北アルプス 焼岳北峰(2393m)

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山行目的:雪山の経験を積む

山行期間:2016年2月29日(月)

ルート:新中の湯〜焼岳北峰ピストン

メンバー:L:志貴子I SL:良子I 車:優子S 記録・会計:哲哉S

記録

4:25 阿久比町役場発

      美濃で降り出した雨は一時止んだが、飛騨鍾乳洞でまた強くなってきた。

7:24 安房トンネル、「トンネルの外雨」

7:30 新中の湯温泉ゲート、雨は上がった。

      軽四から降りたおじさんが閉めようとしていた、「中の湯泊まりの人達だけが通れる、車を下に停めて林道を歩くか、沢渡から・・・・」、困っていたら「500円払えば通してやる」と、ありがたい一言で無事通過、おじさんが居なかったらどうしたか?ゲートを開けて進んだだろうか?

7:40 新中の湯駐車場着、駐車代金を払って出発準備。

8:41 登山口取りつき、衣服調整、よく見ると林道に新中の湯からのぼってきたらしい足跡が見える、多少不安があったが見覚えのある登山道の標識があった。細かい雪降り出す。

9:40 2015m付近、風のないところで1本、雪は本格的になり風も強くなってきた、凍った雪の上に新しい雪、踏みあとはほとんど見えない、休んでいると体が冷えてくる、オーダー変更して休憩5分で出発した。

10:38 りんどう平、ズボズボはまる深雪、踏み後がさっぱり見えない、雪、ガスで展望開けず。I田、Sはワカン装着、深雪を進み道をつける、ワカンの後をついてもズボズボはまる腐れ雪。11時30分をタイムリミットとする。

11:30 2225m付近、進行方向右に下堀沢

      上部の崖がうっすら見える、進路は間違いないがタイムアウト、この深雪の急坂はつらかった、先頭は20歩くらいで交代して道をつけてくれた。

12:00 2100m付近、急坂を下って平らに到着、大木の下で風、雪を避けて、1本、温かいコーヒーに癒される。ズボズボはまってヘロヘロ、ふらふらと歩いた。

13:16 登山口取りつき着、往路の踏み後が隠れるくらいの雪だった、ズボズボはまったり、踏み後のない雪面を下ったり、苦労も遊びも満喫の下りだった。下るにつれ雪がサラサラになり気持ちいい。林道から直接、新中の湯に向かう。最後腐れ雪に足を取られた。

13:30 新中の湯温泉着、駐車のお礼と下山報告をして雪の降る中、着替え、車は雪で真っ白になっていた。

13:50 新中の湯温泉発。

安房トンネルの出口は大雨、どうなるかと心配したが、天気予報の“雪”を信じての出発だった。予報通り、取りつき付近から降雪が始まり次第に風も強くなってきたが体感は、それほど寒さを感じない。ズボズボはまる腐れ雪に疲れ切ってヘロヘロ・ふらふらになったが、往路、復路ともメンバーのきめ細やかな配慮のおかげで冬らしい山を満喫、無事下山できた、パーティの皆さんに深く感謝したい。

(記録:哲哉S)

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10歩で交代!

優子S

 中の湯温泉に車を駐車させてもらい、登山口までの車道を進みます。ところが途中からトレースなし!え?昨日は誰も入山してない?と嬉しさ反面、どこまで行けるのか心配になりました。登山口へ着くと、中の湯温泉の裏から登山口へのショートカットコースが見つかり、そこからは前日のトレースに沿って歩きました。りんどう平あたりからはトレースもなく雪の量が増え今シーズン初めて、ワカンを使用しました。それでも思うようには歩くことができず、10歩進むだけで息が切れる状態の場所もありました。硫黄のにおいはしてきますが姿は見えず、途中で引き返すことになりましたが、思い残すことがないよう充分に雪を満喫してきました。

 焼岳は昨年7月の定例山行、親子での紅葉山行、そして今回の雪の山行と、1年以内に3回も行きました。季節によって姿が全く違う山には何度でも行きたいものです。次はいつ行こうかな。

ようやく雪山に

良子I

今年になってなかなか雪山らしい山に行けなくて、寂しく思っていましたが、2月最後の日に、ようやく叶いました。「雨は雪に変わる!」と信じて良かった。きっちり、雪に変わってくれました。中の湯温泉に駐車させていただき、ラッキー続きです。雪は徐々に強く降り始め、視界も悪くなってきました。でもこの雪が顔にあたる感覚も、視界の悪さも、この冬はなかなか体験できなくて、なんだか嬉しいのです。足が埋まる感じも素敵!そしていよいよワカン、装着。昨冬は毎週履いていたのに、今年は初ワカン♪そして先頭がしんどいのも、代わるのも楽しいのです。時間切れで撤退しましたが、上部は視界が悪いと怖いですし、ここまででも大満足。冬の最後に雪山に来られました。

今年初めての雪山らしい

志貴子I

雨模様の天気の中、中ノ湯温泉から焼岳へ、車のゲートが安房峠の始まりのところでしまっていたのでここから歩くとなると大変だと思っていたら軽トラのおじさんが中ノ湯に駐車料金を払えば止めさせてくれると言われたのでラッキー。駐車場から林道を2カーブほどまがり曲がり登山口へ。前日のトレースが付いていてラッキーと思ったがつかの間、りんどう平から先はトレースなし雪は深いし雪と強風で先は見にくいので11:30をタイムリミットにして行動する。深いところは膝上何センチというほどに30分歩いても下山では10分足らず雪と遊びながら下山、楽しいひとときを雪が少なく雪山で遊べなかったが焼岳で十分遊べました。

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