2016年新年会・新年山行 鈴鹿 釈迦ヶ岳(1091.9m)
<新年会> 2016年1月16日(土) 朝明茶屋
<新年山行> 2016年1月17日(日)
<ルート>
朝明P〜猫谷〜ハト峰〜猫岳〜釈迦ヶ岳〜猫岳〜猫谷林道〜朝明P
<記録>
1月17日(土)晴れのち曇り
5:30 半田アイプラザ出発(日帰り組)
7:00 朝明P着
7:15 朝明P出発
7:45 衣服調整
8:30 ハト峰 休憩
9:50 猫岳 休憩
10:30 釈迦ヶ岳最高点(1097m)
10:40 釈迦ヶ岳山頂・三角点(1092m)
11:20 猫岳通過
11:45 休憩
12:10 白滝谷分岐
12:20 林道コース分岐
13:20 朝明茶屋着 記念写真
(記録:さつきI)
<メンバー>
A:CL 一則O SL:清子S 加代子O 孝枝T さつきI 泰江Y 栄吉M 葵S
B:PL 新海時生 SL:佐枝子M 久美子Y マリ子E 幸江N 伸子S 良子M
徳二A
C:PL 三郎O SL:みき子Y 達也W 由美子H 敏子K 由美K 紀久子S
D:PL 裕幸T SL:孝俊K 志貴子I 厚子N 裕子S 梅子N 清文S
CLとしての反省
一則O
新年会・新年山行と合わせて参加した。まずは新年会について。16日の午後2時に半田を出発し、朝明茶屋で新年会を行った。女性は夕食の準備、男性は薪ストーブの燃料の薪割り。3種類の鍋(芋煮、石狩鍋、キムチ鍋)ができあがり5時過ぎにカンパイで宴会に。ある程度お酒が入ったところで、一人ひとり、今年の抱負などを語ってもらう。そして、Oさんが用意した歌集を素にみんなで歌う。翌日は6時から朝食を確認して、自由解散。早い人は9時頃2階の寝室(大部屋)へ行ってお休みする。薪ストーブの前には飲み足りない?メンバーが集まり、山談義からエネルギー問題まで飛び12時ちょっと前に散会となる。
翌朝は5時頃から起き出し、朝食などの準備にかかる人も。ごくろうさまです。
日帰り組は朝5時半に半田を出発。7時ごろ朝明駐車場に到着。多少期待はしたものの、雪は降らず、2日ほど前に降った雪が、標高千メートルあたりにあるくらいか。
身支度をして、パーティーごとに別れて出発。雪がないので往きは林道をやめ、猫谷から直接、ハト峰を経由して釈迦ヶ岳にむかう。ハト峰あたりから登山道にはうっすらと雪があるが、凍結してるわけでもないので、アイゼンは必要ない。アップダウンを繰り返し猫岳に着いたのが、10時ちょっと前。11時半のタイムリミットまでは余裕だ。
釈迦ヶ岳山頂(三角点)着、10時40分。ここで、4パーティーのうちの先行していた2パーティーと合流が出来ずに、三角点と最高点に分かれてしまったようだ。
反省点@。あらかじめ、どちらの山頂へ向かうかを決めてなかったこと。
復路、われわれAパーティーは遅れがちで、釈迦から1時間ほど歩いたところで休憩を5分程いれたことで、他の3パーティを白滝谷の分岐で待たせることになってしまった。何かアクシデントでもあったのかと心配して、他パーティーリーダーのSさん、Oさんが迎えに来てくれた。われわれが遅れたことで、10分近くも皆さんに寒い思いをさせてしまった。すみません。
天気も好く、歩くのに支障がない程度の雪や風もほとんどない状態だったので、まだよかったのかも知れないが、厳しい条件下では、パーティー間の意思疎通ができないとなると危険である。反省点A。復路は猫谷林道を降り、全員無事に朝明13時20分頃着。やれやれである。CLとしての役目は何とか終わった。
終わってみれば、何も大したことはするわけでもないのに、30人もの大所帯を無事に帰還させるのは何とも気をつかうことをあらためて実感した。
それにしても、新年会・新年山行の実行委員のみなさん、ほんとにごくろうさま&ありがとうございました。これに懲りずに今後とも会の活動にはご支援、ご協力をお願いします。
年寄りバンザイ
新海時生
僕ももうすぐ63歳になります。立派な年寄りです。日本も高齢化社会がいろいろ心配されていますが、この会に居たら何の心配もいらないようにみえます。皆とっても元気です。新雪がうっすらと山を覆い、快晴無風の釈迦でしたが、うちのパーティただ1人の
30代(なぜここにいるのか不思議なくらいです。山でなければ介護施設の職員?)を除いて全員が60歳超。誰1人足を止めることも無く、とっとと頂上を踏んで降りてきました。この会では50は若手で30、40はハナタレです。素晴らしい!!70超の諸先輩を見習って、いつまでも元気に山を楽しんでいきたいと思える1日でした。
ポカポカ新年山行
三郎O
今年は暖かい日が続く中での新年山行となった。全く雪が無いのでは・・・との予想を裏切り、ハト峰辺りからは白く覆われた雪道を歩く事になった。
とは言え、アイゼンを装着するほどでも無く未装備のまま歩き続け、山頂付近で若干滑る処もあったが無事に山頂へ到着。
問題は下山。滑り易いコンディションの処もたくさんあったので心配はしましたが、「これも歩行練習になるかな」と思いそのまま下山 数人転倒がありましたが無事下山できました。
新人の方で初アイゼンを期待された方は残念だったかも知れませんね。でも良い天気にも恵まれ気持ちの良い山行でした。幹事の皆さま ご苦労様でした。
雪景色
裕幸T
土曜日の昼過ぎ、鈴鹿もほんのり薄化粧しています。金曜日の夜には少し降ったようです。日曜日、雪のない道を登って行きますが、高度が高くなるとうっすら雪景色を見ることができました。こんなにも雪がないなんて、これも異常気象でしょうか?
雪が無―い
清子S
今年の暖冬の中で、まだ少し雪が付いていて、樹氷が見られたのはいい方なのではないかと思う釈迦ヶ岳だった。みんな快調で、今年もすごい山行いっぱいの年になるのかなと思われる勢いがあった。新年会の飲み飲み食べ食べの勢いが止まらないのかも知れない。私たちのグループが、下りの林道コースへの分岐でみなさんを待たせてしまったらしく、申し訳ない事をしたのかなーと思ったのですが、注意して下り休憩もしていただけという次第で…。
一つ、個人的にそうかと思ったことがあった。前を行く岩もやっている人が、急な雪が付いているところで、コンとステップを切って、それが1センチ?と思えるくらいなのに上手に登ってしまうというのを見て、(まあ、脇から登っても何とでもなるのだけれど)私の中でそれがおもしろくて、密かにハマッテしまった。という楽しい山行だった。というか、いつでも楽しい。
大勢の参加者で新年を
志貴子I
みんなが雪を期待して参加してきたと思うが残念なことに靴の裏にべたべたとくっつく程度の雪しかなかった。でも会員達とおしゃべりをしながら歩く楽しみは十分に味わう事は出来ましたし前夜の宴会では名前と顔がくっつかない人ともいろいろ話すことも出来楽しい宴会、山行が出来ました。実行委員の人たちも苦労されたと思いますが、お疲れ様でした。
山はじめ
孝俊K
今年の山はじめは新年山行となりました。今年の鈴鹿はとにかく雪がありません。朝明茶屋の主人に聞いても47年住んでいるが初めてとのこと。雪がないので、山頂まで往復できました。おととしこのルートの時は猫岳までしかいけないくらい雪が深かった。今年もいい一年になるように。
新年会・新年山行
徳二A
初めての新年会でしたが、おいしい鍋料理をつつき、お酒を吞み、歌を歌い夜遅くまで話をしてスーパーマンみたいな人が沢山いることにビックリしたりして、楽しい時を過ごせ、ちょっと山の仲間入りができたかなと感じました。ごちそうさまでした!
羽鳥峰、猫岳、釈迦ヶ岳と積雪は0〜3センチでしたが、快晴の中、朝日に照らされた海がオレンジ色に輝き、霧氷で白く輝く木々がとても綺麗でした。
ただ新調したアイゼン、ピッケルの出番がなかったことが残念ですが、次の機会の楽しみとします。
定例釈迦ヶ岳
さつきI
毎日見る鈴鹿の山々が、白くなったのが、1度で3時間くらい、のりも、野菜も、暖冬に困っている。雪山目指す我々もかな、日常はとてもありがたいけど、何か世の中変わりそう。朝明P出発も雪なし。水の流れているとこが氷り、少し冬を感じた。だんだん高度を上げると、白、白、申し訳のないくらい雪がある。やがて猫岳を超えると霧氷もきれいになってきた。やはりこれでないと。来たかいが無い。今年初、綺麗の一言。「いいな」「いいな」。と思っているともう山頂。下りは田んぼ状態、少しだけ冬を感じた山行でした。
ほんの少しだけど
達也W
冷気も感じない朝からいい天気でした。快晴無風でコンビナートの煙突の煙は青空に向かってたなびき、海は、まさに地平線から朝日が昇ってくるかの如く赤銅色に光り輝いていました。然し、青い空には一条の飛行機雲、少し山頂に雪を冠した御池岳が凄く近くに見えました。天気の崩れは早いぞと感じました。登山道にはほんの少しだけ雪がありました。釈迦ヶ岳山頂付近にも数センチ積もっておりました。雪のある季節は山への気持ちの持ち方が違います。
新年会と霧氷の山
久美子Y
どんなに寒くなるのだろうか?今年は暖冬で雪は少ないだろうけれど、今から寒くなる予報で雪も降りそうで、あれこれ思い巡らせて防寒の準備をしました。
山に登ってみれば木の根っこは凍ってはいるものの、ハト峰あたりからはうっすらとした雪でアイゼンいらず。天気も穏やかで、春に咲くシロヤシオを思い描きながら太い幹を確認できました。コースはアップダウンがあり、登りがいがありますが、下りはなめらかに歩けるのに登りは相変わらず弱い私。釈迦ケ岳の山頂周辺の霧氷はきれいでした。
前日の朝明茶屋での新年会は石狩鍋、芋煮鍋、キムチ鍋、他色々と豪華メニュウ。実行委員さんの畑直送の野菜がふんだんに使われて贅沢感満載です。赤々と燃える薪ストーブを囲んで語らい、歌って楽しい新年会になりました。実行委員さんのここまでの段取りと美味しさ提供にはとても感謝です。
お疲れ様でした。
新年会&新年山行
梅子N
朝明茶屋での新年会、美味しいお鍋を頂き皆様のお話を聞き楽しい新年会でした。
翌朝もしかして雪が…、残念ながらなしでしたが、登って行くと徐々に雪でした。
ハト峰のざれは滑りそうで大変でした。
お世話になりまして有難うございました。
なかよしとアンチエイジング
栄吉M
1ヶ月半ぶりの山行きであった。それも前日泊で新年会も兼ねている。期待と不安の参加であった。
しかし行きの車中75歳の男性まるで青年である。朝明茶屋の手前4kmで自発的に下車し茶屋まで走り出す有様、たまげました。
新年会もお母様がたの手早い、おいしい調理と名酒で腹一杯にさせていただきました。興にのせての歌と語らいで、あっと云う間の7時間の新年会でした。おかしなもので話していると相手の方の顔が事実として若返ってくるのがみえました。
翌日17日、当日出発組とパーキングで待ち合わせ一路釈迦岳に出発しました。天気晴朗、飛行機雲もくっきりとみえ幸か不幸か冬山登山らしくない気候であった。
しかし、ハト峯からの稜線から釈迦岳の三角点までは薄ら雪化粧、樹氷もみえました。
遠く伊勢湾、知多半島もよくみえ絶好のロケーションを堪能しました。
先回の伊吹山の山行では、ばて気味であったが登りは、歩幅を小さくしてセーブして歩いた。楽しめました。
お世話係の皆様お疲れ様でした。
雪道の下りに苦戦
清文S
新年山行に参加しました。雪山の装備を準備しているといつもの35ℓのザックでは収まらなくなったので、用意してあった45ℓのザックのデビューとなりました。無用なものは収納しなかったのですが、それでも10キロになって、背負ってみてもそれなりの重さを感じました。現地の積雪は5センチほどで上りに関してはアイゼン無しでも不安は無かったのですが、猫岳から釈迦ヶ岳の間の下り坂では私だけ何度も何度も尻餅をつきました。息は上がってないのですが、腿の上部やふくらはぎが痛くなって、かなり足に来ているなと感じました。下りの林道では雪も消えてパーティーに遅れることはなかったのですが、歩ききれた進歩を感じたものの、まだまだだなと痛感した山行となりました。
やっぱり雪は…
泰江Y
雪は、期待したが、やっぱり降らなかった。アイゼンを使うこともなく、釈迦ケ岳山頂まで、行くことができた。昨年の新年山行で初めてふわふわの新雪の雪山を楽しんだが、今回は、雪は、頂上近くに少しあっただけで、ちょっと残念だった。1月としては、めずらしいことだそうだ。今回は、実行委員の一人として、準備に加わった。色々大変だったがそれゆえに一層絆が強まった気もする。何とか、無事に終了でき、本当によかった。
山頂へ!!
由美K
釈迦ヶ岳は以前登った時に天候悪化の為、猫岳で引き返した山。今日は天気も良好、雪も少ないし、行けるぞー。いざ、釈迦ヶ岳に出発!!
結構な急登もあるし、なかなか遠い道のりだ。猫岳に到着すると目の前に樹氷が素晴らしい美しい釈迦ヶ岳の姿が見える。山一帯に桜の花が咲いているみたい・・・。休憩をとりながら釈迦ヶ岳に見とれていた。
ここからは初めての登山道を歩く。美しい樹氷の山道は空気が冷たい。景色を楽しみながら山頂到着。樹氷も見えたし山頂も踏めたし満足、満足!!
暖冬の新年山行
厚子N
暖冬だからとどこも雪がないと昨年から耳にしてきたが朝明の駐車場も雪がない。ピッケルをストック代わりに持って歩きましたがアイゼンはずっとザックの中。標高を上げるとようやく雪らしき白く登山道にお目見えし樹氷も見られ青空に映えてきれいだ。
新年山行も例年ではラッセルを強いられるところ、あまりの雪の無さにがっかりだったが風もなく気持ちよい汗をかき良い運動が出来たかな。
前日の新年会は行けませんでしたが、この日のために準備されてきた実行委員の皆様お疲れさまでした。
冬はどこへいった?
幸江N
昨年は朝明渓谷Pまでたどり着くまでに雪で四苦八苦したのに、今年は道路に全く雪がなく、スムーズに到着。周りの山々は黒々していました。
歩き出して暫くしたら、ようやくうっすらと雪がでてきました。寒くなく、稜線上は風もないので、メリノウール1枚でちょうどよかったです。ハト峰〜猫岳〜釈迦ケ岳の稜線歩きは、右も左も見渡す限り眺めがよく、心地よい山歩きができました。四日市方面に目を向けると、太陽がすでに登っているのに、その下からさらに日の出が輝いているような太陽が2つある?という不思議で神秘的な光景に遭遇しました。
登りも下りもアイゼン、ピッケルの出番はなし。固まってつるつるになった雪面を下るのに、哀れな姿の下山スタイルとなってしまいました。もっと訓練が必要です。
冬がどこかへ行ってしまったようで、少し寂しい気がしました。来週以降に本格的な冬が訪れるのを期待したいです。実行委員のみなさま、お疲れ様でした。
雪山・・?
伸子S
17日朝「後、30分ほどで着く。」と日帰り組から連絡があった。予定通りだ。皆に伝え、私達も準備を整えて駐車場へ向かった。駐車場にはもう日帰り組が到着していて、山登りの支度の真っ最中だった。2〜3必要な事務連絡を済ませ程なく出発。雪は無い。伊勢谷小屋を過ぎたあたりから、路面が凍っているところがまばらに出てきた。やがて猫谷林道の分岐、猫谷を行く。路面の凍結はなく、何事も無く(無くて良かった。)ハト峰着。薄っすらと雪があった。天気は晴れ。そして猫岳へ、ハト峰から猫岳まではアップダウンが有って思いの外距離がある。雪も少し厚さを増してきた。下見の時には霧氷が見事だったが今回はあまりない。海が陽の光を反射して赤く光っていた。釈迦ヶ岳に近づくに連れてさらに雪は厚さを増し霧氷も華やいできた。が、期待していた雪山と言うほどではない。そして目的地の釈迦ヶ岳三角点着。降りは早くも溶け出した雪で泥濘み、滑りやすくなった道を慎重に下りてきた。13時過ぎに全員無事に駐車場着。記念撮影をして、解散。何事も無く終わって本当に良かった!!
気持ちを新たに
孝枝T
改めて思った事は、新年山行は雪があったとか無かったとか、行程をクリアできたとかそういった事だけではないのだなと。
雪山に踏み入れたことが無い人も、ベテランさんも、皆で新年のひと時を山で過ごして、今年はどこに行こうかな、と思いをはせてみる。去年できなかったことを思い出したりしてみる。ふと自分が普段暮らす知多半島を眺めてみる。
そういった時間なのではないかと思いました。
そういえば、私の初雪山も新年山行でした。只々ついていくだけだったのが、懐かしく思い出されます。
新年会・新年山行
紀久子S
今年は新年会から参加することができた。半田を14時に出発して、着いてすぐに食事の準備、薪を割り、鍋の準備と段取りよく進められて宴となった。お酒も進み、会話も弾んだ。暖炉を囲んで山の歌を歌い楽しい一時を過ごすことができた。中には懐かしい歌もあり、学生時代を思い出した。
新年山行なのにほとんど雪がないのが残念ではあったが、天気も良く、風もなく暖かで気持ち良く、猫岳・釈迦ケ岳三角点、頂点まで歩くことができ、楽しい山行となった。
運営委員で準備をされた方、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。
新年山行
良子M
新年山行の釈迦ヶ岳、朝明Pを7時半出発の予定が前泊組も当日組も早く準備でき7時15分に出発できた。雪がなく猫谷道を進む。ハト峰近くでうっすらと雪が現れる。下見の時は風が強くハト峰を過ぎてからの稜線歩きは寒い思いをしたが、今回は風もなく暑い位だった。アイゼンを付ける程でもないが雪道の下りはやはり慎重になる。13時20分全員無事に朝明着。未熟ながらも実行委員を務め終えてホットする。参加された皆さん、ありがとうございました。
今年の幕開け
マリ子E
新年会は入会して初めての参加。もちろん朝明茶屋の中に入るのも初めて。実行委員の指示のもと、野菜洗いや刻み、皮むきなど皆んなで下準備。水が冷たく手が切れるようだったがそれはそれで面白かった。外では男性陣が、「パキー」っと、いい音を出して薪割りに汗を流している。
そして「石狩鍋」「芋煮鍋」「キムチ鍋」が出来上がり新年会の開始。色々なお酒とお鍋を頂き、盛り上がったところで新年の抱負を発表しあった。あちこち話が飛んだり脱線したりで、笑いあり驚きあり、拍手ありヤジありで、楽しく有意義なひと時だった。山の歌、ケーキや焼きそば・・・何もかもが美味しくて心温まる素晴らしい新年会だった。
翌日は新年山行で釈迦ガ岳に登った。ハト峰までは堰堤を通る谷コ−スを進んだ。最後に急登があるものの、昨夜の楽しかった新年会を思いながらいつの間にか到着。雪は全くないが眺めは最高。太陽が伊勢湾に反射し黄金色に見える。猫岳に向かうアップダウン辺りから雪道となりシロヤシオの木々も霧氷に変わった。ピッケルもアイゼンも必要とせず釈迦ガ岳到着。山全体が霧氷で覆われ淡い墨絵の世界に堪能した。
新年山行の目的は「雪と戯れる」だったが、雪が少ないおかげ登頂できたので、私は嬉しかったです。実行委員の方の綿密な計画で素晴らしい幕開けになりました。感謝です。
ピッケルさまさま!
葵S
下見山行の話を聞いて、「ピッケルは無用の長物になるのでは?」と短絡的に考え、本当に必要かどうか、正直、疑問だった。
しかし、その心配は無用であった。道中、幾度となくピッケルに助けられた!特に下り!人が踏み固めた後を歩くのは滑る!滑る!怖い!怖い!
♪登りはよいよい下りは怖い♪で、山頂から猫岩までの折り返しの下りの道中では、特に神経を使った。下りになると、途端にペースが落ちる。あれよあれよという間に、車間距離ならぬ、‘人間(じんかん)距離’が開く、開く。私の弱点は‘下り’である、ということを再確認しながら、追いつこうと努力をしたが、やはり、‘下り’が始まると、縮んだと思っていた距離が瞬く間に開いてしまった。
まずは、いかにこの‘苦手区間’を克服するか、が目先の課題である。
先頭を元気よく歩いて下さった清子SL、後ろから温かく見守って下さった、小栗CL、そして、‘一本’毎に、おやつを補給して下さった皆様方、山行を共にして下さって、有り難う御座いました。