふれ境界石に沿って歩いたりと道は歩きやすく整備されていた。
土木工
伸子S
前年登った神宮林を巡る山、第2弾“鷲嶺”登山口の仙人橋下は直ぐに分かった。下調べをきっちりとして下さっていたお陰だ。
細くて湿った道を歩き始めた。夏場はヒルが居るそうだが、何となく頷ける。
水の流れる沢から離れると急登になる。急斜面をジグザグに切った登山道は猪の土木工事が盛んで、至るところに掘り返しがあった。“こんな状態で纏まった雨が降ると、土が流されるよなぁ”と思った。現に沢の下流域は流れ来ただろう土に埋もれた杉の幹が流れの中に立っていた。急登を登り切ると竜ヶ峠、東屋が建っていた。
昔は伊勢の内宮に参拝するのに五ケ所浦に船が着き、そこからこの峠を越えていったそうでとても賑わっていたらしい。そしてこれが一番の近道だったそうだ。昔の人は“強い”。ここからは尾根通しで歩いて鷲嶺着。鷲嶺には近くの別荘地からの道もあるという事で探したが分からなかった。が、テープに導かれて前山着。降りは雨模様の空と瞼にチラつく牡蠣に急き立てられて下りてきた。これからの季節、雪山も良いが、こんな山も良いねー。
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