中央アルプス 恵那山     (2191m)

 

<山行期間>2016年5月25日(水)

<山行目的>100名山に登る

<ル ー ト>神坂峠〜鳥越峠〜大判山〜恵那山(ピストン)

<メンバー> L:佐枝子M

      SL:厚子N

      会計:由美K

      記録:圭音留H

<記  録>

3:50 阿久比町役場駐車場発

7:00 神坂峠登山口発・いきなり下りです。

7:35 鳥越峠(通過)

8:10 休憩。イワカガミ・シャクナゲが咲いていました。

8:30 大判山(通過)・急登でざれていて歩きにくい

9:25 休憩・バイカオーレンが一面に咲いています。

10:17 宮前コースとの分岐・休憩、風が強く寒かった

11:00 恵那山山頂・休憩、虫が多くて退散

11:48 宮前コースとの分岐

12:45 休憩

13:13 大判山(休憩)

14:05 鳥越峠・登り返しがきつい

14:45 神坂峠

 

今が旬

              厚子N

ヘタレなわたしには長距離ルートにどれだけがんばれるかな・・と思っていた。

SLの任務となって良いか悪いか自分のペースで先頭をゆっくり歩かせていただき私にとっては良かったのかもしれません。5月の新緑、イワウチワ?イワカガミ?あら・・もう忘れてしまいましたが、後はバイカオーレンの花畑、濃いピンクのシャクナゲに歓声をあげながらアップダウンの続く長い距離を歩き、頑張ってようやく到達した山頂。木々の間からは遠く南アルプス、霞んだ富士山まで見えて雨予報で心配しましたが、カッパのお世話になったのは最初の一時間程でした。下山途中で見つけたコシアブラは家でてんぷらに化けました。

皆が「来て良かった」と口々に言う。爽やかな気温に蒸し暑さもなく、今がちょうど旬な恵那山でした。ありがとうございました。

 

大満足!!

圭音留H

入山すると、すぐに下りです。アップダウンを繰り返しながら、鳥越峠に到着。ここからは、急な登りです。しばらくするとウバナギ(崩壊地)が見え、お花に癒されながら黙々と登り、大判山に到着。恵那山はまだまだ先に見えます。樹林の中、登山道はザレていて、歩きにくいのですが、バイカオーレンが一面に咲いていて、ホッとします。宮前コースとの分岐で休憩しましたが、寒くなってきました。なだらかな稜線を山頂に向います。山頂の展望台は、木が茂っていて展望はありません。虫が出てきて記念撮影をして早々に下山をしました。

長距離のコースでしたが、おしゃべりとお花に癒され、ペースよく歩く事ができました。

 

恵那=胞衣(えな)

由美K

雨っぽい天気の中、神坂峠から恵那山に登った。思いのほか展望も良く新緑の山々を見ながら登って行く。わりと急なアップダウンが多く、なかなか大変なルートだ。登山道にはオオカメノキ、ミツバツツジ、シャクナゲなどの花が咲き癒してくれた。天気も良くなってきたぞぉ・・・

ようやく前宮ルートとの分岐に着く。辺りは一面にバイカオウレンが咲き、可愛い白いお花畑に心も和む。ここからは緩やかな登りとなり、恵那神社の摂社である小さな社が点在する。

神の山、恵那山は天照大神の胞衣(えな)=胎盤をこの山に埋めた事から恵那山と言うらしい。コノハナノサクヤヒメを祀った社の近くでは富士山の姿も望む事が出来てラッキーだった。遠くの山々が青く見え雲の中から出ている頂は海に浮かぶ島みたいだ。神秘的!!

イザナギ、イザナミ命を祀る恵那神社の奥社に参拝して展望台へ。登ってみたが木々に覆われ展望無し・・・ガックリ。それにしても虫の多い事。ブンブンと飛び回る虫に追われ直ぐに退散した。

花々の美しい山であり、神の山である恵那山はステキ。今日のルートも最高

 

久しぶりに歩いたら

             佐枝子M

 広河原からのルートが出来てから、神坂峠のルートはもう随分登っていない。あの頃は、当たり前のように、定例山行、登山講座、トレーニングと登った道だ。下山なのに最後の登りが?の印象の道だった。久しぶりに走る峠への道は、あちこちで伐採された斜面で、違う道を走っているような気がした。

天気がいまいちだが、5月の山行はことごとく流れ、山へどうしても行きたかった。思いは通じたようで、カッパを着けず出発する。稜線の道なので渡る風が心地いい。遠望もきき、南アルプスまで見える。足元にはマイズルソウ、ツバメオモト、イワカガミ…と初夏の花、見上げればシャクナゲのピンクが。こんなに花があったんだ。芽吹いたばかりの樹々が爽やかだ。カ゛レのすぐ近くの岩は、ルートが付け替えられていて歩きやすかった。そして山頂稜線はバイカオウレンの花畑!恵那山はやっぱり稜線歩きがいいね!