四国山地    石鎚山(1982m)  冬季の石鎚山に上る

 



山行期間>

2016(金)〜7日(日)

<天候> 

曇り 時々 雪

<ルート>

ロープウェイ〜成就社〜八丁坂〜夜明峠〜天狗岳往復

<参加者>

L:盛夫S(東三河山ぽ会)SL:利夫H(東三河山ぽ会)
医療:恵子U(東三河山ぽ会)
医療:厚子N 記録:孝俊K

<記録>

2月5日(金)

18:15 阿久比

19:30 刈谷SAで他山岳会合流

2:30 石鎚山ハイウェイオアシス着 就寝

2月6日(土)

4:30 起床

7:09 ロープウェイ乗り場着(準備)

8:00 ロープウェイ乗車

8:12 山頂駅着

9:08〜13 休憩

9:25 アイゼン装着

9:45〜51 休憩

10:16 夜明峠

11:26 二ノ鎖元小屋

11:56 弥山

12:43 天狗岳山頂

13:05 弥山

13:26〜44 二ノ鎖元小屋(休憩)

15:14 成就社

15:54 ロープウェイ乗り場

16:20 下山ロープウェイ乗車

16:37 ロープウェイ駐車場

20:00 石鎚山ハイウェイオアシス泊

2月7日(日)

6:00 起床

21:00頃:半田着  

四国遠征

孝俊K

四国は愛媛県の石鎚山に行ってきました。西日本は暖かそうなイメージがあるが、四国山地は季節風が関門海峡や中国山地の低地を通り抜けるため湿った空気が直接四国山地にぶつかり雪が降りやすい。そのため冬は立派な雪山と変貌する。深夜の高速に乗り石鎚山ハイウェイオアシス泊。翌日は、ロープウェイに乗って1291mの山頂成就駅着。20分ほど歩くと、成就社がある。こんな山奥に立派な神社がとびっくりする。緩やかな坂道をくだり、鞍部に到着すると目の前には急坂。アイゼンを付け急坂を登ると鎖場。ここでハーネスとヘルメットを装着して鎖場を登る。今回のリーダーは東三河山ぽ会のさん。半田では腰紐だが、チェストハーネスの指示。腰紐は簡単だが、落下の際に内臓にダメージを与える場合がある。チェストハーネスは少し難しい分ダメージは少ないが、それでも肋骨を骨折する恐れがある。それぞれのやり方には長所・短所があるので理解して使うことが大事。鎖場を超えて、二の鎖小屋で休むと弥山を目指す。弥山までの道もトラバース気味の斜面を横切る場面もあり油断できない。今回は雪が少ないが、雪が多い場合は要注意。弥山から天狗岳までは痩せた岩稜歩きで片側は切れ落ちている。弥山からの下りはいきなりの難所。太い鎖があるが、持ちにくく落ちたら終わりのためザイルで確保をして、プルージックで下る。Lはメンバーの安全なルートを探しながら進む。L,SLとアドバイスが飛びあい、安心感がある。自分もこういったリーダーになりたいと思った。難所を超えると天狗岳。天気は悪いがすごく達成感がある。一気にくだり無事に山行を終えることができた。その日は再び石鎚山ハイウェイオアシスでテント張り就寝。最終日は金比羅さん、讃岐うどん食べ歩き、淡路島など四国観光。他山岳会の方々ととても楽しい山行と観光ができた。道中も他の山岳会様子、山道具の使い方、山の話などいろいろな話ができたので会話が途絶えず楽しく、かつ勉強になった。また駐車場でのテント泊は快適。色々コツを教えてもらえたので次は自分で実践してみたい。

初めての四国と石鎚山

厚子N

12月末、東三河山ぽ会より石鎚山へのお誘いがあり、初めての四国、初めての石鎚山にワクワク!金曜夜に合流し、四国へ。晴れ予報のはずがなぜか曇り空で自称晴れ女の私に「山頂で晴れなかったらどうする?」と聞かれ、「うどんをご馳走します。」と言ってしまった。Lのペースに負けずと着いて行くとすぐに息が上がってしまった。長い下りに登り返しがキツかった八丁坂。2000m級の山にしては気温も低く風も強い。今回初めてピッケルが凍っているのが判る。手袋とピッケルがくっつくのだ。山頂小屋に着くとうっすらと日が射してきて天狗岳が現れLに「晴れたということにしましょう!」と優しいお言葉を頂きうどんをご馳走することがなくなりホッとする。天狗岳へ向かう急な下降路を細引きで確保していただき慎重に降りた。ピッケルもあるので難しくなかなか思うように降りられない。細尾根、岩稜帯を進み、岩場にアイゼンの爪がなかなか思うように利きません。岩から覗くとココで落ちたら!と下は何もありません。足の置き場に細心の注意をはらいながらようやく二人が立てるくらいの狭い天狗岳の天辺に立つことができ記念撮影。今年の冬山、どこも雪が少ないのですが、少なくても雪があるということ、少しでも雪のある所を歩くということ、まだまだ難しかった。道の駅でのテント泊、東三河との交流&朝からうどんと金比羅さん参拝、楽しかったです。ありがとうございました。