飛騨  乗鞍岳千町ヶ原(2220m)

 

 



山行期間 2016年7月25日(月)

山行目的 お花を楽しむ

ルート  畳平―剣が峰―中洞権現―阿多野郷分岐―2503m地点ピストン

メンバー L  佐枝子

     SL 良子

     記録 さつきI

        優子S

記録

  6:15  朴木平着 身支度整える

  6:50  バスに乗る

  7:30  畳平着

  7:40  畳平出発 シオガマ 大根草 チングルマ バイケイソウ花盛り

  8:17  肩の小屋 乗鞍登山口表示あり         

  8:50  権現池を下に見ながら休憩

  8:58  蚕玉岳(2980m)

  9:10  剣が峰(3026m)休憩・登山道の降口見つからず岩場を下る

  9:40  日かげ平13,9k乗鞍0、1kの分岐立て札ありしばらく行くと      コマクサが斜面一面見事に花盛り  

  10:02 千町ヶ原5:3k立て札あり

  10:12 千町尾根 お花畑の中を行く

  10:28 日かげ平12,5k乗鞍1,5k表示立て札あり シャクナゲが咲      いている 

  10:40 阿多野郷分岐

  11:00 2503M地点でタイムリミット 抹茶タイムして帰る三角点探す      が見つからず

  11:30 阿多野郷分岐

  11:50 日かげ平 乗鞍表示あり

  11:20 千町ヶ原表示あり

  11:15 日かげ平 乗鞍表示あり

  13:00 千町登山口 乗鞍頂上 山頂小屋過ぎると分岐あり

  13:05  乗鞍山頂小屋休憩

  13:50  肩の小屋

  14:15  お花畑コースを回る

  14:35  畳平バス停

  14:50  バスに乗る

  15:40  朴木平到着

 

乗鞍山頂の向こうは花園

さつきI

乗鞍には頂上があり通過するなど今まで考えたこともなかった。期待をして心に活を入れ、向かった。頂上から真下に道が見えるが降りる道がない、大きな岩がゴロゴロ、みんな浮いていて水琴窟のような音がする。まるでがけ崩れの後のようだ。頑張って踏ん張って正規の道を見つけてホットする。やがて斜面に、コマクサがたくさんたくさんあらわれた。初めて見る多さ好きな花のナンバーワンまるで夢の世界にいるようだ。登山道は花園だー、また高い所だから不思議な国(?)に来たようだ。ここは何の世界、時々ある石仏に説いた。途中であった人も北アルプスから中央アルプス南アルプス14日かけて行く。私にとって千人のような人だった。(この海の向こうに何がある)的な山行でした。いい所でした。見つけて誘ってくれた仲間に感謝。

 

その先へ

佐枝子M

 乗鞍と言えば、夏ならバスで楽々っと畳平からちょこちょこっとで山頂への印象だが、この頃どうしても気になって仕方のない尾根が出来てしまった。

長い尾根なので、1泊でないと無理だが、今回は日帰りしか時間が取れない。季節は今、花の盛りなので、剣が峰から先を目指そう!喧噪の山頂から大日岳のコルへ岩、岩を無理やり下りて行く。地形図の登山道は古く、登山道は山頂を巻くようにつけられていた。コルはコマクサ、オンタデ、ミヤマダイコンソウなどのお花畑。コマクサがこんなにある山だとは知らなかった。タイムリミットまでどんどん下って行く。霧が立ち込めて来たが、足元のお花畑とハイマツがなだらかに広がっているのは分かる。天気が良ければなあ。残念だ。水が取れる雪渓が在る筈だが今年は積雪が少なかったので無かった。そういえばサマースキーのできる、大雪渓も雪がほんの少しだった。三角点のある辺りから引き返す。小雨も降りだした。途中で単独の登山者とすれ違った。中央アから南アへ、そして太平洋まで行くそうだ。なだらかに下ったので戻り返しも苦にならず再び山頂へ。こんな天気なのに学生の団体でラッシュ状態で歩けない。今回は下見だ。いつかきっとその先へ行こう!

 

斜面にびっしりのコマクサ

優子S

残雪期に登った乗鞍へ、ルートを変え花を求め、思い出話をしながら楽しみました。ほおのき平からバスに乗っていると道路脇に子グマが現れ、ドキドキしながらのスタートです。剣ケ峰は人が多く賑わっていましたが、そこから先は誰もいません。静かな山がただただ、私たちの前に立ちはだかっています。ザレた遠くの斜面に一面のコマクサを発見したときは、神秘的な感じを受けました。岩肌がむきだしの迫力ある姿とは対照的に可憐な花々も咲き乱れる乗鞍岳は、さすがマイカー規制をするだけの価値はあると納得、次は秋の紅葉が楽しみになりました。

 

 天気はイマイチだけど

良子I

初の夏の乗鞍岳。久々の高山で、アタマがやられました。ずっと標高の低いところで遊んでいたツケですね。乗鞍岳は、想像していた以上にお花が咲いており、特に「コマクサ」の群落はピカイチです。お天気が崩れてきて、乗鞍岳から千町尾根に向かうと、どんどん真っ白に。と〜っても緩い下りということもあって、自分が今、どこにいるのか、分からなくなりそうです。とても予定のところまでは歩けないので、三角点で引き返すことにしましたが、その三角点も結局見つけられず。これでお花が無かったら泣けてきたところです。お天気はイマイチでしたが、コマクサはピカイチでした。