【参加メンバーのレポート】

 

3日間歩けたよ・・

志貴子I

 3日間歩き通せるか不安で迎えた合宿でしたが天候に恵まれ、又展望に恵まれた3日間でした。1日目はいつも木々の間から雪を被った富士山を見ながら歩きそのたびにエネルギーをもらったし適度な変化のある登山道であったことで退屈することなく歩いた。

2日目は天城山縦走。さくら見物をしているような登山道、ちょっとトラバース道がおおいかなと感じた、テント場は八丁池のほとりで張りさくらとアセビの花が一杯の所だった。夜起きたとき空を見上げたら満天の星それが池に映りとってもきれいで感動ものでした。

3日目は天城トンネルを通過してヒメシャラの路を歩きましたがトラバースが多く少し退屈さを感じました。

食担としての任務はみんなで一緒に食事したのでパーティごとに食事の材料を分けたのがくしゃくしゃになり少し新しい食担さんに気の毒でした。でも天気に恵まれたので楽しい食事が出来ました。

 

 

<大平山から残雪の富士>

 

干物とトラバース

伸子S

待ちに待った春合宿、天気は最高!

1日目は沼津アルプス、予想通り急坂のアップダウン、低山だけど結構大変。でも、荷物は無いし、富士山や駿河湾の眺めもバッチリ!良い山行でした。下山後は本場沼津の干物を買い込み、テンバで夕食、イヤと言うほど食べた。(美味しかった)

2日目は1泊組と合流し、豆桜と馬酔木の花咲く万次郎、万三郎岳を超えて天城縦走路を歩き八丁池の畔でキャンプ。池の畔の草地は広く開けていて環境抜群!ここでも焼肉と野菜たっぷりの豪華な夕食に大満足、食担さんありがとう。

最後、3日目は天城峠を越えて仁科峠へ延々とトラバース道を歩いた。アップダウンは大変だがトラバースもこんなに続くと結構シンドイ。色々な思いをした合宿でしたが、総合的に良かった!!楽しい合宿でした。

 

初めての合宿

   泰江Y

入会して初めて春合宿というものに参加した。初めてのテント泊、重い荷物等、色々不安だったが、天気に恵まれたこともあり、すばらしい体験ができた。食担としての反省等多々あるが、次回は改善して参加させていただきたい。

1日目の沼津アルプスは、時々、富士山も見え、楽しい登山となった。約3時間半のコースだったが、時々急な所もあり歩きごたえがあった。下山後、沼津に戻り夕食用の干物を調達した。普通の合宿では、あまりないパターンということで、楽しかった。

2日目は、いよいよ天城山脈。コースは、整備されており、道標もしっかりしていて、歩きやすかった。マメザクラ、アセビの花に癒された。途中、戸塚峠にザックを置き、皮子平を散策した。苔の緑がきれいだった。八丁池は、美しい場所だった。

3日目は、距離が長いので、5時出発と決まり、3時半起床ということになった。八丁池〜天城峠〜二本杉峠(旧天城峠)〜三笠山〜猫越岳〜仁科峠の約7時間のコース。所持している水で足りるということで、水場は、カットすることになり、八丁池、天城峠間は水生地歩道ではなく、上り御幸歩道を歩いた。コースタイムが少し短くなった。前日同様コースは整備されていて、稜線歩きではなく、ほとんどトラバースコースなので、歩きやすい。物足りないというメンバーもいたが、私は歩きやすい道でありがたかった。ブナ、ヒメシャラの多いところで、途中ワサビ田もあった。マメザクラ、アセビ、鳥の声に癒されつつ、歩いた。天城峠からは、伊豆山稜線歩道と名付けられた道を仁科峠まで歩いた。1時前に、仁科峠に着いた。無事に歩きとおすことができたのだとうれしかった。

計画、トレーニング、本番の合宿とお世話になった諸先輩の皆様、ありがとうございました。

 

<万三郎岳頂上、まだ余裕>

 

初めての合宿

           圭音留H

初めての合宿の参加でした。渉外を担当しましたが、バスの手配・登山道の確認・計画書の作成・会計など、調べる事がたくさんありました。観光協会や、森林管理署に何度も電話して、危険個所や、水場、バスの駐車場など聞き、不手際のないようにしました。

一日目、沼津アルプスは、市街地にある低山ですが、アップダウンの繰り返しの山で、それも急登で、石は滑りやすく、大変でした。富士山が綺麗に見えると楽しみにしていましたが、春霞のせいか、ぼんやりと見えるだけでした。下山後は、夕食の干物を調達して天城高原でテントを張りました。

二日目、一泊二日組との合流の為、出発がゆっくりなので、ザックのパッキングの仕方を教えてもらったりしました。万次郎岳から万三郎岳は、緩やかなアップダウンで、登山道もわかりやすいです。皮子平は、ブナ・ヒメシャラなどの群生地で、新緑のきれいなところでした。富士桜は、花が小さく下を向いていて、満開でした。八丁池でテントを張りました。湖のほとりで、物語の世界のような場所です。

三日目、歩行時間が一番長く、疲れも溜まってきているので、バテルか心配でした。トラバースが多く、地図読みを教えてもらいながら歩きました。

先輩方に、食事の作り方、テントでの生活の仕方などを教えていただき、勉強になりました。合宿の経験のないメンバーが多かったので、先輩方は、大変だったと思います。ありがとうございました。

 

<猫越岳、まだまだ余裕>

 

春合宿に行って

          良子M

 春合宿に参加しました。1か月半の打合せ、トレーニング山行をへて、静浦山地の徳倉山・鷲頭山・大平山と天城山脈の万二郎岳・万三郎岳・三蓋山・猫越岳に行きました。一日目の徳倉山〜大平山は標高こそ低いものの、アップダウンがたくさんあり、楽しめる山でした。二日目からは荷量も多く心配したものの、歩きやすい緩やかな道が多く、ばてる事無く歩くことが出来ました。

 私は今回の合宿で食担を受け持ったのですが、初めての事で分からないことばかり。不手際が多く、皆さんには迷惑をかけてしまいました。その分学ぶ事も多く、次回に生かしたいと思いました。

 合宿中、斎藤さんから色々教わりました。テント内での荷物の整理、生活の仕方、パッキングの仕方、食事の事、用足しの事等‥。皆さんから、いろんな事が聞けて、話せたのが“合宿をした”という実感です

 

男テントはつらい・・・

            哲哉S

 お天気にも恵まれ、誰一人遅れることなく無事計画通り歩けたのが最大の成果だと思うそれぞれが自分の役割を果たした一体感のある3日間だった。初めての経験、沼津アルプス・天城縦走路を歩けたのもよかった。

1日目、徳倉山も鷲頭山も大平山も標高は400mに満たない里山だが尾根道のアップダウンはきつく合宿の3日間で最大の汗をかいた、眼下に駿河湾が見え、富士が時折姿を現す、天気に恵まれ“ヌルヌル”の登山道はまぬがれたがそれらしい雰囲気のある道だった。ハイキングコースを合宿用の大きなザックを軽いで歩く集団はちょっと異様だったのだろうか?途中で出合った小学生の一団、元気に挨拶してすれ違ったが中に「がんばってますネ!」「おじいさん・・・」そう見られてもおかしくない歳だが面と向かって言われるとなぜか悲しい。

2日目、既に沢山の自動車が停っている広いひろいハイカー専用駐車場を出発して万次郎岳に向かう、ゆったりとした登り道万次郎からは尾根の道、戸塚峠でザックを置いて皮子平の散策へ、ブナとヒメシャラの林、杉、檜、まめ桜、苔むした岩と噴火口跡、幻想的な雰囲気の散策路を歩いた。

万次郎直下少しと万三郎への上りが少しきつかったが何とか耐えられた、満開のまめ桜の道を下ると八丁池が目の前に現れた、既にテント1張り、静かな芝生の湖畔、鹿の足跡・糞、トイレは遠いが最高のテン場、夜、半月と満天の星、そして澄んだモリアオガエルの鳴き声が響いた。

3日目、今日は長丁場5時出発、長いながいトラバースの道だったがまめ桜、アセビ、見事なブナの大木とヒメシャラが目を楽しませてくれた、トラバースに飽きて皆からブーイングが出始める頃いきなり現れた三蓋山直下の階段の急登はきつかったが勢いで乗り切った。猫越岳頂上、遠くに笹原の高原が拡がる、長いトラバースも終わり、赤い屋根の天城放牧場を見ながら風になびく笹原の道を下って仁科峠に着いた。昨年の春合宿に比べれば天国のようなルートだったがそれでも疲れた、何とかついて行けたと言うのが率直な感想、みなさんに感謝したい。

 2015年春合宿花組は“男テント”を張る事になった、“女子テント、4+5”のメンバー編成に多少の異論がなかった訳ではないが “男テント”は認知された。

男3人、4・5テンでゆっくり眠れるとただそれだけを考えていたが意外な落とし穴・・・、情けない事に“飯をつくる”食担の考えた献立をチャント作れるか、全く考えていなかった。

1日目夕食、好天に恵まれ屋外での全員集合の夕食、トン汁は食担にお任せ、オジサン3人は沼津で仕入れた干物焼きに専念無事乗り切った。男3人、食時が済むと早くシュラフに潜りこんだがそんなに早くは寝付けない、一人が起きだしたら続く2人も起き出し連れションとなった。

2日目朝食はホットケーキとスープ、こんなのやれる訳ない、残ったトン汁と飯、干物で朝は乗り切ると晩飯を喰いながら3人で合意していた、トン汁に飯を放り込んで暖めたこれが案外美味い、コッファーの上で温めた馬鹿でかいサバの干物にかぶりついてスープの代わりにコーヒーを頂いた。

装備担当がフライパンを1枚積み忘れたのも一因だったのだけど・・・・。

夕方も好天、湖畔での焼肉パーティ、今日も“全員集合”の夕食に積極的に賛成した、ポテトサラダは食担に全権委任、もっぱら焼き役に徹した、何やら訳の解らぬうんちくを語りながら野菜を焼いているお方も・・

計画通り夕食は無事乗り切れた、残ったホットケーキの粉は食担の手を煩わし感心するほどふくよかなホットケーキに変身した、夜は矢張り満天の星のもと連れションになった暗いと一人ではションベンも出来ない悲しいオジサン達。

 3日目朝食は味噌煮込みうどん、これぐらいなら出来る、水の量は相談して決めた。湯を沸かして決められた時間煮込めばいいのだ、後は切ったネギとベーコンを入れるだけ朝食は無事済んだ(ちょっと辛かったが何とか喰えた)、但しネギとベーコンは最初から切ってあったと思い込んでいた方がひとり、口を動かすだけで何もしなかった方が一人、味噌煮込みの後のコーヒーもオツなものだと変に感心した。男テントは矢っ張り辛い、食担の皆様ごめんなさい。

 

初めての参加 花組合宿

栄助F

合宿が近づくにつれ不安 の気持ちがありました、天候はいいか、ザックの準備はいいかテント泊で寝むれるのか、記録は正確にできるか、縦走最後までついて行けるか。そして24日がきます、早く目覚めてアイプラザに早く着きました。

長泉沼津ICでおりて登山口から徳倉山へ 縦走しながら西湾 東湾、天気は良くいい気分。 

天候は三日間いいと思って天城高原に着いてテント張り 食事、夜中風が強く朝の天気が気になる。起きると天気が良くほっとしました。 

二日目、天城山縦走路が始まる、万二郎 万三郎岳 アセビのトンネル、皮子平に降りたら、大ブナ ヒメシャラ 岩の苔の景色素晴らしい。八丁池到着 食事の支度中雨がポツリポツリ屋根の下に移動するも食事終了は雨が無く安心しました。

三日目は長いトラバース、三蓋山の登りは楽しかったです、きついのに楽しい変です。長いトラバース中 26日は私の誕生日を思い出し、Mさんに教えたらハッピーバースデーの合唱 大変嬉しかったです。頭も思いっ切りぶちました、腰をかがめて よいしっと頭をあげたらもう一本あってごっつんです、まいりました。

仁科峠が見えて最後の登りかな、よし!と楽しく登りきり、下りだすとマイクロバスみえて、縦走をやりきり気分は最高でした。天候は良く何事もなく縦走の登り下りも楽しく満足しました。

 

<長いトラバース>

 

春らんまん

           佐枝子M

 去年の合宿は3日間、一日8時間以上の歩行と不明瞭なルートを歩き通すという厳しい合宿だった。今年は少し優しい山行をという事で少し遠いが沼津アルプス+天城山になった。このルートは冬に3回に分けて日帰りで行ったことがあったが、いざ山中で泊まろうと思うと稜線には水場が無い。渉外担当になり予定の峠下にあったキャンプ場を調べると閉鎖されていて、水の問題、幕営の問題がでてきた。

初めての人も多い合宿で行動用+共装の水を持って歩くことができるか?と心配したが難なくクリアし、幕営した八丁池はとても綺麗な場所だった。以前はあった笹もすっかり枯れ、大きなブナの木とヒメシャラと満開のマメザクラの続く、春らんまんの伊豆の山を大勢で楽しむことができた。

 

春合宿を終えて

紀久子S

初めての2泊3日!伊豆の踊子で有名で、天城山を思い浮かべ、心はずむが、重い荷物に長時間歩行、そして体力が心配になる。

沼津アルプス標高は低いが、起伏が激しく鎖やロープを伝わって歩くところもあり、汗びっしょりとなる。

天城山ブナの原生林があって、手つかずの自然がそのまま残っていて心が和む。

戸塚峠のすぐ北側にある皮子平は、ブナ林に密生するヒメシャラ群落周辺のブナ林のなかに大木がそびえていた。細い幹のヒメシャラが一面に広がっている。ロープの張られた樹海の様な道を歩いて、マメザクラの小さな可愛い花が咲いて魅力的な場所で気分はスッキリ。

「天城の瞳」・山の上の別天地八丁池急な坂道を登ると三蓋山山頂、三角点は南側のピークにあった。猫越岳山頂は樹林に覆われ展望なし。火口湖海底噴火によってできたらしい。牧草地帯を見下ろしながら仁科峠駐車場に着いた。新緑の晴天に恵まれ稜線歩き、トラバースも多かった。

テント撤収後、荷物が上手く入らず全部出してパッキングを指導してもらった。余分な物を持ちすぎ、頭の中で整理しておく。等々いろいろと迷惑をおかけしました。

皆様、三日間ありがとうございました。

 

お天気に恵まれた

由記H

 4月はずーっと雨ばかりで、なかなか太陽を拝ませてもらえませんでしたが、やっと天気予報に太陽マークが着き始め合宿はいいお天気になりそうで雨に降られる心配なく当日を迎えられました。

後発隊で参加でしたので1日目の沼津アルプスは歩けませんでしたが、天城山縦走は出来、よかったです。

そして今回は気象担当でしたので、天気図を書く練習をし、何とかラジオの気象通報について行けるようになり、当日も無事に書き終えられました。

 天気予報は私でもわかるお天気予報でよかったですが、他のパターンになるとまだまだチンプンカンプン・・・。気象は難しいなぁと再確認。今後も天気図を見て、少しは理解できるように成長したいです。

 

グレートトラバース

          裕子S

久しぶりに2泊3日で合宿に参加できました。1日目はお泊まり荷物を車に置いての沼津アルプス。高低差もあり、滑りやすい道中でしたが、古い社やすばらしい富士山など見所が沢山あり、ワイワイと歩いているうちに終わってしまいました。美味しい夕食に舌鼓を打ち程よい疲れのためあっという間に就寝。

2日目はお泊まり道具も全て持っていよいよ縦走の始まりです。背中はずっしりと重い荷物に押しつぶされそうですが、歩くしかないと決意。万二郎岳の山頂に着いてみて、他のメンバーの元気の良さにびっくり。天気の良さもあり、その後も順調に進んでいきました。戸塚峠以降は、長いトラバース道が八丁池まで続き、途中で嫌になりそうでしたが、そんなときに話をすると意外な話が聞けて楽しかったです。八丁池でのテント泊は最高のロケーションで、下は芝生のようでフワフワ。気持ちよかったです。

3日目は、水場に寄る予定だったのですが、各自が持っている水を調整したところ水場に寄らなくても山行を継続できることが分かり、より短いルートを選択することになりました。ここもまた、トラバースルートで延々平坦な道を歩きます。そこで、Fさんの誕生日発覚。しかもFさんは鳥に詳しく、鳴き真似もお上手。飽き飽きするトラバースですがFさんの得意技でずいぶん楽しませてもらいました。ブナの深緑や桜がキレイな道なのですが、それも長く続くと感動も薄れるという贅沢な悩み。そんな中で、すばらしかったのは、大きな木に出会えたことでした。みんなで手をつないで写真を撮ったのもよい思い出です。また、猫越岳では、登山道の補修を大勢で行っていらっしゃってとてもありがたかったです。

3日間メンバーと歩き通し、テントで2晩も過ごしたことはとてもいい経験となりました。

任務については渉外を担当しました。計画書は山域が2つになり、コースタイムや高低差などを考えながら、制作しました。悪天候でのトレーニング続きでいつもコースタイムを大きくオーバーし、計画通りに歩けるかとても心配をしました。いつも自分が山行計画を立てるときとは違った緊張感がありました。

山行はSLとして先頭を歩きました。Lより後ろを見ながらゆっくりと歩くよう指示があり、長い行程を考え、のんびり楽しく歩くことを目標に歩き出しました。歩いていると歩くことに夢中になってしまうことがあり、そうなる前に話しかけたり振り向いたりして意識をむけるようにしていましたが、後ろを歩いていたMさんは私のことをよくしゃべる人だなあと思ったことでしょう・・・。

そんなこんなの3日間でしたが、私の中ではとても充実した3日間となりました。それも一緒に計画をし、歩いて下さったみなさんのおかげです。ありがとうございました。

 

<大木の下みんなで手をつないで>