白山 三方岩岳(1564m)・野谷庄司山(1797m)

<日程>  2016年10月13日(木)

<天気>  くもり後時々晴れ

<山行目的>紅葉を楽しむ

<ルート>

馬狩〜野谷庄司山〜三方岩岳〜馬狩

<メンバー>

L  志貴子I

SL  良子M

会計 由美K

車  圭音留H

記録 葵S

<記録>

4:05     アイプラザ半田発

7:00     大窪登山口P着、身支度

7:12    大窪登山口P出発(720m)

8:21-33   一本(1250m付近)

9:19-26   一本(1602m)

9:46      三方岩岳分岐通過

10:00-18  一本(野谷庄司山山頂1797m)

11:18-26  一本(1650m付近)

11:51-12:11一本(三方岩岳山頂)

13:07-13:13一本(1440m)

13:35-48  一本(白川郷展望台分1214m)

14:33-44  一本(馬狩料金所、トイレ休憩)

15:04    大窪登山口P着

15:15    帰路へ

(記録:S)

 

今年の紅葉は?

志貴子I

 曇りマークでガスがどんどん上がってきて「嫌な天気だな。」と思っていましたが、野谷庄司山の山頂に着いたら展望抜群で白山山系が目の前にくっきり見え、槍ヶ岳まで見えました。

でも残念なことに、紅葉はイマイチでした。が、ナナカマドは葉こそ落ち、実だけでしたが、草紅葉は綺麗でしたので、満足でした。1700mで葉っぱが無いのだから、今年は「高い山で台風に遭ったところは良くないかも。」と思って帰って来ました。

登り一辺倒の山は足が疲れます・・・

年寄りにはきついです・・

 

紅葉を楽しむ

良子M

 紅葉を楽しもうと野谷荘司山〜三方岩岳の周回コースを歩いてきました。大窪登山口から野谷荘司山までの標高差約1080m、結構な登りです。登山口から雑木林を超えると、大きな木が多いブナ林が続きます。尾根に出ると赤や黄色に色付いた紅葉の大斜面を見渡すことが出来て、雲間からの日の光で綺麗に輝いて見えます。野谷荘司山に着いた時は、それまでガスがかかっていた白山もガスがなくなり、目の前に雄壮を眺めることが出来ました。野谷荘司山から三方岩に向かいます。次第に迫る飛騨岩と紅葉を眺めての尾根歩きです。三方岩では沢山の登山者がいました。三方岩駐車場からの登山者が多いようです。頂上では温かいお汁粉を頂いて、眺めを堪能しました。下山は分岐に戻り、北縦走路で馬狩料金所に下りました。料金所から舗装道を歩き大窪登山口に戻る途中、道に一杯山栗が落ちていて、思わず人目も気にせずに拾いました。

天気に恵まれ、紅葉を堪能し、白山を拝んで(来年は登るよ!)、お土産もgetした楽しい山行でした。

 

白山が見えた

             由美K

 今年の白山登山は何回かお誘いがあってもタイミングが合わず山行できずにいた。そして今回やっと登れると思って楽しみにしていたのに、平瀬登山口の林道が通行止めだって!何てこった!!今年、登れるラストチャンスだったのに・・・

山行先を野谷荘司・三方岩岳に変更して山行することになった。登山道は最初から急登で、いつになったら楽になるのかと思いながら、ひたすら登り続け汗だくになる。高度も上がり色づき始めた木々の中を歩いていると紅葉の間から三方岩岳のカッコイイ姿が見えてきた。ステキ!!足が少し軽くなる。

ようやく野谷荘司山の山頂に着いたがガスっていて展望が無い。しばらく休憩していると突然、ガスが切れて太陽の光が差し、みるみるうちに展望が開けた。目の前には大好きな白山の姿が現れる。感激!!感激!!不思議な光景にククリヒメ様が白山に登れない私の為に姿を見せてくださったに違いないと感じた。感謝し手を合わせる。

次は三方岩岳に向かう。登山道からはさっきはガスって見えなかった鳩谷ダム湖の美しい姿もみえた。歩きやすい登山道を1時間程行くと三方岩岳に到着する。山頂には多くの人がいた。展望が開け山の間からホワイトロードが見えて良い景色が広がっていた。素晴らしい秋の1日を過ごせてありがたかったです。

 

紅 葉

            圭音留H

登り始めはなだらかな登りと思っていたのですが、ずっと急登でした。でもペースよく登り3時間で野谷荘司山に到着。曇り空でしたが、山頂に着くとパーッと晴れ、白山が綺麗に見えました。Sさんからの差し入れのおしるこをいただいて、三方岩岳に向かいます。三方岩岳には、白山ホワイトロードから簡単に登れる為、たくさんの方がいました。馬狩に下山するのは、私達のパーティーだけで、綺麗な紅葉見ながら、のんびり下山しました。標高を確認しながら、現在位置を調べて、勉強になる山行でした。

 

もしや、熊?!

葵S

(獣臭い!)野谷庄司山に向かう途中、幾度となく獣臭さを感じた。そしたらなんと、三方岩岳への分岐過ぎ、野谷庄司山山頂へ向かう途中、大量の動物の糞を発見!!それは黒々とし、2kgは優に超えていたであろうか?それも20〜30mも離れてない所に二ヶ所も!!

量でいったら素人的考えでは熊かと思いきや、帰って調べてみると、その犯人はどうやらタヌキの可能性も。タヌキには、ため糞(複数の個体が同じ場所に排泄する)の習性があり、 その為一か所に大きな糞の山ができるそうだ。それが熊の糞かどうか見分けるためには、一番手っ取り早い方法は臭いを嗅ぐしかないようである。タヌキの糞はとにかく強烈に臭いらしく、一方熊のそれは、香しいと言うか、嫌な香りでは無い様である。今回は残念ながら、嗅いでその臭いをインプットする事が出来なかっので、是非、次の機会に遭遇する事を願う。 

糞を見分けて(嗅ぎ分けて?!)動物を特定出来たら、危険を少なからず危険回避が出来るのではないか?安全登山の為には、糞の勉強(嗅ぎ分け)も必要になってくる。臭いによる見分け方を是非ともマスターしたい!!R子さん、今度是非、ご教示して頂きたい!!  

山は本当に奥深い。五感をフルに稼動させて、初めて安全が確保される、と考える。

野谷庄司山山頂より、遠く白山におられます、くくり姫様に自身の良縁を願って、無事今回の山行を終えた。