比良 白滝谷
目的:楽しみながら沢登りの技術習得を図る
ルート:坊村〜白滝谷〜白滝山〜坊村
メンバー
リーダー:達也w
サブリーダー:良子I
記録:哲哉S
会計:優子S
記録
5:00 阿久比町役場発、(土山SA休憩)
7:16 駐車場着(ゲートは坊村のトイレの目と鼻の先にあった)出発準備
7:25 出発
8:13 牛コバ着、林道にかかる三つの橋を渡った、入渓準備
8:35 出発、自由に歩いてよい、危険な所は積極的にロープを使うとリーダーからの指示
10:17 545m付近、白滝谷との出会い前1本、
13:25 廊下状のゴルジュ通過
14:21 夫婦滝前15mの飛瀑を断念、ロープ確保で登山道に出る
14:30 出発、時間を考え沢沿いの登山道を降りることになった
15:23 牛コバ着、装備解除
15:40 下山開始
16:25 駐車場着、Wさん差し入れのトマトを頂いて帰宅準備(記録:S)
初めての沢登り
優子S
生まれて初めての沢登り。技術もままならいことを承知でメンバーに加えて頂いたことに、まずは感謝の気持ちでいっぱいでした。溯行図をリーダーから手渡され、読み方もわからないまま出発です。とにかく指示に従って「まずは体験」することに徹しました。(写真を撮る余裕もありませんでした)岩登りプラス水の勢いに逆らう力を要求され、必死になってよじ登りました。今回は特に水量も多かったようで、飽きることなく様々なパターンの迫りくる沢へと果敢にチャレンジさせてもらいました。時にはザイルで安全を確保し、常に前から後ろからと見守ってくださっていたおかげです。自然の懐に抱かれながらみんなが夢中になって楽しく遊ぶことができました。
山には「花の山」「クライミング」「雪山」など様々な楽しみ方がありますが、ある人が「沢が一番おもしろい」と言っていました。その気持ちが私にもわかったような気がします。冒険の要素が多い上に、大自然に心から癒されるのです。
その日の晩から、首、腰をはじめ体全体が重く、筋肉痛(?)の症状がでました。長距離歩行をしてもこんな状態になったことはありません。これは全身全霊で沢に挑んだ結果でしょうか。今回、極上の山行となりましたので体験だけでは終わらせず、「沢屋」の技術を少しでも身につけて沢を続けていきたいと思っています。
今年の初沢は
達也W
雨後の沢音がゴーゴーと聞こえる。台風1号は各地に大いなる被害をもたらした。わが愛する故郷は地震が少しはおさまったかと思ったら直ぐさま立て続けに大雨にもあい惨たらしい天災に今もなお天はなんの因果か容赦なく襲い掛かっている。負けるな!!ガマダセと叫ばずにはいられない。
1号台風の雨後の後の白滝谷は、白い飛沫をあげてゴーゴーと流れている。牛コバから入渓する。登山道が右岸から左岸へ移るところまで一時間。各々方は思い切って白いしぶきの水流にも負けずと果敢に挑戦する。深い所は泳いだりヘツリしたりして遡上すると刻々と時間が経って行く。左手に見える布ケ滝まで結構な時間になった。スベリ石は巻いた。白滝の水しぶきが凄いので右手を巻く。10m斜瀑は難なく通過するが次の廊下状のゴルジュはとても行けないので左手から巻く。沢に降りて前方を見上げると2条15mの滝は少しの岩も見えないほどの水量が白い瀑布となって覆いかぶさって落ちている。いつもならこの滝を登り終えると白滝谷遡行は終了となるのだが今回はここまでとしましょう。さて登山道に出るにはゴルジュ帯を引き返すわけにはゆかないので左手の急峻な小さなルンゼ斜面をロープで確保し合いながら登山道に詰め出た。沢沿いの登山道も万全を期して牛コバヘ下山した。水量が多すぎました。
沢水、パックン
良子I
「水量、多いなあ。時間がかかるかもなあ。」と思ったのに、いつものように好き勝手に遊び過ぎて、全然進まず、最後は時間切れ。夫婦滝まで行けず、途中で尾根に登って終了となりました。今回はSさんの沢デビューでした。とてもデビュー戦とは思えず、ガンガン登って楽しんでいます。6月の阿木川で沢デビューした方々といい、皆さん、すごいです。私は相変わらず登れません。いったい何をしているのやら。落ち込むなあ。落ち込むと言えば、泳ぎの練習ということで、足が付くところで3回、数m泳がせてもらいました。結果、沢の水をパックン、パックン、またパックンと飲み、水分補給の機会を得た、という悲しい結果になりました。
楽しませて頂きました
哲哉S
強い流れに耐えられずスパッツが何度も足首まで引き下げられる、流れに逆らって進むのに随分と時間がかかった、ゴルジュの前少し冷たさを感じた以外、水量は多いが寒さは感じない、思う存分楽しませて頂いた。
危ないと思ったところは確実にロープで確保して頂いた、スリリングな最後の登りも緊張したけれど無時ロープを繋いで登り切った、付いて行くのが精一杯、お粗末な記録になってしまった事をお詫びしたい。