鈴鹿 御在所岳(3ルンゼ〜中道) 1212m

 

 

 


<山行日時>2016年1月4日(月)

<天候> 曇り時々晴れ

<目的>冬合宿自主トレーニング

    アイゼン歩行、ロープワーク

<ルート>裏道登山口〜3ルンゼ〜朝陽台〜中道〜中道登山口

<メンバー>

 L:洞井孝雄 SL:一則O 会計:洋介S 記録:厚子N 車:晋平Y

<記録>

6:00 半田アイプラザ 出発

7:25 中道P着 身支度

7:30 P 出発

7:44 裏道登山口、計画書、ポストへ提出        

8:14 藤内小屋 休憩

8:50 3ルンゼ取付きにてハーネス、ヘルメット装着

9:00 出発 5Pプルージックで上がる アプザイレンで急坂を下降。

12:00 沢の岩場で休憩 アイゼン装着

12:40 滝が凍りついた所の脇で休憩    

13:00 朝陽台着、休憩 アイゼン外す 雪はシャーベット状態で少しあるのみ

13:15 中道ルート 休憩なしで下山

14:30 中道登山口 着

(記録:厚子N)

またまた雪無し

一則O

 新しい年に入った。年末年始はなにかと野暮用が多く、年明け4日にはめずらしく時間ができそうだったため、3ルンゼを計画した。計画したのが昨年12月20日あたりだったので、年が明ければ寒くなって雪もふるだろうとの予測で。しかし、正月三が日は春のように暖かく、雪のひと粒も降らない。まあ、でも自主トレということで、ロープワークを学ぶのには寒くなくてよかったのかもしれない。

 3ルンゼの取り付きで、ハーネスを着け、準備。洞井さんがトップで行く。上部で確保ができたら「来い」のコール。2番手からプルージックで登る。ラストのわたしは、ハーネスにザイルの末端を結び、上で確保されて登る。1本目を終え、今度は私がトップで登る「ツルベ」。ザイル一杯まで行って支点をさがすが適当なところがない。5mくらい戻って、樹木で支点をとろうとするがどうもモタモタして素早くできない。下から「どうした、まだか」のコール。何とか確保できる状態になって、プルージックで登ってもらう。確保するという経験が少ないので、あせってしまう。

みんな登ってから2本目のザイルを出し、鈴木さんが先頭を行く。ロープワークのトレーニングである。

5mくらいの崖を懸垂下降で降りる。エイト環を使うのも久々で、少々手間取る。

そこから朝暘台まで少しだが雪があり、凍結してる所もあって、アイゼンを着け岩場を登る。正午あたりに朝暘台へ到着。10分ほどの休憩後、アイゼンを脱し中道を下る。凍結してるところもあるので、慎重に歩く。2時少し前に無事下山。

帰りの車中で、洞井さんから確保後のコールについて「短く、はっきりと」の指摘あり。

 今日は暖かく、待っていてもほとんど寒さを感じなかったが、寒い時は素早く的確な動作が必要だ。今後も経験を積んで、少しでも上達したいものだ。

勉強になります

洋介S

 久しぶりの3ルンゼです。合宿を控えての自主練習。目的はアイゼン歩行をロープワーク。今回、3ピッチ目でトップをさせて頂き色々と学ぶことがありました。@周囲をよく見ること。目先足元ばかりを見ていたため、本来右に折れるルートを間違え直進してしまった。Aセカンド以降の方とのコミュニケーション。遠く離れると何をしているのかわからないことがあり、予めコールを決めて双方状況が分かるようにしておくことで、安心できまたトラブルを察知できるようになる。

 実際に経験することで分かることが多い。今後も経験を積んでいきたいと思いました。皆さんありがとうございました。

3ルンゼでトレーニング

厚子N

 3ルンゼは今回2度目。積雪期ということでかなり前から緊張。ネットで昨年1月に行った方のブログなどを見ましたがどれも深い雪や凍ってるところもあり私が歩けるだろうか?と思い緊張して迎えた当日でしたがほとんど雪がなくて内心ホッとする。危険箇所にロープを張ってくださりプルージックで安心して通過できた。ただ大きな岩を登ることに難儀して何度も試みましたが左に目をやると、登れそうな足掛かりを見つけてあとはピッケルの先で土に突き刺し、「よっこらしょっ!!」っとかなり時間要しましたがなんとかクリア。

アプザイレンで急坂を下降することになり、頭の中が混乱して手間取り、何をしてるんだ!と自ら反省・・・。凍った滝を横目に一息しアイゼンを着け落石や浮き石に細心の注意をはらいながら、下から来る仲間に石を落とさないようにゆっくり登りました。朝陽台までは緊張が抜けませんでしたが皆様に助けていただき上がれた状態でもありました。まだまだ体力も技術もおぼつかないのですが、昨年暮れの南山のアイゼントレの後でもあったのでよい経験になりました。