八ヶ岳  本沢温泉、夏沢峠


 


 


「ルート」 稲子湯⇒しらびそ小屋⇒本沢温泉⇒夏沢峠ピストン

   (天候の都合で第1日目に夏沢峠まで登り、翌日は下山する。)

「山行日」 2016年2月8日(月)9日(火)

「メンバー」

  L:一美I SL:佐枝子M 会計:良子O きよ子I 記録:清子S

「記録」

   5:00 東海市役所P発

   9:55 稲子湯P発、アイゼン装着。

  10:55〜11:05 カラマツ林の中で休憩。

        登山道はルートは踏まれていてはっきりしていて風は無く比較的暖かい。

  11:55〜12:05 しらびそ小屋前で休憩、みどり池は雪の下で見えない。この後はしらびそ林になり、水平歩道が続く。下りにかかると、やがて本沢温泉に着く。

  13:15〜14:00 本沢温泉でトイレ、一部荷物預けて夏沢峠に向かう。

  15:15〜23 夏沢峠着、風があるので少しだけ休憩。

  16:15 本沢温泉着。急いで5分程先の野天風呂へ歩いて行く。囲いも何もなく、大急ぎでドブーン。硫黄岳が見えてあたりは雪ばかり。零下の中のこの暖かさ、何という贅沢。小屋の食事もおいしく……暖かくZZZ。 

翌日

   8:00 本沢温泉発

   9:20〜10:04 しらびそ小屋にて休憩。

 11:30 稲子湯着

 

 雪景色を満喫しました。硫黄岳は登れなかったけれど十分に見たし、泉質の違う二つの

温泉を堪能出来たし、日本一高所にあるという野天風呂、初体験で楽しかった。

樹氷も見たし枝に氷が付いてそれが陽にあたって、青、赤、黄色とキラキラ眩しい程に

光るのは初めて見た。2日目から天気は荒れてくるという事で、先に夏沢峠だけ登った。けれど、晴れて見晴らし良かったし、本当に色々がラッキーであった。

           (記録:清子S)

雪山を満喫

             


             きよ子I

 この時期はあまり活動できない私は厳冬期の小屋泊初体験。とっても寒いと言う事は耳にしている。なんか心配もしつつの山行。しかしお天気に恵まれ、いきなり霧氷でもなく樹氷でもなく、幹や枝が氷で包まれ日差しを浴びてキラキラと色々な色に輝いている。多くの雪景色を見るがこれは初めてでとても感動した。気を良くして順調にしらびそ小屋経由、本沢温泉へ。9日のお天気は雪ということで夏沢峠まで登る事に。足元の雪も良く夏沢峠からの景色も最高。見上げる硫黄岳の雄大さにも感動。雪質が良いからか、とっても歩きやすく楽しい。時間が押し迫り慌ただしくもう一つの目的、本沢温泉、野天風呂へ。脱衣室もなく吹きさらしの中で準備してお湯に飛び込んだ。あったかく気持ち良い。夕日が硫黄岳を包んでいる。外は極寒。お湯の中で仲間と顔を合わせただけで笑いが起こる。9日は予報通りの天候のため、ゆっくり下山。沢山の貴重な体験ができ雪山を満喫できた山行だった。

待望の本沢温泉

              一美I

 稲子湯からのスタート、いきなり小枝の先が凍りついた木々が飛び込んでくる、水晶をまとったかのように、朝日に照らされ七色に輝き、何かおとぎの世界に迷い込んだようだ

 足早に本命の本沢温泉、野天風呂へ、極寒の銀世界の中で、硫黄の香りを満喫しながらのお風呂はなんて最高なんだろう

幸せ 幸せ の山行でした。

アナ雪の世界に

            良子O

 登山口から雪景色、樹は枝の先まで氷が付いていて光が当たるとキラキラ七色に光る。本澤温泉、本日の泊り客は私たちだけ。温泉も談話室も自由だけど、露天風呂は寒くて無理。みんなよく入れるな〜と感心をした。久しぶりの−10℃の美しさに感動した。

温泉ぷらす温泉

                   佐枝子M

 またまた行って来ました。雪の本沢温泉。本沢温泉と言えば野天風呂。初めて行った

時は、吹きさらしの湯が谷の中にぽつんとあるだけで震えながら湯に入り30分入っても

温まらず、決死の覚悟で出るという何とも野性味のある温泉だった。もう次回は無いなと

思ったのに、また行ってしまった。湯の上にはアルミのシートが浮かべられ何となく

温かくなったような気にさせられた温泉だった。そして今回はバージョンアップし湯船に

木製の蓋がされていた!心なしか湯の温度も高くなっているような気がする。やっと巷に

よくある露天風呂並みの温度になったかも?と思ったがやっぱり湯から出たら寒い、

本当に寒い。震えながら今回初めて庭にある内風呂へハシゴ湯をした。いや〜温かい。

っていうか熱いくらいだ。やっと芯から温まった。小屋も貸切だし、まったりゆったりの

雪の山を満喫できた。山頂には登れなかったが、温泉に入る為に登る山っていうのも

“いいかも”です。