北アルプス  燕岳(2763m)

 

 

〈山行日程〉2016年8月27日(土)〜28日(日)

〈山行目的〉北アルプスの眺望を楽しむ

〈ルート〉燕岳登山口〜燕岳〜大天井岳〜常念岳〜一ノ沢登山口

〈メンバー〉

L   洋介S

SL  志貴子I

記録 幸江N

会計 那津子M

食担 葵S

〈記録〉

天気 曇りと雨

8月27日(土)

3:30 板山公民館P発

6:50 しゃくなげ荘P着

6:58 予約したタクシーに乗る

7:35 中房温泉着、トイレ、準備

7:50 出発・最初から急登でしんどい

8:25 第一ベンチ 休憩

8:55 第二ベンチ 休憩

9:30 第三ベンチ 休憩

10:10 富士見ベンチ 休憩

10:45 合戦小屋 スイカ休憩

11:05 合戦小屋 出発・三大急登の合戦尾根を登る。最初の急登ほど辛くない。ブルーベリーを摘み食い。

12:01 燕山荘着 休憩

12:15 燕山荘出発

12:40 燕岳山頂着 即下山

13:00 燕山荘着・小屋の天気予報を見て、下山することにする。

13:55 合戦小屋着 休憩

15:05 第二ベンチ 休憩

14:45 第三ベンチ 通過

16:00 中房温泉着、温泉に入る

17:00 夕食

18:50 中房温泉テント場で幕営、歓談

20:30 就寝

 

8月28日(日)

5:00 起床、朝食、テント撤収

6:45 タクシー乗車、中房温泉発

7:25 しゃくなげ荘P着

7:35 しゃくなげ荘P発 帰路へ

 

燕岳はいつも満員

        志貴子I

稜線歩きを楽しみにしていたのに、雨に降られ残念。テントを背負って燕岳を日帰り山行しました。最初の出だしがきつく、久しぶりの荷物に苦労、登るにしたがって体が慣れてきて、4時間で何とか燕山荘まで。この時点で雨で煙り、燕岳が見えない状態でしたが、頑張って山頂を目指して歩き出すと、岩とコマクサが見え気分が良くなりましたが、山頂は人が一杯でゆっくりすることは出来ませんでした。小屋へ戻り常念方面に行こうか迷ったが、何も見えないのなら中房に下り、温泉に入ってゆっくりしようかと言うことで即下山。煙るような雨だが何にも見えないのでこれで良かったのかな。4時少しすぎに中房に着き、風呂に間に合い入浴。テントを張り、美味しいビビンバをいただき、朝早く帰路に付きました。

早い判断も必要ではないかな?

 

 

私の勝ち!!

葵S

 山の世界でこれは誇れる事かどうかは分からないが、私は自称`豊穣の女´と呼ぶ程、雨女であると自覚している。この度、自称`スーパー晴れ女´N嬢との対決が決行された。結果は、私の勝ち!!一泊二日(燕岳〜大天井岳〜常念小屋の表銀座縦走コース)の予定であったが、はっきりしない天気に行く手を阻まれ、結局日帰り(燕岳のピストン)に。ただ燕山荘から燕岳山頂に向かう道は、岩好きにはたまらないほど、魅惑的な岩が林立していた!!


 今回初の食担で、徹夜での参加だった為、ヘロヘロで帰り道の事は半分位しか覚えていない。やはり、睡眠は大変重要であると認識した山行であったと共に、荷物の軽量化についても先輩方に色々教わった山行でもあった。「いかに楽して山行に臨めるか!!」が今後の私の課題である。

 

 

雨でも楽しい。

洋介S

 週末の天気は良いのか悪いのか、台風の動きは、と気になりネットのチェックを朝晩欠かせませんでした。行くいかないをどう判断するのか自分なりに次のように考えました。安全が確保できない天候なら中止、それ以外は現地に行き、初日雨でも燕岳までは登り、2日目も雨予想なら下山。初日晴れならば2日目が雨でも最後まで行く。結果としては初日雨で燕岳を登り2日目も雨模様のため下山となりました。

 初日は雨の中、合羽を着てのスタートではありましたが、「晴れ女、雨女両方そろっているが今回は雨女の勝ち」などのメンバーの軽口を聞きながら、楽しく登ことができました。やはり人気のある山、雨にも関わらず多くの方が登っていきました。小屋から燕岳までの稜線ではコマクサの花がまだ咲いていてこの花が見られただけでも満足でした。下山後は中房温泉でテントを張りました。晩御飯はビビンバ、大変おいしくご飯にかけて食べました。

 雨でしたが、楽しい山行ありがとうございました。

 

 

楽しかった雨中山行

那津子M

燕岳〜大天井〜常念岳縦走、遂に憧れの表銀座へ行ける、ととても楽しみにしていましたが、登山口から既に雨。いつもなら『雨で景色が見られないのなら行きたくないな。その時間を家事に費やしたいし、浮いたお金を次の山に回したい…』と心底思うのですが、今回は登山学校の研修山行直前。この半年間、全ては研修山行の為にとひたすら突っ走ってきたので、今回も歩荷トレーニングと思い頑張りました。

カッパを着てのとにかく暑い登り。合戦小屋のスイカが、とーっても甘くて美味しくて、乾いた喉を潤してくれました。道端にはブルーベリーが鈴生りになってる箇所もあり、皆で摘まみ食いをしながら雨の山行を楽しみました。

燕山荘から山頂は空身でピストン。殆ど視界は在りませんでしたが、見渡せる範囲内の景色から、晴れた日の景色を想像し、絶対にリベンジしなくちゃ!とまた1つ楽しみがふえました。

中房温泉に間に合うように下山をし、服も着替えさっぱりとして、美味しいビビンバ丼を頂きました。明日は帰るだけと言うことで、のんびりとした時間を過ごしました。

雨の中での山行は、辛いことしかない…と思っていましたが、とても楽しい雨中山行でした。皆さま、ありがとうございました。

 

燕岳で雨中トレーニング

幸江N

 「表銀座」とても華やかな響きの縦走路、北アルプスの山々を眺めながらの稜線歩きを楽しみにしていましたが、天気予報は曇り雨。中止になるかと思いきや、前日の夕方に「行きましょう」との連絡があり、急いでタクシーを予約しました。

迎えた当日、予想通りの小雨降る中、出発時からカッパを着て、「暑い、暑い」と言いながらスタート。山登りは合宿以来で、テント装備一式担いで最初からきつい登りが続きますが、ベンチ毎にこまめに休憩を取りながら、程よいペースで登って行きます。合戦小屋では名物のスイカを食べる。山での果物は格別に美味しい。山でスイカといえば、いつも力持ちのどなたかが歩荷したのを頂いてましたが、今更ながら心の底からありがとう!と言いたい気分になりました。

カッパの着方が下手なのか、上着が大分濡れてしまった。アンダーウェアも当会で評判の高いF社の黒いアミアミを着ていたのに、すっかりベタベタ。休憩中の汗冷えが堪えました。これでは夏山でも低体温症になりかねない。改めて、濡れない対策、汗をかかない対策が必要だと痛感。止みそうで止まない雨の中、燕山荘に到着。荷物をデポして山頂に向かう。真っ白で何も見えないが、けなげにコマクサがまだ咲いていた。山頂到着後、即山荘へ引き返し、小屋での天気予報では天候回復は望み薄ということで、下山することに。13時過ぎでも登ってくる登山客が多く、人気の山なんだと思った。

下山後は、中房温泉に入りさっぱりし、美味しいビビンバを頂き、楽しくお喋りして就寝。今回は、お母さん、お父さん、3人の娘たち(?)というゆかいなメンバー構成で、雨でも楽しい山行でした。みなさま、どうもありがとうございました。

次回再挑戦する際は、2泊3日で表銀座から槍ヶ岳の頂に立ちたい、楽しみは来年にとっておきます。