鈴鹿 御在所岳(1212m)本谷
<山行日> 2016年9月1日(木)
<天候> 晴れ
<目的> 下ノ廊下山行に向けてのトレーニング
<ルート> 御在所山の家〜本谷〜朝陽台〜一の谷新道〜御在所山の家
<メンバー>
L 達也W
SL 哲也S
記録 節代K
会計 敏子K
伸子Y
和代T
きよ子I
一美I
<記録>
04:54 東海市役所駐車場発
05:45〜50 菰野道の駅休憩
06:00 御在所山の家駐車場着・LのWさんにて、シュリンゲで簡易ハーネスと掛替用シュリンゲを作り着用と掛替の練習をする
06:40 御在所山の家駐車場発
07:12 不動滝着、滝右にザイル張確保登る
07:35 1回目確保で登る
07:48 2回目確保で登る
08:17 3回目確保で登るその後はアンザイレンで歩く
08:42〜51 テラス岩で休憩
09:10〜09:55 シュリンゲの掛替歩行をザイル2張で実施
10:08〜50 三角岩(ジョーズ岩)で確保登りを2回目行う2回目の下りで垂直の穴を足場に手こずるも3点支で下りた
10:50〜11;00休憩
11:00 三角岩発
11:40 朝陽台着休憩
12:25 朝陽台発 一の谷新下山
13:20〜30 標高850m地点で休憩、中道のキレットが同じ高さ
14:15 御在所山の家駐車場着
<記録 K>
足が届かない・・・
和代T
下ノ廊下山行に向けて、本谷で岩場登り、張られたザイルにカラビナを架け替えながらの登りの指導をして頂いた。簡易ハーネスの着け方、シュリンゲ、カラビナの扱い方などを指導して頂く。それらを扱うのは何年ぶりのことだろう。新鮮な感覚だ。大岩の登りはザイルで確保されていてもなにせ足が短い。そして腕の力のなさ。岩の上で四苦八苦しながら引き揚げてもらう。でも楽しかった。
皆様ありがとうございました。
充実した岩登り
伸子Y
御在所のバリエーションルート本谷は、昭文社の地形図には載っていないルートのため、パソコンでルートを検索しスライドを見てかなり緊張して臨みました。
早朝から天気に恵まれ、時間もたっぷりあったので、行く先々でじっくり岩を登らせていただきました。また、ロープーウエー山頂直下で見降ろす風景は見事でした。
本谷の様々な岩場で、経験豊富なWさん、Sさんにザイルを確保してもらいザイルにカラビナを付け「行きます!」と大きな声を掛けてから順に登って行く。私は5番目で前に登る人の手足の位置を覚えておいて登ったので、なんとかクリアー出来た。登る時は、真剣そのもの久しぶりに童心に帰ったかのようなワクワク感を味わいました。
しかし、同じようにやろうとしても自分には出来ない所もあり、下から声を掛けてもらってやっと登る場面もありました。
登る前に岩場をよく観察して足の左右の置き場、手を掛ける位置等目視による判断力がいる。そのためには、いろいろな場面での経験が大事だと気付かされた。
今回、Wさん、Sさんには何度も確保していただき、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
本谷でトレーニング
一美I
出発前に駐車場で、両足をくぐらせる方法と肩に掛ける二通りの簡易ハーネスの作り方を学び本谷へ。今日は水の流れも多く、水を避け大きな岩越しに登り、滝の所でビレイをしていただき登攀。何か所でそれを繰り返し、頂上近くではザイルを張り、いくつものライニングビレイを取りセルフビレイの練習を繰り返しながら頂上へ、今日一日の登山研修は、大変有意義でした。
一日ご指導いただきましたL・SLさん有難うございました。又 期会がありましたらもう一度お願いしたいです。
初体験のトレーニング
きよ子I
9月の山行、下ノ廊下に向けてのトレーニングを御在所岳、本谷コースで行った。簡易ハーネスの作り方を教わりカラビナを装着し小滝、不動滝、大黒滝、大黒岩から山頂へ。要所、要所でザイルを張って頂きロープワークのトレーニングをした。ビレイの言葉も初耳の私は一回目要領が解らず数歩登った所から足や手が上手く置けなくて3回程滑ってしまい(短い距離だったけど)内心焦ってしまった。ビレイヤーの方には申し訳ない。
でもいくつもの反省点が見え次からは何とかスムーズに。体験して解ることが多いと改めて感じた。今回のトレーニングを組んで細やかに指導して下さった、リーダー、サブリーダーの方には本当に感謝いたします。HF山の会の底力を目の当たりし、誇りに思いました。
とても楽しかったです。ありがとうございました。
これぞトレーニング!!
哲哉S
下の廊下のトレーニングで久しぶり本谷を登り、初めての、一の谷新道を下りてきた。
出発前の駐車場、下の廊下本番を想定して、掛替用シュリンゲの作り方、簡易ハーネスの作り方を和田さんから教えて頂き、実際にそれを装備して本谷に向かった。
水量は少ないが水は流れている、不動滝の壁は学んだ簡易ハーネスを使って、ザイル確保で登り、その後、アンザイレンで流れを避けて沢を登る、三角岩では登りを2回繰り返し、更にアンザイレンで遡行、水流がなくなった上部で、掛替歩行の練習を2ピッチ。
リーダーの頭の中には参加するメンバーに何が必要か、どこで何をやるのかすっかり絵が出来上がっていた様だ、本谷を選んだのも岩場の歩きに慣れておこうという思いからだろう。
掛替歩行の練習の後、深い笹の急登を登り切って朝陽台に着いた、ベンチに座り下の廊下の計画書の検討会、すべての項目を確認、出発時間も全員の意見で決まった。朝陽台での検討会もリーダーの頭の中に描かれていた。検討会の後は、段差の大きい市の谷新道を下るのみ、時間通り駐車場に戻った。下の廊下の番線の張られた狭い絶壁登山道を想定して一日の計画が出来上がっていた、実のある実戦的なトレーニングになった。
皆、大汗をかきつつも、和気あいあい、山を楽しみながら学習できた。リーダーの和田さんに心から感謝したい。