比良山系  高島トレール

大御影山(950.1m) 三重嶽(974.1m) 武奈ヶ嶽(865m)

 

 

<日程>2016年 5月17日(火)

<山行目的>

高島トレールを繋ぐV

<ルート>

抜土〜大御影山〜三重嶽〜武奈ヶ嶽〜

水沢峠

<天気>曇り

<メンバー>

L      志貴子I

SL      一美I

会計     良子O

      久美子Y

      敏子K

      伸子Y

医療    きよ子I

記録    由美K

<記録>       

 3:40 板山公民館発(4:00 東海市役所)

 6:30 抜土着

 6:40 出発・ルートがはっきりせず登山口に戻る

7:10 登山口到着 ルート発見し出発

7:55 近江坂分岐(休憩5分)・イワカガミの群生地

8:38 大御影山山頂

8:43 反射板のある分岐・地図、磁石などでルート確認し右へ、トレールのテープが無い為、分岐まで戻りもう一度確認

8:53 今のルートが正しいと判断し下る、かなり下ったがテープ無し

9:20 高島トレールのテープあり 歓声

9:52 大日尾根分岐(15分休憩)

10:20 P889通過

10:39 P887通過

11:18 三重嶽との分岐(5分休憩)

12:02 水谷別れの分岐

12:32 P674通過

12:56 武奈ヶ嶽北尾根分岐(5分休憩)

13:29 武奈ヶ嶽山頂到着

13:46 赤石山西峰分岐

13:57 激下り前にて休憩(10分)

15:18 休憩

15:30 水沢峠到着

 

高島トレール3回目

志貴子I

今回は抜土〜水坂峠までで少し長い距離を時間にして9時間ですが前回の抜土からつなぐ道を間違えて30分程ロスしてしまった。雨上がりで風邪が強く肌寒むかったですが一生懸命歩いていると汗ばむほどでした。

新緑で目に優しく所々で会えるイワカガミ、タムシバ、藤などに癒されながら皆ロングコースを歩きました。アップダウンはそれほどきついものではありませんが出だしの時間ミスの為休憩は少し短めにしましたが下山はほぼ予定時間に車に下りました。ブナの巨木のすばらしさに感動しました。秋の紅葉の時期は山が黄色く染まるんではないかな?

 

読図の必要性

久美子Y

 高島トレイルの抜土〜水坂峠までの18qを9時間の行動予定、合宿なみのロングランコースを筋トレ強化でチャレンジしました。出発地点にてコンパスで整置をしましたが、黄色いテープに誘われて進んでしまい、道迷い?振り出しに戻って再確認、再スタート。高島トレイルの文字の入った黄色いテープと踏み跡のしっかりしたコースに入れました。それでも登るにつれ、雨上がりのガスがかかり、目標物も見えず、風あたりの強い広い所ではテープがなく、コンパスで方向確認は出来るもののどの道を選ぶか?不安がつのる。そんな所が数か所あって、読図の必要性とメンバー多数の安心感がありました。それでも深い雪にもめげないブナの造形美やイワカガミの群生やツツジの花には癒されました。道確認の大切なロスもありながら、リーダー達のコース運びのコントロールやメンバー達の心意気とで、行動予定時間を1時間縮めている事に驚き、全員無事に楽しめた事、満足しました。

 「ブナの森 風通り抜け 花薫る」

 

やったね

            良子O

 トレイル3回目 今回はちょっと長い。道迷いなどしていられない。緊張の中、出発したのに余分なところに高島トレイルの黄色いテープがあって、あって欲しい所になくて確認しながら歩くので時間が気になった。通り抜ける人が少ないのか時々踏み跡が怪しくなる。テープもちぎれたまま落ちている。雨は上がったが霧で周りの山や道の先も見にくく位置確認をしたいのに、怪しいテープがぶら下がっているだけ。久しぶりに真剣に考えて歩いた山でした。岩場が1ヶ所あったけど、石黒さんに足場を教えてもらいながら降り、無事水坂峠に着いた時は予定より大分早かった。やったね。

 

ずうーとブナ林

敏子K

 今回は長時間歩行(距離18キロ・希望歩行時間8時間弱)のため朝早くの出発となった。高島トレールの縦走を皆で楽しんだ。今回も登山口が分かりにくく途中黄色いテープが分岐などほしい所になく読図が役に立った。

 大自然の厳しさをつくづく感じるブナ林が続く縦走であった。ガスった中での幻想的なブナ林・一瞬陽がさし新緑の木々の葉の美しさに感動したりと皆楽しんで歩いていたように感じた。また、イワカガミの花にも恵まれた。最後の赤岩山西峰からの下りを心配していたが少しの急な下りであとは歩きやすく眼下の道路及び駐車場にマイクロを見た時の喜びと時計の針にびっくりした。予定よりもはるかに早く到着した。

 

最適のトレーニング

              一 美I

 登り口で偽りのテープに惑わされ30分のロス、反対側のゲートに高島トレールと書いたテープがあり一安心。しばらく林道を登り立て看板で右に折れ、急登の山道を急ぐ

近江坂を越え大御影山までは解りやすかったが、反射板辺りでテープが消えトレースもない。地図と磁石で方向を確認、しばらく下るが、印が出てこない。不安に思い一度引き帰し確認、不安を抱えたまま下り、途中何度か磁石で方向を見ながら、自分に大丈夫、間違いないと言い聞かせつつ、大日尾根近くでテープを確認。皆の歓声があがる。ここまでで1時間強のロス。全行程9時間40分の長距離行程、休息もそこそこに先を急ぐ。

今回のコースは所々テープが消えトレースも解りづらく、地図読みと磁石のトレーニングには最適でした。

気は使ったが、霧に覆われたブナの樹林帯は幻想的で、焦る気持ちを癒してくれた。

水坂峠に無事着いた時には、皆、一斉に声をあげた。   お疲れさん

 

膝が限界

            き よ 子I

 私にとって2回目の高島トレール。抜土の登山口からポイント9の大御影山、ポイント11の武奈ヶ嶽を経て水坂峠までの約18キロのコース。長丁場の一日になるので体力勝負と覚悟して臨んだ。

抜土でいきなり取り掛かり口が解らず(印が見つけ辛い)地図とコンパスで探し回り要約登り始めた時は30分も時が過ぎていた。急登を一気に登り近江坂から大御影山へ。順調に進んだ足が又止まった。大御影山から三重嶽に向かうルートが又見つからない。肝心な場所で印が無い。又地図とコンパスだ。下ってみたり戻ってみたり。コンパス頼りに歩く。随分歩いて印を見つけた時は皆でヤレヤレ。思ったより時間がかかるので、休憩を短縮して先を急ぐ。

ガスがかかり周りも見渡し辛い中、最後の急登を下り終える頃は久しぶりに膝が痛くなり、もう限界?

水坂峠に着いた時は皆、無事に歩き抜けた感動に顔が輝いていた。

 

休憩は5分

伸子Y

 高島トレール第3弾は、抜土〜水坂峠までの区間約18.4q、コースタイム9時間10分の長時間歩行となるため、いつもより体調管理に気を付け自分なりのトレーニングも課して山行に臨みました。

 車で向かう途中激しく降っていた雨も、登山口へ着く頃にはやんでいてホッとした。しかし、スタート地点で迷ってしまい、元へ戻ってやっと高島トレールと記された黄色いテープを発見することができた。かなり時間をロスしてしまったこともあり、リーダーから休憩は短くするよう指示が出る。

メンバーも長時間歩行に備えていつもより早いペースで歩いたため、10時間はかかると思っていたところをコースタイムより早く8時間20分で歩くことができた。

 上り下りの稜線は、ほとんど雲の中でガスがかかっていたため周りの景色が見えず、トレールの黄色いテープがない所があり、変わりに透明なテープがあるだけで地図読みをしながらコンパスの示す方向へ進み続け、やっと黄色いテープを見つけた時には安堵した。そんな中、山道沿いには強風と雪の影響で芸術的なオブジェと化したブナの大木が多く、目を楽しませてくれた。

 最後の赤岩山西峰からの激下りは、足のつま先と膝に痛みがきて辛かった。ゴールの水坂峠に降りてくると道路に迎えの車が待っていてくれ、メンバーから歓声が上がり無事に完歩できたことを感謝し合い、達成感に浸ることができた。ありがとうございました。