白山山系 大笠山(2864m)

 










 

 

<日程>

2016年 6月 20日 曇りのち雨

 

<山行目的>

白山の眺望を楽しむ。

 

<ルート>

桂湖キャンプ場〜前笈ヶ岳−大笠山 ピストン

 

<メンバー>

L  達也W

SL 志貴子I

会計 良子I

記録 優子S

 

<記録>

4:00  板山公民館発

6:45  桂湖キャンプ場駐車場着

7:00  出発

8:10  950m(休憩10分)

8:50  大桧通過

9:30  1350m(10分休憩)

10:00  前笈ヶ岳(天ノ又)

10:30  アカモノノ頂(1552m)通過

11:05  1600m。(10分休憩)

11:05  1600m(10分休憩)

12:00  避難小屋

12:05  大笠山山頂、小屋に戻り休憩

12:20  避難小屋発

13:40  アカモノノ頂通過

14:05  1522m(休憩10分)

14:55  大桧

15:10  1100m(休憩10分)

16:15  桂湖キャンプ場駐車場

 

長かったよ・・

志貴子I

 花の多い山として以前泊まりで行った山大笠山を懐かしく思い山行を組みました。

アプローチは富山県の五箇山ICを出て20分程行った所の桂湖からアップダウンを繰り返しながら登ること5時間山頂から200m下ったところに立派な避難小屋が出来ていた

帰りに立ち寄ってみる中にはシュラフ、マット、水等が置いてあった。以前は30分ほど下ったところに避難小屋が有ったのですが下山は3時間半ほどかかりました。展望は雨の為無かったのですが山頂からは立山、槍などが天気が良ければ見えるようです。

花はササユリ、ギボシ、イワカカ゛ミ、ニッコウキスゲ等に出会うことが出来ました。休憩を入れて9時間弱かかりましたがゆっくり山行で楽しかったです。

 

登頂あと200m

達也W

 大笠山に行ってきました。相変わらず厳しかったです。年取ってから登るにはちと大変な山ですがみんなの後押しで何とか頑張ることができました。

 最近は色んなイベントが催される桂湖からのスタートは晴れ間も出て暑い。路端の山イチゴを口に入れると大変美味い。桂湖に架かる橋を渡れば急登のハシゴと鎖が雨に濡れているので滑る。続いてフカバラの尾根を慎重に通過すると天の又(前笈ケ岳)まで登り一辺倒。樹林帯の中とはいえ汗は滴り落ちる。梅雨の晴れ間の中にうっすらと山影が映える。晴れていれば大笠山や笈ケ岳、奈良岳など見える場所までヒーヒーハーハーで登ってきた。後は下って上って山肌をトラバースすれば旧避難小屋。11時を回ったので元気な3人に先に行ってもらうことにした。私は後からゆっくりと登っていると大粒の雨が降ってきた。雨に濡れた笹薮をかき分けながら進むと間もなく奈良岳の分岐だ。新しい避難小屋は大笠山の手前200mのところにある。避難小屋までほんの僅かだが3人の姿が見えたので私はここまで。5回も来ているもんやーめた!

梅雨本番の中での山行。時々、ザーッと降られはしたが汗した体を癒す雨だった。

 

目的未達成

良子I

芝生と湖がとてもきれいなキャンプ場手前の駐車場に車を停め、歩き始めた。途端にキイチゴがいっぱい!今日はイチゴ狩りに変更か!?そんなこと許されるはずもなく、階段の連続にめげそうになりながら、なんとか登っていく。ササユリ、アカモノ、ニッコウキスゲ等々のお花が私の心の拠りどころ。そうやって旧避難小屋跡からの最後の急坂も頑張ったのに、山頂に近づくほど、ガスが濃くなり、雨も降り出した。なんで〜?最初に計画した日が大雨で、1週間後の今日に延ばしたのに、結局、白山は見えず。目的未達成のまま。新しくなった避難小屋でカッパを着、お腹を満たして、下山開始。これがまた、ね。おかげで次の日はほんのり筋肉痛。目的未達成だけど、再チャレンジ・・・弱気になります。

 

「アカモノノ頂」には・・・

優子S

先輩方にとっては懐かしの山、大笠山に挑戦してきました。行動時間は9時間ちょっと、充実した山行でした。頂上付近だけ天気が悪く、少しだけ残念でしたが花を楽しむことができました。「アカモノノ頂」というピークの前後はアカモノが満開で、ベストシーズンでした。そしてカタクリの実を眺めながら、もう少し早く来ても花の豊富な山だということがわかりました。昨年までカタクリを見たこともなかった私ですが、今年の3月、定例山行の下見のときには葉だけでカタクリかどうかの識別ができるようになり、定例山行では咲きほこるカタクリを堪能し、そして今回の山行で、カマキリの頭のような実はカタクリだということを学びました。開花にあわせて山行計画を立てることは難しいですが、生態などを理解できていれば、時期を逸してしまっても想像しながら楽しむことができるのです。駐車場の付近には食べごろのキイチゴがたくさんあり、スタート前とゴール後のナチュラルエイドステーションとして重要な役割を果たしていました。自然の恵みよ、ごちそうさまでした。