越美山地 荒島岳 (1524m)
<日程> 2016年10月31日(月)
<天気> 晴れ
<山行目的> 紅葉を楽しむ
<ルート> 越前下山〜荒島岳ピストン
<メンバー> L 一則O
SL 良子I
会計 厚子 N
車 哲哉S
佐枝子M
記録 紀久子S
<記録>
5:00 阿久比町役場発
6:50 道の駅 トイレ休憩
7:10 JR越前下山駅駐車場着・身支度をして出発、看板には上級者コース と表示
7:22 下山コース登山口発・ふかふかの落ち葉
8:25 休憩(5分) 衣服調節・急登になり太いロープが張ってある
9:00 1070m・あと2qの表示
9:14 休憩(5分)
10:00 あと1q表示 白山が見える笹原を歩く
10:23 頂上(1523m)乗鞍や北アルプス・コーヒータイム
10:40 頂上発
11:40 衣服調節(5分)
12:00 休憩 (5分)滑りやすくロープに頼り、慎重になる、ヌルヌル粘土 の土・落ち葉・どんぐり
14:10 休憩
14:50 下山駅駐車場着
急登
一則O
Rさんから久々に月曜山行のお誘いを受けた。何とか前後の日を調整すれば、参加可能だったので、承知した。
行先は、越美山地の荒島岳。深田久弥の「日本百名山」のひとつなのだが、かなり地味な山だ。なぜこの山が選ばれたのかというと、深田久弥が幼少のころからいつもみていた山ということのようだ。要するに生まれ故郷から近い身近だった山ということなのだろう。
今回、行くルートは「しまやまルート」。
このルートは比較的新しいようで、5年くらい前のエアリアマップには載ってなかったらしい。
阿久比役場近くを5時に出て、道の駅九頭竜でトイレ休憩をとって、JR下山駅近くのPに着いたのが、7時10分頃。予想外に近い。身支度をして、登りはじめる。P近くの案内看板には、このルート「上級者向け」となっている。
約1100mの登りを一気に行くので、結構キツイ。駅から西へ3分ほど行ったところに登山口がある。そこから緩やかな登りを30分ほど行くと、急登になる。太いロープが張ってある。登りはこのロープを頼らなくてもよいが、下りは傾斜がキツイうえ、土が滑り易いため、ロープに頼ったほうがよさそうだ。
8時20分、標高810m地点で1本目の休憩。一気に400mくらいの高度を1時間ほどで登ったことになる。これからまだ700m以上の登りが待っている。このルート、夏に来たらかなり大変である。
10時に「山頂まであと1km」の案内看板。ここから3つほどのピークのアップダウンを行き、山頂へ。この辺りは展望も開け笹原と紅葉の樹々でなかなかの景色である。
10時半過ぎ、山頂到着。ウイークデイなのに数組の登山者が休憩している。百名山ゆえか、紅葉の山でも有名なのか。
天気は晴れ。間近には白山、遠くは北アルプスまでみえる。山頂は風もあってやや寒いが、コーヒータイムを25分とって展望をたのしむ。
下山は、来た道を戻るが、急な滑り易い坂を下るのは、結構神経を使う。ロープのあるところは安全のために補助的にロープを頼る。それでも、何回か滑って手をついたり、尻餅をついてしまう。
幸い、メンバー全員、ケガもなく14時ちょっと前に無事下山。
秋の一日、紅葉もそこそこたのしめ、登った感のあった山行でした。みなさん、ありがとうございました。
しもやまコース
厚子N
荒島岳は3度目になりますが、今回は初めての「しもやまコース」。
落ち葉のあるフカフカした登山道をあがってしばらく太く長いロープが何回も出てきます。急なところが多くロープを持ったり持たなかったりと、ホトホト疲れてくる。
時折真っ赤な紅葉に会い、黄色の葉も今の季節ならではで、目を楽しませてくれた。息が上がりながらも3時間程で着いた山頂からは遠く白山や、勝手にあれは槍だ!と山の展望を楽しんだ。
上りと下りとはまた景色も違って笹原の緑と黄、赤の葉の3色が美しく目に焼き付けて下山に注意しながら歩く。長い急坂とロープ付きにはくたびれましたが紅葉を楽しむ山行目的は叶って良かったです
上級者コース
紀久子S
荒島岳下山コースの誘いをいただいて 上級者コースとあったので返事をしてからも随分考えてしまった。大丈夫だろうか?
仲間に迷惑をかけてしまうと…思いながらドキドキで当日を迎えた。
天気は晴れ、民家の階段を上がったところに登山口があり、ふかふかの落葉の中を歩く。
ロープや鎖場の急登がはじまった。太いロープが次々とでてきた。危険な個所はロープに頼り、どんどん登る。山頂まで1qは尾根歩きだったが、結構な道のり途中で白山をはじめ岐阜の山が見渡せた。
山頂では、コーヒータイムをして展望を楽しんだ。
稜線歩きは快適だったが、その後の急登の連続でヌルヌルの土に落ち葉で滑る。ロープにしがみついて下山。ものすごく神経を使って慎重に歩いた。ところどころに滑落注意の告知版があったりした。
下りは紅葉も楽しみながら歩けて、無事下山することができました。
ありがとうございました。
行きはよいよい・・
佐枝子M
荒島の勝原ルートは、雪の時期も無いときも何度も登ったが新下山ルートは初めてだ。取りつきまでの時間も30分くらい早いし、電車の駅の駐車場からすぐ登れるし、アクセスがとてもいい。急登だが季節は秋。気持ちよくグングン登って行ける。少し前なら見晴らしの良いぶん暑いだろうなあ。稜線まで出るとあとは緩やかに笹原の道を山頂へと向かう。久しぶりの山頂は、祠が建て替えられ、立派な山頂の道標も出来て、初めての山へ来たような気がした。登りは目の前しか見えなかったが、下りは紅葉の山々を見下ろしながら急坂を下って行く。きれいだねえ。秋だ秋だ!でも油断大敵、足元は葉っぱに、どんぐり、岩に粘土のヌルヌル道。鎖にロープのオンパレードはこの為かあ!登りの何倍も気を使い下山した。次は雪の季節に登りたいなあ。
槍が見えました、でもきつかった・・・・・
哲哉S
越美北線越前下山駅付近の駐車場から田舎道をちょっと歩いてすぐ登山口、ロープのフィックスされた急坂をひたすら上り荒島岳につながる尾根に取りついた、1250m付近から100m前後のアップダウンを4回ほど繰り返して1523.4mの荒島岳頂上に繋がっているのだがこれが結構長くきつかった、大腿四頭筋にくる、最後のピーク前「チャチャと行きましょう!」とリーダーの了解を得て歩き出したが1/3も行かない内に足が滑って、息切れ動悸、チャチャとは行けなかったが何とか頂上に着いた、天候が良く、御岳山、乗鞍岳、北アルプス、白山と展望が広がる、槍の穂先まで見えた。
下り、長かった尾根道は気分よく歩いたが1150m付近からの急坂の下り、途中、左足内転筋の痙攣が始まり暫し停止のお願い、何とか回復したが太ももまでパンパン、恥も外聞もなく、フィックスされたロープをつかむ場面も度々、何とか下りきった。
6年前、5月勝山のスキー場から登ったがこんなにきつかった記憶はない、それなりに準備はしてきたのだが、時間の経過には勝てないのだろう。