南アルプス 甲斐駒ケ岳(2967m)
日 時 2016年7月19日(火)
天 候 快晴
ルート 北沢峠〜仙水峠〜駒津峰〜6方石〜甲斐駒ケ岳〜駒津峰〜双子山
北沢峠〜仙流荘バス停
メンバー
L・記録 達也W
SL・ 車 哲哉S
会計・医療 優子S
<記録>
03:00 阿久比町役場臨時駐車場発
05:20 仙流荘バス停着
:58 バス発
06:48 北沢峠着
07:03 身支度後発
:28 仙水小屋上で衣服調整
:35 発
:58 仙水峠着
08:03 発
09:15 駒津峰着
:30 発
:45 6方石通過
10:45 甲斐駒ケ岳山頂着・直登ルートを登る
11:00 下山開始
ザレザレの巻道を下る
12:02 駒津峰着
:15 発
:53 双子山着
13:10 発
14:20 北沢峠着
15:00 臨時バス出る。途中子熊発見
:55 仙流荘バス停着
16:45 一風呂浴びて帰半
19:20 阿久比町役場臨時駐車場着
<記録:達W>
初めての甲斐駒ケ岳
優子S
朝の3時に集合して、日帰り甲斐駒ヶ岳山行を全員やる気充分で出発しました。
Lより「俺たちを引っ張って行ってくれ!ころすなよ」と言われ、先頭を歩かせていただきました。順調に進み仙水峠へ着くと摩利支天が大きくそびえ立ち、後方から「お〜!まりちゃん!」と喜びの声が聞こえ、気分は益々上昇していきました。展望のよい駒津峰を下り、やせ尾根を進んだあとは、直登の尾根コースが待っていてくれました。今回一番興奮した場所です。どこに手足をおこうか考えるのがとても楽しく、また、仙丈ヶ岳や北岳をゆっくりと眺めながら頂上へと近づくその瞬間は、私には至福の時です。山頂でも急ぐことなく、心ゆくまで一服をしました。下りは、甲斐駒を背中に双児山へと向かいます。振り返れば青い空、白い雲、緑の木々、そして白
い甲斐駒ヶ岳。これをバックにしたL、SLのツーショット写真は、我ながらよく撮れたと思っています。そこからはもうひと踏ん張りありましたが、お風呂に入る余裕もあり、心も体も満ち足りて帰ってきまし
た。
凄い山です、甲斐駒
哲哉S
ノンストップで道の駅南アルプス村長谷まで走ってトイレ休憩、仙流荘駐車場には余裕をもって着いた、所々、青空が見える好天、風も心地よい、5:58ちょっと早めにバスは出発した、北沢峠で満員の乗客は思い思いの方向に散っていった。
我々も菅沼さんをトップに出発、沢沿いの道を歩き仙水小屋で給水休憩、樹林帯を上り詰めると左手にゴーロ状の斜面が姿を現した、岩場をトラバースしながら仙水峠に向かう峠の手前で突然左手前方に白い岩の塊、摩利支天が姿を現した、空は青空、雄大な姿だ、残念ながら仙水峠では富士は見えない。
樹林帯の急登を登り、植生がハエマツに変わるとすぐ駒津峰、鋸、甲斐駒、摩利支天、オベリスク、北岳、千丈と景観が広がる、かすかに富士が半分くらい見えた。駒津峰から岩場の痩せ尾根を歩き(バランスが悪いのでちょっと苦労した)、六方石を過ぎた鞍部で左手側直登コースに進む、雄大な白い岩の塊の急登を一歩一歩、登って頂上に立った、きつかったが爽快な達成感、一息入れて岩の上で万歳、13時10分のバスを目指して下山を開始した。
頂上からザラザラの滑り易い道を下る、摩利支天への分岐はこれを下がっての登り返しだと分かったが時間を考えSさんには諦めて貰った、右手に直登した岩の塊を見ながら歩き鞍部の分岐に合流、小松峰に向かう嫌らしい岩場の痩せ尾根を登り返した、内転筋が攣りそうだが前は止まらずに進んでいる、小松峰まで来たが1時のバスもちょっと無理な様だ、諦めての休憩となった。
双児山までは真夏の陽ざしを感じながらの樹林帯の登り、一歩一歩進むが結構きつい、振り返ると甲斐駒にも雲が上がってきた、登山道の曲がり角、樹林帯の切れ目、下から吹き上げてくる冷たい風を感じながら息を数え、呼吸を整えながら前にすすんだ、双児山からは長い樹林帯の下り、結構足に来ているのを感じつつ、なんとなく御岳に似た雰囲気の樹林帯を下り北沢峠に戻った。3時に臨時バスが出ることになった。
息遣いは荒いけど、景観の変化を伝え、登山道脇に咲く花の名などを話してくれる、Wさんのモンスターぶりは脱帽、私にはとてもそんな余裕はなかった。
久しぶり、高所の長時間歩行、しかも初めての甲斐駒に挑戦した、最後、下りでは結構足に来ているのを感じながらの7時間だったが、ほぼコースタイム通りに歩けた。
後ろに目がついているように二人を引っ張ってくれた先頭のSさんに心から感謝したい。