北アルプス  西穂高岳〜奥穂高岳

 

日 程 2016.5.13(金)15(日)

ルート  新穂高ロープウエイ-西穂山荘-西穂岳-奥穂高-上高地

目的  バリエーションに挑戦

メンバー 志貴子I・会員外一人・ガイド

記録

5/13(金)晴れ

7:12 半田発

9:10 恵那駅着。ガイド、会員外と合流、ガイドの車にて新穂高ロープウエイの駅へ

13:30  西穂高口までロープウエイに乗る。

14:00 山麓駅着

14:10 山荘に向け歩き出す。途中で一度衣服調整のため休憩を取る。

13:06 西穂山荘着山小屋前は雪が50cmほど周りの山々の稜線はよく見え展望良。明日の天    気が気になる。小屋の中には先客が4,5人いる。明日に備えてゆっくりとする。

17:30 夕食 (今日の泊まりは10人)明日は独標までという人が多かった。

20:00 消灯とともに就寝

 

5/14(土)晴れ

2:30 起床 朝食、装備を付ける。

3:30 西穂山荘発 出だしは少し雪があるが岩が乾いているので歩きやすかった。途中で   風が当たらない雪上休憩し衣服調整もした。

6:15 西穂高岳山頂着 まわりの山はよく見える。岩山をぐっと下がり又登りで間の岳

8:30 間の岳山頂着ホッと一息入れて天狗岳に向かう。風も微風のため汗をかかず気持ち   が良い。岩棱帯をどんどん進む。

11:18 天狗のコル.昨年は風が強くここから岳沢に下りたのだ。今年は何とか行けると思   った。休憩を入れず天狗の頭へ天狗の頭で休憩を入れる。ジャンダルムまでまだま   だ遠い気が遠くなりそうだ。   

12:50ジャンダルムの入り口着。休憩を入れる。ここに新品のザイルが置いてあったので不   思議に思った。又そこから先の見えるところにザイルが岩から垂れ下がったいてザ   ックが置いてあった。何だろうと思いながら懸垂下降をして先に進む。岩棱帯を下   降したり登ったり雪上を歩いたりで緊張のほぐれるところ無し1歩1歩バランスに気   を使いながら疲れも忘れ懸命に歩いた。3時間半ほどでやっと奥穂の祠が見え一安心

15:30  奥穂岳山頂着 休憩ゆっくりとする。奥穂まで来ると人の踏み跡がありそれに従    ってゆっくりと歩く(ここまで来て怪我をしてはと思うので)梯子の上の急斜面は    こおっていたので後ろ向きでピッケルを刺しながらキックステップで切り込めな    がら下りたそして梯子を下り小屋へ

16:50 奥穂岳小屋着。あー疲れたよ・・・小屋の中で一服して夕食を待つ。

17:30 夕食 今日の客は15人ほど

20:00 消灯 明日は下るだけだが早めに就寝

5/15(日)晴れ

6:00 朝食 装備を装着して涸沢に向かって下る。雪が結構あるので前屈みになると滑る   ので注意しながら下る。この斜面は急なので足を引っかけないように慎重に下る。   途中衣服調整ので休憩

8:20 涸沢のテント場通過

9:00 本谷橋の少し手前でアイセ゛ンを外す。本谷橋付近は人人でいっぱい

10:00  横尾着 あまりの暑さのためジュースで体を潤す。

11:00 徳沢着 休憩をする。

11:50 明神着 観光で見えている人で混雑している。

12:40 上高地着 休憩をゆっくりする。

13:30 平湯温泉行きのバスに乗車。平湯温泉バスターミナルで食事をして新穂高温泉にバ   スで移動。入浴して恵那経由で半田に帰りました。

 

今回の山行は3年目にして初めて実現しました。1回目は強風でロープウェイが動かず断念2回目は強風で西穂岳から天狗岳まで行ったがそれ以上は無理だと言うことで岳沢のコルから岳沢ヒュッテへ下ったが今回は雪が凍っていてキックステップがあまり効かなかったのでピッケルで足場を作りながら進んだので時間がすごくかかりました。でも日が長い時期でしたので明るい内に小屋に到着することが出来ました。雪のある時期のバリエーションはそのときの状態で何時間かかるかはかることが困難だと言うことがしみじみわかりました。又下山の時横尾から上高地までの間はニ輪草の群落を愛でながら楽しく歩きました。そのときであった人からニ輪草は白い花ばかりでなくグリーンの花びらを着けたものがある事を教えていただきました。一薬草も一株有りそれも観察している人がいて教わりました。この時期は上高地は花が一杯で良かったです。15時間近く岩を登ったり下ったりで疲れた3日間でした。