南アルプス仙丈ケ岳(3033M)
日程 2016年8月10日〜11日
前夜発
山行目的 夏山を楽しむ
ルート 大平山荘〜藪沢ルート〜仙丈ヶ岳〜小仙丈ヶ岳〜北沢峠
メンバー L みき子Y
SL 伸子S
記録 さつきI
医療 喜久子S
会計 正美N
記録 5:15 バスに乗る
5:46 大平山荘着、小屋の周りタカナギラン花盛
6:05 藪沢ルート登山口、樹林の中
6:30 鋸岳よく見える、衣服調整
7:30 藪沢の沢越え、休憩(5分)ガレ場
8:35 休憩(15分)甲斐駒 綺麗に見える
9:10 馬の背ヒュテ着
9:27 (仙丈小屋45分)表示立て札 なだらかになる 9:50 休憩(10分)
10:20 仙丈小屋着 休憩(10分)仙丈15分看板あり
11:05 仙丈頂上(3033m)天気良好360度富士山よく見える
(20分)
11:55 仙丈 北沢峠分岐
12:44 小仙丈ヶ岳(2864m)北岳そそり立っている
1:14 樹林の中へ入る、6合目表示立て札
1:34 馬の背分岐 (馬瀬ヒュテ40分)表示あり
2:12 3合目表示立て札あり
2:30 2合目表示立て札あり、休憩(10分)
2:57 1合目表示立て札あり
3:10 北沢峠着
3:25 バスに乗る
ゆっくりと
紀久子S
久々のテント泊!前夜発で駐車場にテントを張る。2時頃から車のエンジン音などで周りがザワザワしてテントを撤収。準備をしてバス乗り場へ、すでに行列ができていた。
大平山荘から、気持ちの良い樹林帯を歩き、薮沢に出て沢を渡る。苔や滝がありお花畑を見ながら歩いた。
太陽光パネル、風力発電のある仙丈小屋を過ぎカールの地形を歩くと、あとひと登りで南アルプスの女王、仙丈ケ岳山頂にたどりついた。3033m・360度の大パノラマで、甲斐駒ケ岳が間近に聳え、北岳の向こうに富士山が雲に霞んで小さく、白根三山、鳳凰三山などの山々も一望でき、最高だった。
小仙丈尾根に向かって下山開始。樹林帯に入り一気に下る。遠くに北沢峠のカラフルなテント場が見えた。最終バスの時間を気にしながらひたすら下る。
気温が上がらず、心地良い風が吹いて汗も少なく、ゆっくりと歩いてもらったおかげで高度障害もなく行くことができた。
ヒヨドリバナに止まったアサギマダラ(蝶)も見ることができた。
念願の仙丈ケ岳へ
さつきI
一度は行ってみたいと思っていた南アルプス、(大きな山だなー )と眺めていた。心
して登山口に。
樹林の中、暑い。所々の花に癒されやがて滝が見え景色が開ける。だんだん高さが感じられて、尾根に出て、見上げれば仙丈がドーンと構え待っている。小屋まで45分の表示看板、自分を奮い立たせ頂上に思いを寄せ頑張るしかない。それでもやがて着けた.みんな着けた喜びで笑顔だ。景色も360度の大パノラマを繰り広げて心癒してくれる。少しでも高くなる様3033mプラス145センチで岩の上に立ち、目の前にある北岳の尾根を歩いている自分を見てみた。今度が楽しみだ。それに来る前に本でモアイ島の地質と同じで何億年かけて来て隆起して出来たと書いてあった。岩が細かいから水も含み固有の花も多いとも、想像できないような世界の上にいる、来てよかった。帰りは登っただけ長い。下って下って、また下りバス停に。よかったことに涼しく大した汗にならず爽やかでこれもまた快適な山行だった。大きな山征服???。気になったこと1つ、帰りのバスで黒川の河川敷に外来種のブットレアが敷き詰めたように見事に咲いている。本当に見事キレイだ。でも複雑です。
あれから10年
正美N
10年ぶりの山らしい山行の第1回目は、仙丈ケ岳で、しかも3千メートル級となれば心ウキウキであります。登ったことのある山であの時は、戸台から戸台川を通り大平山荘の前にポンと飛び出たことを覚えている。戸台からのバスはあったがバスを敬遠した山です。今は時偶遡ってくるとのことで八丁坂を少しだけ下ってみましたが踏跡が其れなりに少なく感じ取れます。今でも通る人が居るんですね。あの山荘の、あの時のおばあちゃんはどうしているのか気にかかる方喜んでください山荘には来なくなったが92歳でお元気とのことです。藪沢を渡ると花畑には白,黄、紫、ピンクの花に彩られている。今回1つ覚えたのが(カニコウモリ)葉の形が当て嵌まり覚えやすい。花は咲いているが虫もブンブン体中にくっついて来る。1つ良ければ1つ悪い。馬ノ背の稜線に出ると展望が開け3千メートルが素晴らしい、何といっても久し振りですので、そのまま仙丈ケ岳まではよかったのに下り初めて30分ほどで右股がつり、次に小仙丈岳を下り森林前で左股もつり時間を潰してしまったし、飲み水は、無くなるし行動時間は9時間で疲れました。問題ありです。
大きな仙丈岳
みき子Y
何年ぶりかの戸台、そしてテント泊等気持を切り替えなければいけないことがたくさんある計画です。登れるかどうかも不安です。でも一歩前へ踏み出さなければこの夏が終わってしまう。今の自分を確認する為に今回はやってみようと来ました。結果はこの頃の甘い生活の付けをしみじみ味わう事になりました。登りはこれまで以上に遅くなり、下りはすごく足を庇いながら慎重になっている私です。とてもパーティー行動が出来ないし、ましてやLなど出来ません。なんとかしなくてはいけませんが戻るでしょうか?仙丈岳3033m、標高差1000mは苦しい登りでした。でも一歩一歩前に出してなんとか山頂に着きました。随分何度も待たせたり、余分に休憩を入れたりして付き合って貰いました。感謝です。山頂からは北岳の隣に薄く富士山を見る事も出来ましたし、今日は「山の日」の祭日ということなのか、大賑わいです。日本海から太平洋へ抜けるメンバーの応援隊もたくさん居ました。やっぱり山はいいな。頂上はいいな。元気な人のパワーを貰いもう少しの間山へ来たいなあと思いました。
思い出
伸子S
仙丈ヶ岳は何年か前、まだ大きな山の経験が無い時に登った。前夜発2泊3日の工程だった。
山、初心者の私は登山とはどんなものかも分からなかった。何日も風呂に入らず、汗をかいてアセモに悩まされるのではないかと真剣に悩んだものだ。実際に登ってみると空気は爽やかで、汗はかいてもサラッとしていてアセモの心配はないことが分かった。のみならず、頂上でじっとしていると寒い。寒い風に吹かれながら、頂上で見た富士山と北岳の雄大な眺めに感激した。
今回も下界は暑さ真っ只中だが山の上は爽やか。バテを警戒してゆっくりと歩いたので疲れることもなく久々の山を楽しめた。