鈴鹿 ハト峰周辺

 

 

<日程>

2016年11月20日(日)曇り

<山行目的>

岳修山行【地図読み】

 

【Bパーティ】

<メンバー>

L  晋平Y

SL 哲哉S

会計 伸子S

記録 正美N

医療 紀久子S

   圭音留H

<記録>

06:00 半田アイプラザP出発

07:30 朝明駐車場着

07:40 朝明駐車場発

10:10 ダミーB着

10:20 休憩 夢中で行動していたので、こんな時間です。

10:45 C着

11:15 D着

12:05 B着、本物のポイント

@Aは時間不足でカット

12:34 ハト峰峠集合場所着

空模様が曇りから霧雨

14:04 朝明駐車場着

 

地図読み

正美N

 普段の山行は登山道を歩き、道の先に分岐や目印や標識等があり、それらを確認しながら目的地まで行き来しています。しかし今回は全く道の無い山の中での地図読みです。

 今までこんなに地図と地形を真剣に見たことが有りません。

地図ではピークが二つある山頂から尾根を南西に百八十メートル程先のコブに進み、コブから北西に尾根を四十メートル程下った右にポイントBが有ります。

向かう進路を決めて進むがコブを間違えて別の尾根に入ってしまい、Lが尾根の違いに気付きコブまで引き返しましたが、私は尾根が違うとは全く気付きませんでした。良い岳修山行と思いますが、難しかったです。

Bポイントを探し始めて二時間半も歩き続け、時間がこんなに早く経過しているとは意外でした。なのにBがダミーだったなんて、標高が合わないからダミーかもしれないと言っては居たのですが、周りを探して見当たらないので本物としました。

 CDは見つけましたが@Aは時間切れでパスしましたが、今回の地図読みで自分の実力が分かりました。

 

ムツカシイ…

哲哉S

セミナーでの打ち合わせ通り、ウサギの耳のような850mの二つのピークを目指し、そこから尾根を通り南西にある小さな830mのピークを目指して尾根を下り、ポイントBに向かう事になったがここで早くも尾根間違いで行ったり来たり、目標の小ピークに着いたと思ったがどうやら違うようだ、どう歩いたのか全く分からなくなって混乱。目標の830m小さなピーク着、尾根西、前方の木に銀色の二重テープ、但しポイントBは800mの投稿線上、ダミー?との疑問も出し暫らく付近を確認したが、ダミーは無いだろうと言う事になってポイントCに向かう事になった830m小ピークに戻り、尾根を辿って境界杭のある829mポイントCに向かう、途中Fパーティと出会い我々の確認したポイントBはダミーだったとしらされる。ポイントC着、ここからポイントDに向かう、ここの核心部は出発直後二つ目の尾根を南南西に向かう地点、自然に南側の尾根に向かっていたがリーダーの安江さんが旨くリードしてくれた、ポイントDは800mピークの一番奥にあった、時間が残り少ない、ポイントBを確認して@・Aはパスと方針を確認、尾根筋を歩き直接Bに向かう事にしたが、距離感が全く分からない、南に進路を変える所を行き過ぎ、気が付けば既に830m付近まで来てしまっている。結局尾根伝いに830mの小ピークに戻ることになった、今度は確実に前方の小ピークを確認、北北西に尾根を下りポイントBを確認できた。ハト峰への戻りは尾根を下って登山道に出会い、ハト峰に登り返すこととなった。リーダーがいなければきっと迷いっ放しの一日だったろう、距離感、小さな尾根、小さな谷の変化を地図で読み取るむつかしさを身に染みて感じた一日だった。準備、教育セミナー、当日のサポートと教育部の皆さん有難うございました、改めて、自分のセンスの無さを思い知らされました。

 

地図読みは難しい

圭音留H

登山学校で地図読みの学習をした場所です。前回も随分迷って大変でした。今回も最初のポイントに向いますが、早く尾根を下ってしまい、現在位置がわからなくなってしまいました。他のパーティーに会ったのでヒントをいただき、やっとの思いで3ポイントのダミーに着きましたが、本物が見つかりませんでした。4ポイントは迷わず着きましたが、5ポイントに向う尾根はわかったのですが、尾根の端がわかれていて、もう少しで違う方に行くところでした。リーダーに大きい谷があるとか、等高線がカーブしているから向きが変わるなど、地図の見かたを教えて頂きながら、とても勉強になりました。

 

地図読み

紀久子S

地図とにらめっこして、一日歩いた。体よりも頭が疲れた。進行方向の角度を測り地図を読んで、進行方向が決まる。ポイントに向けて出発する。先頭をポイントごとに交代して緊張感が高まった。自分がどこを歩いているか、現在地を確定するのがむずかしく、何度か聞いて確認をした。

地形上の構造・傾斜が変わる・尾根の太さ…

想像と現実とのズレ、実感がわからない。

基本的な知識がないため、ついていけない。先読みができて、どちらに進むかわかっていると心強く、道迷いの危険リスクが少なくなると思う。

地図が読めれば山が、もっと楽しくなるのではないかと思った。

 

【Cパーティ】

<メンバー>

L  三郎O

SL 一則O

会計 葵S

記録 さつきI

医療 敏子K

   伯明S

<記録>

 7:42  身支度整え駐車場発

 8:07  中峠分岐

 8:15  猫谷峠 林道朝明バス停分岐看板あり

 8:25  堰堤登る

 8:44  地図読み練習

 9:02  ハト峰休憩(15分)しながらこれから行く所の地図読み勉強会

 9:30  白滝谷 分岐(908m)

 10:11 ポイント2 景色がいい。

 10:20 分岐に戻る 休憩(10分)ポイント1に向かう

 10:55 見つからず元に戻る

 11:27 見つからず元に戻る

 11:42 ポイント1

 12:02 白滝谷 分岐(休憩5分)

 12:40 ポイント3ハト峰の位置より自分の位置を知る事を習う。道迷いする。

 13:20 ハト峰

 14:08 駐車場到着            

地図読み勉強

さつきI

何回習ったことか、今1つ情けないことに整理出来ず自信がない。今日は、やる気満々にして身に付けようと思い出掛けた。教えて下さる事がよく分かった。正解していると嬉しかった。目標物から現在位置が見えたときは不思議さえ感じた。情けないことに、身に着くまでまだかかりそうだ。山へ行き歩きながら習うことはいい勉強になりました。計画ありがとうございました。

 

擬似遭難?

 一則O

 教育部主催により、「地図読み山行」がおこなわれた。山域は、鈴鹿のハト峰周辺。

地図読みが不得意な私にとっては、必須のものだ。目標のポイントが1〜5まで載っている地図をたよりにそこをめざす。

一般ルートではないので、道なき道を行かなくてはならない。これが、なかなか難しい。Lが用意してくれた5千分の1?の地形図とコンパスを駆使してL以外の5人のメンバーで「ああでもない」「こうでもない」と話しながらポイントにむかっていく。

まずはポイント2へ。ここは比較的みつけるのが易しかったが、1でかなり手こずった。1回目は尾根を間違え、となりの尾根かと思い登り返したが、そこも違っていて、振り出しへ。やっとの思いで1をみつけたのが、11:40。タイムリミットまであと1時間20分。そこから3を探しに行くが、この3にも悩まされ、到達できたのがタイムリミット12分前の12:48。

他のパーティは集合場所のハト峰ですでに待機しているようで、急いで戻ろうという焦りと小雨とガスがでたことも合わせて、ルートをはずし、気づくまでに時間がかかり、ここでもロスタイム。地図をよく確認もせず、思い込みや惰性で行ってしまう恐ろしさを再認識した。幸い今回、Lが気づき正規のルートに戻ったが、これが1人とか、メンバーの中に気づく人がいないとかなり遭難に近い状態になるのだろう。遭難を疑似体験したような感じである。貴重な体験ではあったが、通常の山行では絶対に回避しなくてはいけないことだ。

 みなに20数分遅れて、ハト峰到着。他のパーティはすでに下山していたが、なんとか林道に出たところで合流でき、一安心。

 地図読みの難しさと道迷い遭難はほんの紙一重の違いでなってしまうことを学習した。もっと精進しなくては。

 企画していただいた教育部ならびに実行委員のみなさん、ごくろうさま&ありがとうございました。

 

楽しめてよかった?

三郎O

今年、二度目の教育セミナーでの岳習山行を行った 地図読み・コンパス

みんな、それなりに楽しめて居た様に感じましたが本題は楽しむでは無くて学習する理解することですから、その点でどれだけ理解出来たのかが知りたいです。

道に迷ったり間違ったりしたことは特に問題では無いと思っています

とは言え、集合時間に遅れてしまった事は、申し訳無かったと反省しています

すみませんでした。

 

地図読みは難しい

敏子K

 この頃私の近辺で「地図読みは難しい!けどはまったら楽しい!」と耳にしていた。2ケ月ほど山から離れていたら私は簡単に忘れてしまっていた。このギャップに途惑っていた所、岳修山行付きの教育セミナーがあるということで参加させていただいた。

教育部の人達は毎回工夫をしてセミナーを開いて下さる有難いことです。今回も教育セミナーで机上講習してからの定例山行、目的地をA―@―Bと歩くことが出来た。Aは銀色の目印を見つけたものの地図と見比べダミーとわかりAの目的地へ到達出来た。次の@は迷いに迷った。でも楽しかったのは確か。Lが地形図を拡大して下さりその地図をよーく見て歩いたつもりがだったが甘かった。難しさを味わった。こんなに地図とにらめっこして歩いたことあったかなあ?初めてかな!災害がない限り地形は地形図のまんま!遅くはないかな!今からでも!私も言ってみたいな「地図読みは楽しい!」と教育部の皆様有難うございました。もっと勉強したいと思いました。

 

道迷い!?

葵S

 とっても楽しみにしていた初の地図読み山行。整置のし方や現在地の特定方法など、コンパスと地図を両手に、Oリーダーを始め先輩方に丁寧に教えて頂く。@番を見つける為の尾根探しに大変苦労し、地図読みの難しさをヘロヘロなりながら痛感。帰途リアルにプチ道迷いも経験し、焦りは禁物・金魚の糞になるのは要注意、だという教訓を得る。今後、常に心と時間に余裕を持って、山行に臨んでいきたい。

 

地図と磁石と時間

伯明

 

教育セミナーの机上学習から現場での実地研修という企画に初めて参加できました。

 同行パーティメンバーと朝明渓谷から鳩峰へ向かう登山道の左右の地形観察、磁石方向確認をしながら川筋の左右変化、橋、堰堤、急登、崖と地図を見ながら歩く。

 鳩峰峠で先行パーティーがポイント@へAポイントから当パーティーはチャレンジ。白滝谷への分岐までの行程でLの丁寧な指導でメンバーの磁針が同じ角度、方向を指し前方の山二つを地図標記で確認しながらのチェックポイントのマークに辿り着く山行で距離と時間を考え、メンバー同士の意見交換もしてゆくうちに登山道正面の灌木に「これと違う?」銀色テープを発見!「一寸おかしい!発見時間早すぎるな」「もっと先!だよ」「フェイクじゃない?」

@  ポイントは地図上の尾根筋と現場で

歩いて見ているのとは違い、地図上では見えない?似たような地形が3ヶ所もあり何回も谷筋まで上り降りした。目の前に見える地形に囚われず慎重で正確な判断を求められた。登山道に置いてあった傘は何?

Dポイントでも一筋ならず手こずりました。Lの指示で鳩峰が遠望された場所で磁石を合わせ(127度)地図上の現在地確認し、目的への方向を定める事が出来た。そして帰路=復路となっても安心せず磁石による方向確認と地図、地形をチェックしないと時間を余計費やすことになり道迷い岳修の冷や汗をかく反省と教訓を得た。

 この山行は頂に登る事とは別に、迷路ゲームの様に楽しめるコースで企画制作者に脱帽!きっと何時かコースタイム内で征服したい気持ちです。

 

【Dパーティ】

<メンバー>

L  時生S

SL 良子M

会計 栄吉M

記録 泉Y

医療 志貴子I

<記録>

7:40 パーティーごとに駐車場出発

8:40 ハト峰峠

8:56 白滝谷道分岐

  Cを目指して移動 二つの860m地点を通過。尾根を探してたどる。松本さん先導 幾筋か尾根を行き返しながら

9:33 C到着 次に石黒さん先導でDを目指す。やはり幾度か行き返しながら

10:00 D到着 その後Bを目指す。

10:19一旦沢に下りきり休憩。ここから沢筋を探し、登っていく。森本さん先導。かなりの急斜面。落ち葉がたくさんあり、いろんなところで滑り尻もちのつきあいとなる。

沢筋を変えたりして探すがBが見つからず。あきらめ、移動。

11:30 白滝谷道分岐 少し休んだ後、Aを目指す。安永先導。

11:54 ダミーの木をやり過ごし、助言をいただきながらA到着。@に向かう。石黒、松本両レディスはどんどん先を行く。もう地図読みに迷いは全くなさそうである。が、“この辺”というところで別ルートから来たEパーティーに軽くヒントを貰い、何とか簡単に@を見つけ出すことができた。ちょっとズル。

12:15 @到着 

12:40 ハト峰峠到着

14:00 駐車場着 

14:05 解散

 

地図読みは難しい

志貴子I

 地図が細かいとその位置が沢の中にあるかにあるか尾根上あるかがわかりづらい。地図を1/25000でなくバイの大きさに焼き直していくべきだった。そのために見つけられなく探し回ったので大変でした。目が悪くなってきたので今後は拡大が必要になってきた。又テープも銀色なので探しにくかった。

 

道迷い体験

栄吉M

ハト峰では、2度目の地図読み山行でした.午前9時から午後1時まで計5ポイントを探す地図読みでした。尾根・谷・高度・登山道等からアプローチし、地図とコンパスをみながらメンバーで探り合いながらすすめました。結果NO.3ポイントのみさがせませんでした。一旦尾根から登山道へ下がってから折り返し登りましたが見つからず尾根、沢を上がったり下がったりしました。やはり尾根上からさがすのが良かったのかとおもいました。不整地での歩行、一旦谷に下がると、折り返すのが体力的に大変でした。実際道迷いしたら元のコースにもどるのが鉄則だなと思いました。今回は、視界がある状況でのポイントさがしでしたが、雨天・ガス・積雪時は、コースをどう探して歩くのか心構えが必要とおもいました。一本の線、記号を熟知して山に入りたいと思いました。

 

意地が悪い

時生S

地図読み山行。どんな課題を出してくれるのか、楽しみにしていましたがセミナーで与えられた地図に載っていたポイントはいかにもビミョー。尾根上の地点はまだしも、沢の2か所はどちらも沢の途中ではなく、ツメあたりの地形が複雑な所を選んであります。選者の性格が見える様です。案の定苦労しました。結果的にB番は見つけられませんでしたし、@番も自力とは言えません。どちらも沢の源頭部とみて探しましたがポイントの木は支尾根の末端にありました。地形図からそれを読むのは虫メガネか顕微鏡が要ります。が、これは本筋ではありません。問題は地図から尾根や谷、周りの地形を読むことです。目指すルートを正確に探してたどる事です。その点でうちのチームはおおむね及第点もらえるでしょう。皆思ったより優秀で一番頼りないのはリーダーだったかもしれません。皆で一日楽しくいい勉強させてもらいました。担当、準備をしてくれた皆さんに感謝です。

 

岳修山行

良子M

 ハト峰での地図読みは昨年の登山学校に次いで2度目、何とかなると思っていたら「みんな、今自分が何処にいるのかしっかり確認して歩く様に。ただし、高度計は使うな!」とリーダーの言葉。(エ?‥高度計なかったら現在地分からないヨー。)白滝谷分岐から先頭を交代しながらP4〜5〜3〜2〜1と目指す。地図を見て、地形を見て、距離を確認しながら歩く。それでもP3を見つけることが出来なかった。後で分かった事だが、私達パーティーはP3を地図上で谷筋と思っていたが、地図を拡大すると尾根にあったようだ。今回、高度計に頼らなかった分地図と地形をしっかり見たような気がする。それにしても地図読みは難しい。

 

地形図

泉Y

 地形図を見ながら、登山道ではないところを歩いたのは初めてでした。初めて「尾根」というものを確認しながら歩きました。「沢」というところをわざわざ登りました。「詰める」だの「トラバース」だの山で使ったことのない言葉が飛び交うなかで、地形図を見ながら、急斜面を先輩方と同じように歩くのが精いっぱい。木につかまらないと落ちてしまうので広背筋が筋肉痛になりました。

大変勉強になりました。先輩方でも間違えることがあるのですね。簡単ではない。だから面白いのだと思いました。

 

【Eパーティ】

<メンバー>

L  彰伸I

SL 孝俊K

   清子S

会計 慶子M

医療 幸江N

記録 雄司I

<記録>

6:00 半田アイプラザ 発

7:45 朝明パーキング出発

8:05 中峠 通過

      (地図読みしながら歩く)

8:50 ハト峰峠 着/休憩

8:57 ハト峰峠 発

      ポイント1・2を目指す

9:25 908ピーク 着

      尾根を1本間違える    

10:03 ポイント1 着

      山道に戻る 休憩

別パーティとすれ違う

10:20 ダミーポイント2 通過

10:27 ポイント2 着

      (しばし作戦タイム) 

10:50 白滝谷道分岐 休憩

      ピーク越えでポイント4へ

      2つの別パーティーと遭遇

11:28 ポイント4 着/休憩

      尾根伝いにポイント5へ

11:48 ポイント5 着

      沢を目指して尾根を下る

12:25 ダミーポイント3 着

      (時間切れ、ハト峰峠へ)

12:50 ハト峰峠 着/休憩

      (一部メンバーハト峰登頂)

13:12 下山開始

      (小雨降り始める)

14:15 朝明パーキング 着

 

整置と目標に向かうコンパスセットは出来ていた。

       彰伸I

今回は登山学校でやった地図読み山行と同じ場所だった。結果か考えると登山学校の受講生よりも整置と目標物に向けたコンパスのセットは半田の会員の方が出来ているように感じた。半田の教育セミナーで何回も教えている成果が出ているようで一安心である。

地図を見ることは出来るが『地図読み』にはまだほど遠いようにも感じたが、これからが地図読みするきっかけになれば良い。自分達の個人山行で地図読みの努力を期待しています。

地形図から全体を見ること。細かな地形の変化を見つけ出すこと。特徴物を見つけ出すこと。コンパスの正しいセット。これが出来ればもっと違った山の楽しみ方も出来て安心登山に繋がる筈だ。

【地形図を見て山の形がわかる!】という人がいるが、私はまだこの域に達するには程遠く毎回地図読みの失敗が多い。

 

地図読み

孝俊K

 地図読みは理論では理解しているが山で実際に使うと難しいことがわかった。当初はなだらかな傾斜に見えた地点も実際に行くと急斜面。しかも地図上では表現されない尾根や谷がありとても直線ではいけない。高度も1ラインが10mなので10mと言えば3階建てのビルに相当する。このスケール感を感じられたことが大きな成果。家に帰って地図をみると、微妙に線が谷や尾根を表していることがわかる。このような実地訓練を積めばとても有意義だと思いました。準備をいただいた方々ありがとうございました。

 

地図とコンパスでどこへでも行ける!

慶子M

 今年3回目の地図読みの山行。はじめは磁北線引きや地図の整置など基本的なことから始めて少しずつわかることを増やし、スピードを上げてきた。今回は地図を頼りに登山道ではないところを歩いて目的地に到達する練習だった。ただ目的地がどちらの方向にあるかということだけではなくて、その周辺の地形がどうなっていて、どこを通れば最も効率的にたどりつけるのかを考える。地図上の等高線の幅が実際にはどのくらいの傾斜なのか、100 メートルとはどのくらいの距離なのか、何度も間違えながら地図が提示する情報と自分の認識が少しずつ一致してくる。

尾根を降りる、角度も間違いなし、なのにその尾根は途中でなくなってしまった。よく見れば隣に同じような、でももっと高くてしっかりした尾根がある。そうか、すぐ近くに平行して尾根があったら角度だけでは間違えるのか…。それにあまりに細かい地形の情報は地図には書き表せない。正しい尾根に乗ったら、さっきの尾根のちょっと怪しげな感じが全くない。ちゃんとした尾根にしっかり乗っている感じがする。「ちょっと見てくる」って大事なんだなぁ。

最後のポイントに行きたいが時間がぎりぎり。でもなんとか間に合いそう。それなりにちゃんと根拠を持って歩いていったのだけれども、最後の沢の分岐でちょっと迷った時、横着をしてコンパスを出さなかった。なんとなくこっちだろうと思い込んで。時間が迫っていたので、「きっとこっちだよ、うん。」といういい加減な判断だった。これまでだったら絶対立ち止まってもう一度地図を見てコンパスを出して、みんなで相談していたに違いないのに。後で他のパーティーの人たちとも話していて気付いた。技術の有無だけではなくて、意識や気持ちの問題でも遭難ってきっと起こる。焦る気持ちや疲れには本当に気を付けなければならないんだなぁと思った。

今回も多くの先輩方やしっかりした新人さん(本当にすごい!)、なぜか地図読みになったら必ず私の面倒を見る羽目になってしまういつものリーダーさんとともにわいわい相談しながら楽しく、でも真剣に進みました。地図とコンパスがあったら登山道じゃないところでも歩けちゃうなんて、ちょっとはまってしまいそうです。周到な準備をしてくださった教育部のみなさま、いつもながら本当にありがとうございます。

 

地図読みのち

幸江N

 地図は「見る」だけでいつも終わってしまうため、少しでも「読める」ようにと、岳修山行に参加した。

実技の前日に自分なりに地図を大きく印刷して、色々と書き込んで予習したつもりだったが、当日行きの車中で、Lの尾根筋、谷筋が細かく書き込まれた地図@、等高線毎に色鉛筆で塗られた地図Aを拝見し、自分の地図ではパッと地形が読めない、全くの予習不足だ!と思い、慌てて車の中で尾根筋、谷筋などを書き込んだ。

朝明渓谷Pからハト峰までは先頭を歩く。整地をし、都度立ち止まり、地図とコンパスで現在地と目的地の方向を細かく確認しながら進む。ハト峰からは、尾根伝いにP@を目指しますが、尾根を1本間違えて登りかえす。PAまでは再び先頭を歩いたが、まんまとダミーに騙されかけた。一旦登山道に戻りPCを目指す。境界線の杭を頼りに2つの頂点を経由、尾根伝いにスムーズにPCに到着。そこからも尾根伝いに2手に分かれて道を確認し、PDに到着。最後のPBは時間との戦いで、最後の谷筋の方向確認が適当になってしまった為、ダミーにしか辿り着けず、タイムアップ。後日、SLからGPSのログが送られてきて、答え合わせができた。

地形を読むには、大きい視点と細かな視点の両方が必要だと感じた。等高線の幅が思ったよりも急坂であることも実際歩いてみてわかることがあった。パーティーのみんなで相談しながら進むことも新鮮で晩秋も紅葉もきれいで楽しめました。

今までは、地図を印刷し、コースタイムや歩くルート、目印の場所など注意事項を書き込むだけで満足していたが、これでは地形はわかりません。今更ながら、地図読みがこんなに面白いとは!と思うと同時に、今まで勿体ないことをしていたと反省。今後は、事前に地図読みの予習をして、一つ一つ山行を大切にしたいと思った。学ぶことの多かった岳修山行、このような機会を与えて頂き、教育部の方々に感謝します!

 

学ぶことの多かった山行

雄司I

私にとって、今回の地図読み山行はとても学ぶことの多いものだった。

測量よろしく、どこか2点のピークと各ポイントを三角形で結べば位置が分かるのでは、と前日までにいろいろ地図に書き込んでいったのだが、全く役に立たなかった。逆に、現地でコンパスを使い、等高線を読む大切さを実感できた。その他には地図ではわからないような(本当は分かるはずなのだろう)細かい地形の変化や、地図と実際の距離感の違い、道に迷ってしまいそうになる状況、疲れて時間がなくなった時の判断力の低下、などなど。一方で、パーティーの皆さんと力を合わせて進んでいくことの楽しさも経験できた。パーティーの先頭に立って歩く時の緊張感も体験した。リーダー、サブリーダーの大変さを少しだけ実感した(つもり)。

山行は全般的に濡れた落ち葉によって滑りやすいものだったが、ハト峰峠の周辺は私にとって、なんとなく親しみやすい山域に感じられた。子供の頃、友だちと里山に遊びに行った時のような感じ。ハト峰はザレていて、公園の砂山のようで、登っても楽しかった。ハト峰峠の周辺の湿地帯も趣があって面白かった。

パーティーの皆さん、今回の地図読み山行を企画していただいた皆さんに感謝です。

 

【Fパーティ】

<メンバー>

L  良子I

SL 良子O

会計 梅子N

記録 光一H

医療 清文S

 

<記録>

 7:38  朝明キャンプ場

 8:41  ハト峰発

 9:30  3番ポイント着

10:19  4番ポイント着

 11:04  5番ポイント着

 12:15  1番ポイント着

 12:29  2番ポイント着

 12:51  しらたき谷分岐

 12:58  ハト峰着

 13:12  ハト峰発

 14:00  朝明キャンプ場

 

光一H

まず記録係りを仰せつかりながら、要領を得ずキチンとした記録を残せずお詫び申し上げます。反省しきりです。

今回の山行は机上で学習した事を、実際の山で体現出来るかとの課題でしたが、これが想像以上ではなく、想像を遥かに超えて難しかったのです。机上のコンパスでしっかり角度を地図に記入していたものの、4番ポイントから「しらた谷分岐」までトップを歩かさせて頂いた時に、途中のピークで既に行った3番ポイントの方向に踏み出したりしてしまい、方向を変える時は地図とコンパスを見るという基本を忘れ大ポカです。又5番ポイントに行く時の4番ポイントからの尾根筋は、地図から目の前にある地形を読み取るのはかなり難しく、まだまだ修行が足りずとヘコミ加減でした。ただ1番ポイントを早々に見つけられたのはちょっと嬉しく、若干の自信にもなりましたが、総じてコンパスと地図読みはまだまだ修行の道のりは永いと痛感した山行でした。今回はシミュレーションなので緊張の中にも若干心の中に余裕がありましたが、このスキルが必要な厳しい天候下で絶対間違えられない場面を考えると、やはりしっかりと習得すべき技術だと改めて思いました。

今回の教訓

・方向を変える時は必ず地図とコンパスを見る

・地形が分かりにくい時は、チョット偵察して確認する

一方、道なき道を行ったり藪の中に入ったりして、実はとっても楽しかったのも事実です。里山系の植生の中を歩き回ったのは、カブスカウトで武豊や内海の山のなかをウサギ狩り?で歩いて以来かなとか木の目印を見つけるたびに、昔、なんちゃってオリエンテーリングをやったよなとか古い記憶が戻ってきて妙になつかしく一人でニンマリ。次回は実力アップしてノーミスで回りたいのと、実に楽しい山行でしたのでもう一度是非トライしたいと思います。

最後になりましたが、地図読みを教えて頂いたLの岩田様、読図でご迷惑をおかけした大須賀様、新美様、榊原様感謝申し上げます。

 

こんな岳修山行いいね!

         良子O

 オリエンテーリング、春に行けなかったので楽しみにセミナーへ。ム〜何か真剣、今までと違い目標物や道が怪しそう。自分たちで探し確認しながら歩くのはしてみたいことだけど、SLって不安。地図を拡大したり色々なルートを予想しながら歩いたけど、尾根の入り口が樹に隠れていたり、次の尾根までの距離感が読めず行き過ぎたりしたが、パーティーの人達が指摘してくれるので全部回れてよかった。反省としては、どの位降りたか、どの位進んだかの距離感が足りないなと思った。

 

地図読み

梅子N

 ハト峰から見て西側のポイント3,4,5を探す。P3に向かう、見つけたと思ったらダミー少し進んで今度は本物でした。P4尾根が解りにくい、下って行って登る、登り切って発見、これは下り過ぎました。P5矢張り尾根が解りにくいと言いながら下って登って発見。P1少し迷いながら尾根を下る。すぐにグレーのテープまたもやダミー、こんな近くではないですね、と言いながら下る今度は本物、登り返してまだ少し時間があるからとP2に向かう。稜線上だからよく解るねと言いながら歩く、全部見つけることが出来ました。タイムリミット1時に丁度でした。地図読みが如何に大切か難しいかよく解りました。ありがとうございました。

 

3度目にして

良子I

 Fパーティは、ほぼ順調にポイントを見つけていきました。ポイントの位置を知っている私は、口を出さないようにしなくっちゃ、と思っていましたが、口を出す間がないほどでした。少し逸れても、皆で考えて戻って見直したり、隣の尾根の形状を捉えて、現在地が合っていることを確認したり。 凄いなあ。これがパーティの力でしょうか。

 私個人は、下見2回と本番の、合わせて3回、歩き回りました。3度目にしてようやく、ここにポイントを設けた意味が、自分なりにですが、分かったような気がしました。こういうポイントを設定できる方は、いったいどんな力をお持ちなんでしょうか。地図読みは登山道があるところでは、いつも疎かになってしまいます。道のないところでないと真剣にならないのです。またたまには、登山道のない山を歩き回ってみようかなあと思ってみたりした岳修山行でした。皆さま、ありがとうございました。

 

【下見 2回目】

<日程>

2016年11月13日(日)晴

<山行目的>

岳修山行下見【地図読み】

<メンバー>

L  三郎O

医療 聖子S

記録・会計 良子I

<記録>

6:07 半田図書館横ちたしん発

7:25 朝明駐車場着

7:35 発

8:26 ハト峰峠

8:40 発

9:00 908m地点通過 登山学校時にあったと思われる見本のテープをさんざん探すが、見つからず。あきらめて、840mのポイントに進む。今回は隣の尾根を下りて下から840mポイントに登る。

11:10 840mのポイント 登り返し登山道に向かう。

11:31 910mのポイント

11:35 休憩

11:45 発

12:09 杠葉尾分岐

12:32 810mポイント このポイントが今年の県連登山学校で新しくできたポイントだった。ハト峰の方角がポイントになりそう。

12:39 休憩

12:49 発 尾根から829mに向かう。

13:24 829mポイント 尾根から795mポイントに向かう。木に隠れて、尾根を見つけにくい。

13:45 795mポイント 南に方角を変える。

13:55 登山道に下りる

14:12 ハト峰峠 休憩

14:27 発

15:12 駐車場