飛騨 濁河アイスクライミング
<日程>
2月6日(土)〜7日(日)
<山行目的>
アイスクライミングを楽しむ
<メンバー>
L:新海時生 SL:板津彰伸 食担:志貴子I 会計:征季W
記録:聖子S 裕幸T 晋平Y
<記録>
2/6(土)曇り時々雪時々晴れ
4:30 アイプラザ半田発
8:30 クライミングエリアP着
準備をして終日クライミング。3山岳会合同で総勢16名の為、4本ザイ ルを張ってTRで楽しみました。
15:20 クライミングエリアP発
15:40 宿着
2/7(日)晴れ
6:30 起床
7:00 朝食 準備をして
8:00 宿発
8:05 クライミングエリアP着
準備してクライミング開始。今日も4本ザイルを張ってTRで楽しむ。
11:50 クライミングエリアP着
2日間、お疲れ様でした。
初めてのアイスクライミング楽しかった!
晋平Y
濁河温泉アイスクライミングエリアへアイスクライミングのお誘いを受け、生まれて初めてアイスクライミングに挑戦しました。暖冬暖冬と言われている今シーズン、どんな風に氷が張っているのか?ワクワクしながら現場へ懸垂下降しました。
いざ、クライミング!力み気味にアイスバイルを振って、アイゼンのフロントポイントを蹴り込む。ジワジワと氷壁を登る感じがとても新鮮。
夜は、参加メンバーと山岳会間の交流会で0次会からの宴会。様々なお話が聞け楽しかったです。
二日目は同じく氷壁に取り付く。終わり際にやった岩と氷にミックスのラインが神経を使いとても印象深い登りとなりました。
アイスバイルx2、縦爪のクランポンと高級品がまだまだ揃えれません。いつかは自分の道具で!またよろしくお願いします。
寒いが楽しいな
志貴子I
濁河のアイスクライミングに行くようになって何年になるかな。4回ほどは行っていると思うが登れても登れなくても他の山岳会と交流してわいわい話をする楽しみがとっても良い。今年1日目はちらちらと雪が降る日でしたがそれほどの寒さもなく新しい方が多数いましたが結構楽しんで登っていました。2日目の朝はとっても冷えて寒かったが登り初めて1時間もすると日が差し登ると暑くなるほどでした。自然の氷漠はその年で出来具合が違うが今年は雪が降らなかったので心配しましたがそれなりに橋のもとは凍っていて登ることが出来ました。
又何回も来ているのでそれぞれ岩とのミックや薄氷にチャレンジして楽しんでいました。私も結構楽しんで登りました。
初アイスクライミング
征季W
初めてのアイスクライミングでした。自分が思っていた以上に難しかったです。足を決めて立ち上がってバイルを打って登っていくのですが、上手く足が決まらずにバイルを刺して腕だけで登っていこうとするので、すぐに腕がパンパンになりました。今も、こうしてパソコンを打ってるだけで肩も腕がだるくて仕方ありません。また、確保をすることがいかに大切なことかを知ることもできました。懸垂下降も久しぶりにして緊張しました。時々っていうか、復習の大切さを感じます。
夜は他の山岳会の方たちと交流も深くできて良かったと思います。
来年も楽しみにしています。
温泉三昧のはずが・・
板津彰伸
2月6日7日で御嶽の濁河温泉のアイスクライミングに行って来ました。半田からは7名、他会からは9名の参加で総数16名の大人数となった。5年ほど前から始まった合同アイスクライミングも最初は私一人の参加だったがいつのまにか半田の参加が多くなっている。(実際にアイスクライミングの楽しさに芽生えたメンバーも増えている。) 2日ともに濁河温泉の橋の下付近でのアイスクライミングとなった。
今年は温泉三昧を考えていたが実際には氷の壁を登る時間の方が絶対的に長く楽しかった。温泉は20分程度だったが夜の宴会も長時間楽しんだ。
初日、橋の下まで降りるのに道も無いので先行部隊がザイルセットをする事になり、出発。私は初めての参加者と一緒に最後で向かうことになった。先行部隊の中で懸垂下降用のザイルをセットする前に滑り落ちたメンバーがいた。実際には数メートル滑り落ちて木の枝で止まっていたようだが、この枝が無かったら氷柱の下まで落ちていた筈だ。ザイルをセットし全員が懸垂下降手順に間違いが無いか確認して最後に河川敷まで降りた。危険個所の判断が出来ていなかった事は個人の問題でもあるが、混成チームでの行動を掌握するリーダーを決めていないことに問題があったようだ。反省としては各会のリーダーは決めているが、全体のリーダーを決めておく必要があった。
その後は、垂直の10mほどの氷瀑で4ルートにも分かれてアイスクライミングを楽しんだ。久しぶりの垂直の氷瀑だがアイスバイルとアイゼンだけで登る事が出来る。みんなも同様に楽しんだようだ。
安全通過のザイルセット、トップロープのセット方法、支点作りは確実に出来る事も重要だが、その場面においての臨機応変の考えやセットが必要になってくる。登山学校のスタッフでもこの判断出来ないことも知った。楽しいだけのアイスクライミングを体験するのは簡単だが、その危険性を充分に理解されていなかったと思う。
最近特に感じる事は実際の体験として身近で教える事の必要性を感じる。自分がセットすれば簡単ではあるが、それでは信頼するメンバーは育っていかない。メンバーの危険個所の通過方法、支点の作り方、ザイルのセット方法やこれらの考え方を直接教えて、実際のやらせてみる事(私たちはそのやり方を見て間違いがあれば教えるだけ)の大切さを実感する。出来る人を増やすことや信頼できるメンバーを育てる事は大切だ。
アイスクライミング終了時は、またこのアイスの壁と笹のある急斜面を登り返すことになる。確保しながら登って全員駐車場に集まり解散となった。ゆっくりとした時間の中で楽しい2日間を過ごさせてもらった。
反 省
新海時生
今年も行ってきました、濁河温泉。毎年アイスをしに行くというより雪の露天風呂と宴会メインですね。じねんじょさんや熱田の皆さんとの交流も楽しみです。
今年は顔ぶれに少し変化がありました。いつも中心になってまとめて頂いている岩田さんが都合で来られず、じねんじょのN君、うちのSちゃんら若い人たちがとりまとめてくれそのせいかメンバーがずいぶん若くなりました。じねんじょ、熱田、半田の男子20代トリオ(現在の会にあっては貴重な宝のような存在です)も勢ぞろい。この先も会の垣根を越えて交流して行って欲しいものです。とても楽しく2日間を過ごしました・・・・が、最後お開きの挨拶で板津さんよりしっかりとクギを刺されました。僕は半田パーティのリーダーだったのですが、いつもの調子(全体のまとめは岩田さんにおまかせ)で気楽にやっていました。3山岳会合同のクライミングです。定地でトップロープのみというクライミングですが、ロープセットにしても、取り付きの河原への移動(上り下りともロープ確保)にしてもそれなりに危険をともないます。今回は危ういヒヤリハットも実際にありました(他会ですが)。岩田さんがいない以上、他に中心となってまとめる人が必要だったのです。全メンバーの構成上(今回は他会の参加メンバーも把握していませんでした)、ぼくがその役をしなければいけなかったようです。遠慮もありましたが、板津さんに指摘されるまで気づきませんでした。結果何事も無く良かったですが、以後キモに銘じて気を付けていきます。
ご指摘ありがとうございました。
雪はなくても…
裕幸T
暖冬で雪はないけど氷はどうか?と心配して行った濁河温泉。道に雪がないのでスムーズに走れたせいかチャオ御岳スキー場から先がまさかの夜間通行止めで閉鎖されていました。17時〜8時の間閉鎖のようですが、開いたのは8時20分頃。昼間もチャオ側では冬タイヤ、チェーン装備の検問を実施しているようでした。途中でスタックする車があるせいでしょうか?
濁河温泉では雪は少なくても氷は出来ていて、二日間ほぼ貸切り状態で楽しめました。二日目は快晴・ポカポカ陽気で、御岳が綺麗に見えました。こんな日に、ほとんど日の当たらない谷間でアイスクライミングをするのもまた一興です。
3度目の正直
聖子S
3度目の正直で、やっと濁河のアイスクライミングに参加する事が出来ました。そしてマイバイルも持参!!最初の1本目は、今年初のアイスなので、すっかり感覚を忘れてしまっていて、無理やり登っている感じが自分でもわかりますが、うまく修正できない。他の会の上手い人の登りを見ながら、2本目からは修正!!2日間通して、他の会のメンバーとも交流しながらアイスクライミングとその後の懇親会を堪能しました。まだまだバイルを上手く扱えず、硬い氷だと、バイルをしっかり刺すことが出来きません。腕力だけの問題ではないはず・・・早くコツを掴みたいです。
そして、この濁河は、駐車場から、クライミングエリアまで行くのも一苦労。2日目に懸垂用のセットを頼まれ張りましたが・・・時間がかかり過ぎました。もっと素早くやらないと・・・・。そして、TRをセットする他の会の登山学校同期の姿を見て力の差を思い知る事に・・・追いつけ追い越せ!!来年は、少しでも成長した姿を見せられるように頑張ります!!
そして、最後に、今回は、いつもの取りまとめ役のじねんじょの岩田さんが不在の為、登山学校同期のじねんじょメンバーと私が連絡を取りながら取りまとめをさせてもらいました。しかし、熱田を含めた所で、取りまとめ役の誰もが、お互い何人来るかは把握していても、計画書を提示し合い、また、自分の会のメンバーに情報として提供するという大事な役目を忘れていました。申し訳ありません。楽しみばかりが先行して、一番大切なところに、最後、板津さんに指摘されるまで気が付きませんでした。まだまだ詰めが甘い・・・・これからも、ご指導・ご指摘、よろしくお願いします。