鈴鹿 鎌ヶ岳(1161m)

 

〈山行日程〉2016年12月5日(月)

〈山行目的〉初冬の鈴鹿を歩く

〈ルート〉馬ノ背尾根〜鎌ヶ岳〜長石尾根

〈メンバー〉L:良子I

     SL:佐枝子M

      車:哲哉S

  会計・記録:幸江N

〈記録〉天気は晴れ

6:00 阿久比町役場臨時P出発

7:00 御在所岳中道ルート前P着、準備

7:15 御在所岳中道ルート前P出発

7:33 三岳寺着、衣服調整

8:22 722mの一つ手前ヒ゜ーク着、休憩

8:45 722mピーク通過

9:47 雲母峰との分岐通過

9:55 休憩

10:37 岳峠通過

10:50 鎌ヶ岳山頂到着、柴田さん手作りの干し柿を頂く

11:05 下山開始

12:19 弥一ヶ岳(802m)着、休憩

13:20 長石尾根登山口通過

13:25 御在所岳中道ルート前P着、帰路へ

14:50 阿久比町役場臨時P着

 

初めてのルートは

佐枝子M

 馬の背ルートは初めてです。鎌ケ岳は何度も登っているのに、気が付きませんでした。初めてのルートはわくわくします。三岳寺も考えてみたら行った事はありませんでした。

今回はその先が気になり、参拝もせず登ってしまいましたが、またゆっくり参拝してみたいものです。ルートは痩せ尾根ですが、白い砂の綺麗なルートでした。途中に
「ガゥゥ。」の唸り声にビビリ慌てて熊よけの鈴を出しましが、あれは何だったんでしょうか?登山道脇を耕していたイノシシ?山頂は、滋賀県からの吹き付けにすっかり冬でした。

 

おまけつき、プチ歩荷

哲哉S

一ノ谷の駐車場から温泉街の舗装道路を転がるように歩いて山岳寺の下に着いた、冬シャツに半袖で出発したが思ったより暖かい、衣服調整をして登山開始。

いきなりの急階段を登って登山道に取りつく、急登もあるが根っこの張り付いた道だったり、ゆったりした尾根になったり、段差はそんなに感じない。「湯の峰、717.1m」の標識を見てやっと現在位置が確認できた。登山道脇は「ここまでやるか」と思うほどイニシシに掘り起こされている、狸だろうか「黒い盛り糞の塊」に度々出会う。

風化した花崗岩のざれ道、灌木帯を進み雲母峰に繋がる尾根に向かう。雲母峰分岐から見える鎌ヶ岳はちょっと風情の違う山の姿、尖ってない、厳しさを感じない。尾根のアップダウンを繰り返してカズラ谷分岐を通り岳峠に、ここからの鎌ヶ岳はやっぱり尖って厳しい姿に見える、岩場、直下の急登を登って頂上に着いた、親子だろうか女子二人組と出会う。いつもながら伊勢湾が鈍く光って見える、展望が開けて気持ちいい。

一休みして長石尾根を下る、嫌らしい大きな段差、滑り落ちそうなズルズルの下り道が暫らく続いた後、弥一ヶ岳までは比較的楽な尾根の道、最後もう一度急な下りを下り切れば渡渉して無時ゴールに着いた。

初めての「馬の背尾根」は展望も開け、山らしさを感じる絶好のトレーニングルート、又一つ鈴鹿の道が広がった。

今日は冬合宿組二人の歩荷トレーニング、私も春合宿を目標にプチ歩荷を試みた、途中なんと思いがけない「ナメコ」と遭遇、1.5kgプラスのプチ歩荷になった、充実した一日に感謝したい。

 

楽しかった馬の背尾根

幸江N

 歩荷トレを兼ねて、鎌ヶ岳の馬の背尾根〜長石尾根を歩いてきました。当日はお天気もまずまずで、12月初旬とは思えないほど暖かい。登り始めから階段の連続、冬装備相当の歩荷でふくらはぎが半分攣ったような状態で違和感があり、重荷バランスが取れず、よれよれで見ていて危なっかしいとご心配をかけてしまった。今日はお水を捨てたほうがいいかと思いましたが、最初の休憩で何とか持ち直しました。登山道は登り一辺倒ではなく急登あり、傾斜が緩やかになったり、平坦になったりで、時々呼吸が整えられ、歩いていてそれ程しんどくない。木の根につまずきそうになることもある半面、急登では木の根っこを掴みながら登る。途中、「ガゥ〜」と獣の鳴き声が聞こた時は肝を冷やしました。

先輩方と一緒に歩くと勉強になることが多く、「この細かい赤い芽はシオヤシロ、アカヤシオだよ。」「これは狸の糞だね。」など、造詣の深さにいつも感心します。登山道がブルドーザーで耕された状態にしたのもイノシシとのこと。

鎌ヶ岳は何度か登ったことがありますが、初めてのルートだといつもと違った趣、山容に感じて新鮮でした。

山頂直下の急な下りに四苦八苦でしたが、お水を捨てることなく何とか下山完了。柴田さんの収穫した「なめこ」のおすそ分けを頂いて大満足。久々の月曜山行、平日の静かな山歩きを楽しみました。ありがとうございました。花が咲く春になったらまた訪れたいです。