<日程>
2016年 2月8日(月) 晴
<山行目的>
雪の比良の山に登る。
<ルート>
明王院−御殿山−ワサビ峠−武奈ヶ岳−コヤマノ岳−御殿山−明王院
<メンバー>
L:達也W SL:良子I 会計:由美K 記録:優子S
<記録>
5:00 板山公民館発
7:40 地主神社駐車場着
8:00 明王院登山口発
針葉樹林の中を歩く。凍結しているところもあり、慎重に上がる。
8:20 暑いため、衣服調整
9:00 680m付近(10分休憩) リスの足跡を発見する
9:50 846mポイント(10分休憩) ここからはボトボトと雪が落ち春山を歩いているような陽気
10:55 御殿山着(10分休憩) ワサビ峠へと下り、南西陵へ
11:50 山頂着。360度のパノラマ展望を楽しむ。(15分休憩)
12:30 コヤマノ岳着。中峠へと下り沢を横切り、御殿山へは尾根道で登り返す。雪の量も程よくあり、ルート探索をしながら、ここの部分が今回の核心部となった。
13:45 御殿山(10分休憩)
14:20 846mポイント。凍結部分の下りに注意し、アイゼンを装着。
(10分休憩)
14:55 アイゼンを外す。
15:15 地主神社駐車場着。
(記録:優子S)
元気印
達也W
武奈ガ岳登山は、明王院から登るのは初めてだ。杉の植林の急登に夜来の冷え込みで登山道はゴツゴツの凍結。アイゼンが欲しいところだがそれでも元気な若い連中はロートルを振り返る事も無くグイグイと登って行きます。ヒーヒーハーハーで御殿山に辿り付くと良い景色が待っていました。四方の山々を愛でながら至福の一時を過ごしますが、武奈ガ岳山頂まではまだまだ長いんです。快晴無風で絶景の山頂でまったりしているわけにはいきません。
下山はコヤマノ岳から中峠ですが、大回りで時間的に無理ですので、途中の尾根からわさび谷目指して一気に下降しました。見るからに陰気そうなV字状のわさび谷は敬遠して左手の尾根を登って御殿山に上がりました。はつらつとした元気印のメンバーに支えられて何とか歩き通せました。
ツルツル登山道
由美K
地主神社から赤い三宝橋を渡り、明王院の境内から武奈ヶ岳に向かう。いきなりの急登だ。九十九折れの登山道は雪が少ないが凍っていて歩きづらい。途中、ショートカットし846P近くの尾根に出た。雪の表面がキラキラと太陽の光で輝き美しい。少しずつ雪も多くなってきたがガリガリしている。暖かさで樹氷からポタポタと雫が垂れる。冷たい!!時折、樹氷の塊も落ちてくる。次第に展望が開け周りの山々の姿が望めるようになる。この前登った若狭の駒ケ岳や百里ヶ岳も見えるとLが教えてくれた。
御殿山に到着。目の前には武奈ヶ岳。ここから望む真っ白な2コブの山頂はとっても綺麗だが滑りやすい登山道を足に力を入れて歩いたせいか足が重く山頂が遠く思えた。ワサビ峠への下りもスベルよ〜。アタフタしながら下った後は登り返しだ。踏ん張って登り山頂到着。
ステキ!!青空の中、360度の展望が広がっている。伊吹山や琵琶湖も見える。山頂のお地蔵さまは頭まで雪をかぶって立っていた。ご苦労様です。無事に下山できますように・・・手を合わせる。
ここからコヤマノ岳の周回コースを行く。下って登って山頂通過し、そこから一気に下る。その後は尾根の直登。誰かが付けてくれたトレースに助けられ御殿山に到着!!さっき登った武奈ヶ岳を見ながら休憩をとる。
下山開始。雪が溶けだし滑るところが結構ある。足に疲れが溜まったせいか歩き方が悪かったのか・・・滑ってずっこけてしまった。やっちまった・・・Lからアイゼンを付けるように指示が出た。情けない反面ホッとした自分がいた。無事、下山。
今日の山行は、ヤッタ感いっぱいだ。よく歩き、よく直登し、よく踏ん張った。皆さん、ありがとうございました。
おまけは美味しい
良子I
武奈ヶ岳だけでは終わらせてもらえません。「こんなに素晴らしい景色が見られればここで終わりでいいじゃん!」と、思うのですが、コヤマノ岳もおまけのように計画されています。おまけのようではありますが、地形図を見れば、峠が2つ。地図上の距離に騙されてはいけません。等高線を読みましょう。そして、案の定、楽しいルートでした?!道標の言葉に素直に従いすぎて、本来、行きたかったルートを外してしまいましたが、ほぼ最短距離で、一番の鞍部まで降りることが出来、また登り返しは、わさび峠には行かず、御殿山に直登できました。日頃の行いですね。よいお天気に恵まれ、楽しい仲間とワイワイ言いながら歩けて、とてもとても幸せな山行でした。
手強い地図読み!
優子S
地形図を見ただけで、鳥瞰図が思い浮かべられるようになりたいです。楽しいはずのコヤマノ岳は実はハードな行程で、かなりのトレーニングになってしまいました。まだまだ勉強、経験が足りないようです。