加賀 白山(2702m)

 



 

<日程>

2016年 7月 29日 晴時々曇り

<山行目的>

花を楽しむ。

<ルート>

大白川温泉〜大倉山〜室堂〜御前峰(往復)

<メンバー>

L   達也W

SL 清子S

会計 佐枝子M

     一美I

記録 優子S

 

<記録>

4:00  東海市役所P発

6:30  大白川温泉P

6:40  出発

7:20  1450mポイント(5分休憩)

8:55  大倉山手前1990mポイント(5分休憩)

10:10  2250mポイント(10分休憩)

11:10  室堂ビジターセンター(15分休憩)

12:05  御前峰着(10分休憩)

12:50  室堂ビジターセンター

13:55  大倉山避難小屋(10分休憩)

15:00  1500m付近(10分休憩)

15:40  大白川温泉P着

露天風呂のみの大白川温泉は、洗い場もないのですが、下山後には最高のスポットでした。

 

美しい高山植物

一美I

 平瀬道登山道は、登り始めると直ぐに新しく木で階段が作られ、かなりよく整備され非常に歩きやすい道でした。

 ブナ ダケカンバの巨木も素晴らしく、風格を感じた。大倉山の先には、お目当ての高山植物が咲き誇り、涼風ともあいまって幸せな稜線漫歩が楽しめた。御前ヶ峰山頂はガスがかかり、別山 北アルプスの展望は得られなかったが、目的の高山植物を、充分に楽しむ事が出来た山行でした

 

やっぱり花の白山

             佐枝子M

 久しぶりに白山へ行って来た。この時期の白山はやっぱり、花、花、花・・・・そして花・花・花・・・・。例年より積雪が少なかったようで、カンクラ雪渓もヒルバオ雪渓も雪が少なく岩がゴロゴロしている。例年なら咲いているはずの、ハクサンチドリも姿が無く、クロユリもほぼ終わっていた。代わりにアカバナシモツケソウ、イブキトラノオ、オンタデ、ハクサンフウロ、イワギキョウ、オタカラコウ、マツムシソウと黄色、ピンク、青紫、白と百花繚乱!植物図鑑を見ているようだ。でも、でも雪がいっぱい降ってこその花畑。こんなに少ない雪渓に不安を覚えつつ、暑くて、暑くて、汗びっしょりになって下山した。

 

花に癒せて

達也W

花の白山の時期に平瀬道から入山するのは初めてだ。私にとって今回の目的は山頂を目指すことではありません。山行中、良い花があったら写真に収めることでした。

息遣いが荒くなると、白山の花々が苦しさを癒してくれます。レッド、ホワイト、ピンク、イエロー色々な高山の花が咲き乱れています。残念ながらクロユリの花は終わっていました。見慣れた花々ですがなかなか名前が出てきません。誰かが遅れても気にもなりません。花の白山では、心が豊かになるのです。シシウドだ,ボウフウだと誰かがいいます。いろんな名前があります。

ハクサンボウフウ、ゼンコ、サイコ、センキュウ、ニュウ、カサモチ、ウイキョウ、トウキ、シラミ、チドメ、コエンドロ、コシャク、アシタバ、イノンド、まだまだあります。私はこんなふうに暗記していますよ・・・・・・「侵入してきたコエンドロをコシャクな奴だとヤブジラミ、イノンド締め上げ警察へサイコ、ボウフウに協力センキュウと表彰のゼンコをもらった」と。

色とりどりの高山の花が咲き乱れる今頃の白山に疲れた体は最高に癒されました。

 

さすが花の白山

清子S

 大倉山あたりのでっかいダケカンバ林はすばらしい。ガレ場過ぎていよいよ待望のお花畑。シモツケソウ、ハクサンフウロ、ハクサンボウフウ、ニッコウキスゲ、イブキトラノオと定番だ。もうアキノキリンソウやマツムシソウも咲いていた。クロユリはたくさんあっても、もう終わりだった。ハクサンボウフウを見ると、カサモチとシシウドが浮かんでくるのだけれど、傘のように多数の柄があるのがカサモチ、これは無かった。シシウドはものすごく種類があるらしい。ボウフウは20〜40センチ、シシウドは2メートルくらいにもなるという。ミヤマツメクサ、イワギキョウ、オタカラコウ、メタカラコウなどいっぱい見た。ちょっと気になっていたのがミヤマコウゾリナ(ウサギギクのような葉でニガナを大きくしたような花)だと思う。今回、花の名前に興味あるメンバー(男女共に)ばかりというのもめずらしい。思いきり歩けるし、高山らしいし、アプローチがちょっと長いということはあるけれど、温泉にも入っていいコースだった。