宇 連 山 (929m)

 

<日程> 

2016年7月3日(土)晴れ

 

<山域>

奥三河

 

<山行目的>

暑中歩行トレーニング

 

<ルート>

南尾根—西尾根—宇連山−白石の滝

 

<メンバー>

A-partyL 孝雄H 

SL  新平Y

    加代子O

    信子S

医療  那津子M

会計  慶子M

 

B−partyL 洋介S 

SL  志貴子I

医療 良子M

記録 栄吉M

 

<記録>

 

5:30 アイプラザ発

6:55 県民の森P着、7:00発・南尾根へ

7:32 防火水槽@通過

7:44〜50 南尾根展望台着、休憩

7:55 防火水槽A通過

8:18 防火水槽B通過

8:36 防火水槽C国体コース分岐通過

8:50〜9:00 防火水槽D着、休憩

9:33 防火水槽E通過

9:56〜10:05 防火水槽F北尾根、宇連山分岐着 休憩

10:56〜11:10 宇連山頂上着、休憩

11:40〜50 防火水槽F北尾根、西尾根、宇連山分岐着、休憩・下山は西尾根〜下石の滝に変更

12:46〜56 下石の滝着、休憩

13:44 下石林道を進み県民の森P着

14:35 モリトピアにて入浴、帰路へ

16:30 アイプラザ着

(記録 栄吉M)

 

アツイトレーニング

晋平Y

 夏合宿第一回目トレーニングとして、宇連山へトレーニングに行きました。

 曇天微風、気温高め。歩けば歩くほどに全身から汗が吹き出し、大変良いコンディションでのトレーニングとなりました、トレーニング山行企画ありがとうございます。

 今年一番の汗かき、今年の夏に慣れる為に必要な山行だったのかなと感じます

 

夏の山歩き

慶子M

 いよいよ夏合宿のトレーニングが始まりました。この日の私の関心事はただ一つ、「最後まで歩けるか」でした。三日も続けて山を歩いたことがないので、まずは二日続けて歩いてみるために前日にも6時間程度の山行を入れていたのです。一日目が終わったあとは早く休もうと思っていたのに結局いろいろ用事をしていて遅くなり、疲れを残したまま睡眠不足で二日目を迎えました。結果としては驚くほど快調で特に問題もなく無事に最後まで歩き通せました。いつも痛い膝や、前日になぜかできてしまった靴ずれや、はがれそうな足指の爪はそれなりに痛かったですが、歩行に支障がでるほどではなく、痛みがひどくなることもなく、あっけなく終了点まで到着しました。一日目の疲れは残っていたものの二日続けて歩く事で体が慣れていたということもあったのかもしれないな、と後から思いました。

 思ったより歩ける事を実感し始めた半ばごろ、辛かった春合宿とそのトレーニングを思い出していました。毎回天気が悪く、視界のきかない雪道を雨の中、風の中、吹雪の中、重い荷物を持って歩くことそのものもつらかったですが、周りに比べて自分のレベルが低すぎて、努力しても全然追いつけないことがもっとつらかったです。トレーニングを積んでも進歩なんてこれっぽっちも実感できません。やってもやっても「やっぱり私は全然だめ」ということしか感じられない。ただただその無念さと周りへの申し訳なさとだけで終わった春合宿…でもやっぱり力は確実についていたようです。途中で音を上げずに、遅れてでも毎回最後まで歩ききって本当に良かった。そんなことを考えていた時ふと「強いですね。」と声をかけられました。「私もちょうど今そのことを考えていたのです。」と言って春合宿のことをお話ししたら、「トップチームにビリでついていく方が、チームのトップでいるよりも力はつきますよ。」と慰めていただきました。精神的にはつらいですがその通りかもしれない。その成果を今実感できたことは遅れて届いたうれしいご褒美でした。さて来週以降、荷物が重くなったらどうなるでしょうか…。

 とはいえ、私はただ自分の身一つ上げるだけで精一杯。先輩方は一番疲れたころにみんながほっこりできるように冷たい飲み物やデザートを全員分担ぎ上げて振る舞ってくださったり、調子が悪くなったメンバーにさっと薬をさし出したり荷物の分担を申し出たり、そのお気遣いとサポートがとても自然で温かい。やっぱり私はまだまだです。

 道中このあたりの山の特徴を伺ったり、沢の水を頭からかぶったりして夏らしい山行を楽しみました。駐車場近くでご家族連れのみなさんが川遊びをしているのがとてもうらやましかったです。私は水が大好きなのです。

 

こむら返り

良子M

 夏合宿のTR山行で宇連山に行って来ました。南尾根周りで宇連山手前の分岐までは順調に進みました。が、分岐を過ぎてからMさんが足を攣りそうという事で芍薬を投薬、しばらくしてSさん、私も足を攣り芍薬のお世話になる始末。登山中の足攣りは初めての経験、太ももの筋肉が急に硬く盛り上がり痛みを伴い、足を延ばすことも出来なくなってしまいました。しばらくして芍薬が効いてきたのかザックをデポして頂上を目指しました。なんとか下山まで持ちこたえてくれたが下山ルートを変更するなど皆さんには迷惑をかけてしまいました。帰ってから足攣り原因を調べてみると大量の汗をかくと体の水分だけでなく塩分も失われ、水分だけを補給しても塩分が不足していると体内のナトリウムとカリウムのバランスが崩れる。これが原因となり「こむら返り」を起こす事もあり、水分補給と合わせて塩分も一緒に補給するのがベスト。スポーツドリンクにはこの水分とミネラルが含まれているので大量の汗をかくときはこまめにスポーツドリンクを補給すると良いとのことです。 

 

暑い中低山を

       志貴子I

 愛知県で最高気温37度を記録した猛暑日に低山宇蓮山に登りに行きました。

最初の1p目の汗が噴き出てきたが2P目からは何とか暑いと思いながら山頂まで3時間半かかって登りました。暑さのため体調を崩した人もいました。合宿はこんな事の無いように考えねばならないと帰りにはつくづく思いました。暑さに体がなれていないせいもあるが何とか対策を・・・私の場合水分ばかりとると体力が無くなるので出来るだけエネルギー元を取るよう心がけていますが自分の体のことを考えて対策を

 

夏に向かって

        加代子O

 7月になって、いきなり暑くなったように感じます。900m程度の宇連山は、暑さに耐える訓練にはぴったりの山。急登が続くのに風も無くて汗が顔を流れ落ちていきました。(そういえば、登り始める前ポカリスエットを飲まなかった・・・。)

 心配しながら登っていたら弱い方の左足にケイレンが始まりましたが、最近の私は、歩きながらでも痛みが治まる事があるのでそれを信じ同じペースで歩き続、何とか登り切りました。(以前薬を飲んで眠れなっかた事があり、なるべく自力で治すことに心掛けています。)

 さて途中から少し風も出て空気も冷たく感じられるようになりましたが、汗をかいたあと冷えるのもケイレンの原因なるのですね。早くも夏山の厳しさを実感した宇連山でしたが、久しぶりに来て前回とは違うルートを歩き、山の大きさを感じる事ができました。

 

暑中歩行TR二日目

那津子M

 昨日(7/2)の伊吹山に引続き、本日も暑中歩行TRで宇連山をやりました。昨年の夏合宿TRでの宇連山は、東尾根〜北尾根を登りましたが、とにかく凄い湿気と暑さ、延々と続くかの様な長い登り、そして今以上に無かった体力…と悪条件が重なり、非常に印象強い山でした。今年は、南尾根〜西尾根が登りのルートとなり、湿気も昨年と比べたらぐっと低く、同じ山でも条件が違うだけでこれ程印象が変わるのかと言う事を改めて感じました。2日間を通して少しだけ歩荷TRをしましたが、この一年間で私自身の体力が着いてきた事が実感出来ました。(この程度で体力が着いたと言うのは情けない話ですが…)夏合宿と登山学校の研修山行に向けてこれからも歩荷TR精一杯頑張りたいと思います。

 

今年もまた宇連山

洋介S

 夏合宿最初のトレーニング、その担当として今年も宇連山を選びました。暑さに体を慣らすことが目的です。また尾根一周は距離もあり、良いトレーニングになるとも思いました。

 登りは風もなく暑くなりました。足をつる方も出て、一周は諦めエスケープルートで下山しました。

 本番までに暑さに体をならしかつ体力を付けたいと思います。皆様よろしくお願いします。

 

足、攣った!

伸子S

合宿TRは昨年と同じ宇連山。暑くて結構な急登で長距離だった記憶が有る。最近忙しくてトレーニング不足、体力不足を感じている。参加を迷ったがドタキャンも憚られるので、”何とか頑張ろう“と参加した。今日も暑い!梅雨の合間の急激な暑さは、身に応える。「暑い!未だか!」と散々泣き言を言い、荷物も持ってもらいながらやっと北尾根の分岐まで来た。汗取り用に首に巻いたタオルを絞ると濡れ雑巾を絞るが如く絞れる。水分は十分に用意し補給していたつもりだが、右足に違和感が来て、直ぐに痛くなった。薬を服むと治まった。がしばらく歩くとまた攣った。”もうこれまで“と、そこに留まり皆さんが行って来るのを待つ事にした。痛い足をさすりながら腰を下ろしていると、後から来たパーティのリーダーらしき人が「この山はあちこちにザックが有るね、アンタも空身なの?まだ足攣っているの?こういう時は甘い物より塩をなめた方が良いよ。」と岩塩を下さった。ホンの少しの塩だったが、舐めると本当に良くなった。汗をかいた時の塩の効果は聞いてはいたがこんなに効くとは思わなかった。やがて元気よく頂上まで行って帰って来たメンバーと合流して無事下山出来た。お世話になった皆さま方、本当にありがとうございました。こうして無事帰宅したのですが、2.3日間は時折手足に違和感を感じました。これって軽い熱射病だった?

 

暑く長いアップダウンを

孝雄H

 

 7月3日は宇連山での合宿トレーニング山行だった。メンバーは10人。

 準備が動き出してから合宿本番まで、数えるほどしかないトレーニング山行の山域に宇連山があがると、昨年の夏を思い出していささか緊張する。

去年は東尾根から北尾根を回るコースだったが、異様に暑かったこと、へばって時間を食ってしまったこと、夕立に遭ったり、施設の入浴時間に間に合わなかったりしたことなどが記憶にある。

今年はアップダウン、距離ともに去年よりは軽めだという南尾根から西尾根を回るコースの計画だが、その目的は、といえば「耐暑歩行トレーニング」とあって昨年と変わりはない。やはりそういう山域なのだ。

天候は曇り。駐車場から去年とは逆の方向に歩き出す。

南尾根へのジグザグの急登。登り切ると、ところどころに鉄の杭やハシゴのかけられた岩尾根のアップダウンが続く。愛知県民の森をぐるりと取り巻く尾根は、水成岩が露出した岩尾根の部分と灌木の道が交互に現れて、既視感のある尾根筋がずっと続いている。展望台やあずまや、ところどころに設置された防火水槽、さらには分岐に建てられた標識でおおよその行程がわかる。

ゆっくりゆっくり歩いているはずなのに、汗が噴き出して、頭からバケツで水を被ったようにぐしょぬれになる。耐暑歩行のトレーニングがテーマなので、当然と言えば当然なのだろうが、曇り空で助かった、と言えるかもしれない。これで陽が当たっていたらどんなことになっていただろう。

国体コース尾根、滝沢、滝尾根の分岐を過ぎ、しばらく登ると、やっと見覚えのある宇連山山頂への分岐に着いた。去年は、反対側のこの分岐の手前でアゴを出し、みんなより遅れてしまった。今年は、パーティー全体を見ながら最後尾を歩く余裕がある。時刻も昨年は昼過ぎだったが、まだ午前中である。

分岐で一息入れ、山頂に向けて出発する。山頂までは灌木とササ、ところどころ岩の、いくつかのアップダウンが続く。途中で足がつったメンバーが何人か出て、その場に待機させたり、ザックをデポしたりして先へ進む。昨年は山頂直下で強い雨に遭い、そのせいもあってか、山頂までは近く感じたのだが、やはりコースタイム通りの距離がある。

昨年は全く眺望もなく、山頂脇のあずまやの陰で雨をよけ、雨脚が弱くなったのを見計らって、休む間もなく下山したのだが、この日は三角点の周りで休みを取り、仲間がボッカしてきてくれたよく冷えたフルーツゼリーと羊羹に舌鼓を打った。休憩中に登って来たパーティーにお願いして、はい、チーズ。

下山を始めると、他のパーティーとすれ違うことが多くなった。待機していた仲間と合流し、デポした荷物を回収しながら分岐へ下っていく。

「たくさんザックが置いてある山だナ、って、登ってくるひとに言われた」

分岐でパーティーリーダーが集まり、メンバーの状況と時間を確認し、いくつか想定した下山ルートのうち、昨年と同じ滝沢のルートを下ることにする。分岐から、今日登って来たルートをしばらく下り、下降路に入る。おそらく、一般の登山者が山頂直下に登ってくるピークの時間なのだろう。どの登山者も、つらそうな表情をして息があがっている。あとちょっと、でもないか。まだ山頂までは近くないので声をかけるのはやめにした。

昨年は雨上がりの中、下山を急いだので、それほど意識しなかった下石の滝の下に立つと、その落差の大きさや形の見事さに改めて感心する。沢の流れに手を浸し、樹下を下りきると、よく整備された歩道に出た。

まだ時間はある。ひと汗流して帰ろう。 

 

宇連山

          栄吉M

 登山学校への実技で御在所岳に入りましたが、1ヶ月ぶりの山行でした。梅雨の合間の晴天で登山口から汗が吹き出てきました。久しぶりに水を多く飲みました。5月登山学校で、クラシ・イブネに登った時、休憩時水を飲みが少なかったため、足がつりました。

意図的に水をのみましたが、ばてました。

 宇連山への出合いから、両足の膝付近からつりがでました。まだまだ脚力不足でありました。皆さんが頂上をめざして下山で合流するまで、休憩をとりました。残念と悔しさがのこりました。

 下山中、50m相当の落差の滝に出合い、つかの間涼風が心地よかった。