神津島 天上山 (572m)
<日程>
2016年7月16日(土)〜17日《日》
<山行目的>
サクユリを愛でる
<ルート>
白島登山口(6合目)〜山頂〜天空の丘〜裏砂漠〜表砂漠〜黒島登山口〜勘九郎(民宿)
<メンバー>
SL きよ子I
会計 さつきI
記録 由美K
車 会員外
<記録>
*1日目
4:30 阿久比町役場臨時駐車場発
8:54 熱海港着
10:50 神津島行き高速船発
12:45 神津島着・赤崎にて海水浴
17:30 民宿 勘九郎着
*2日目
5:00 勘九郎発(車で送ってもらう)
5:15 白島登山口(6合目)着
5:25 出発
5:38 8合目通過 サクユリがちらほら
5:57 不入が沢通過 ガスっていたが急に風が吹きガスが上がり展望が開けた。
5:52 天上山山頂着 ガスってしまった・休憩(15分)
6:45 砂漠分岐 祠がある
7:13 天空の丘 休憩(10分)・途中、ガスがとれ良い天気になる
7:35 ババ池着 サクユリがいっぱい生息・カサブランカの原種で私達の胸元ほどの背があり花も大きい。
8:02 不動池着 中央にタラカラ剣と石の竜王を祀る神社あり 休憩(25分)
8:37 新東京百景展望地
9:04 裏砂漠展望地
9:38 表砂漠通過
9:54 黒島登山口分岐 休憩(5分)・ここから急な下りが続く
10:26 黒島登山口到着 休憩(5分)
11:00 勘九郎到着
12:00 神津島港着
12:40 熱海行き高速船発
14:35 熱海港着
「伊豆の島に」サクユリを見に
さつきI
熱海から高速船に乗り2時間、船酔いを心配していたが、ジェット船で揺れなく快適な船旅が、できてよかった。島に着き湿度と、強い日差しを受けて、(山、大変だーと、)思い。明日の、天気を願いつつ、涼しいのを願いつつ、眠りに、朝5時、思った天気だ。車で送ってもらい、登山口へ、歩きやすい木々のトンネルをくぐり最高地点へ、360度の展望のはずが所々しか見えなく残念。進んでいくと、目的のサクユリが見事に咲いている。大きくて、まるでカサブランカが自然に咲いているようだ。あそこにも、ここにも、まるで花園だ。花が大きいから遠くの花まで見え緑の中に白く点々としている。こんな山旅初めて、西暦838年天上山噴火と書いてあった。今も火山灰が砂漠のようになり、溶岩が岩の山になり不思議な世界を作っている。5時間余り、目まぐるしく変わる景色に堪能した。今もサクユリの咲いている光景、紺碧に輝いている海が目に浮かぶ。
サクユリの山
きよ子I
カサブランカの原種のサクユリが見られる山、神津島の天上山。昨年台風で中止になっているので何としても行きたい。
お花は時期が限られるので梅雨時にお天気は神頼みで出かけた。島に近づくにつれ青空になり、当日はガスがかかっていたが徐々に雲がきれて景色が見渡せるようになった。見渡す限り大きな花弁を思いっきり広げて、逞しそうに咲き誇っているサクユリの姿に圧倒された。移りゆく山の景色も素晴らしく、又眼下の青い海に浮かぶ新島、式根島の美しい姿は別天地で、出来る事ならずっと留まっていたと思うほど魅力的な山だった。
ないしょ、ないしょ
佐枝子M
「島の山旅」と名付けて色んな島の山に登って来た。神津島は随分前にツツジの季節に下田から行ってきたが、その時山頂台地にニョキニョキ出ているユリの茎に驚いた。調べて見ると伊豆諸島の固有種のサクユリだった。あの「カサブランカ」の親で原種だそうだ。夏になれば熱海から高速船も出るので1泊2日で行けるし、海にも入れるしと昨年計画したが、台風にぶつかり中止になってしまった。今年はリベンジである。とにもかくにもお天気次第なので、祈るような気持で出かけたが、神様の島にお許しを頂いたようで、良い天気に恵まれた。綺麗な海に潜り色とりどりの魚を愛で、温泉に浸かり、美味しい料理を食べ、翌日は念願のサクユリを求めて登る。「わぁ、すごい!」「きれい、きれい!」山頂台地にあるわ、あるわ。霧が切れ海が見えれば、また歓声があがり大騒ぎ。白い砂漠もあったり変化があって、島の低山と思えない景色が広がっている。海岸付近にはオレンジのスカシユリにカンゾウが咲き、1泊2日とは思えない楽しい島だった。やっぱり神様のいる山だね!
神津島は神の島
由美K
神津島には物忌奈命神社がある。三島大社のご祭神で伊豆諸島を造った事代主命の子、物忌奈命が祀られている。7つの島の神が神津島に集まり命の源である水の分配をどのようにするか会議したと言う。その場所は天上山に登る途中にある不入が沢。ガスでほとんど見えなかったが、しばらくすると急に下から風が吹き見る見るうちに視界が開け、その場所を見せてもらうことができた。感激!!サクユリも美しかった。有難い事に物忌奈命神社にも参拝できて嬉しかった。