鳥取   伯耆大山北壁(1709m)

 

日 程 2017.2.1(水)〜2.3(金)

ルート 大山寺―元谷避難小屋―弥山尾根

メンバー 石黒志貴子、会員外2人

 

2/1 名古屋発21:30 夜行バス

 

2/2 米子駅 5:50着(天気曇り風強)

    会員外2名と6:00合流

    大山寺に車で向かう

7:00 大山寺着 民宿へ荷物を預け出発

7:35 元谷小屋に向け歩き出す積雪30〜35cm深いところで45cmくらい

8:30 元谷小屋着 強風のため30分待機

9:00 わかんを着けて出発、風が強くホワイトアウト担ってきて視界が10m程になってきたので

9:40 引き返す

11:00 民宿着。米子の町に出て美味しい海鮮料理を食べる。民宿でこたつに入ってゆっくりとする。近くに380円でとってもいい温泉あって入りに行く

 

2/3(金)晴れ時々曇り

6:30 民宿発。大山寺の奥社にお参りして元谷小屋を目指す。昨日のトレースは消えてる。それほど雪は降らなかったが風と霙で消えたと思う。7:50 元谷小屋着 休憩をしてわかんを着け出発する。風はあまりないが陵線は見えない。別山の岩場が険しく見える。雪に埋まりながら弥山尾根を目指す。

9:19 少し平らなところをスコップで休む場所を造りわかん〜アイゼンに替える。ホワイトアウトに近い状態だがガイドの赤いザイルが見えるのでその方向へ凍った木の枝を捕まえながら進む。結構なやせ尾根でアイゼンを引っかけないように緊張の連続だが行かねばならない弱音は吐くことが出来ないので歯をくいしばって足を出す。時たまラッセルの途中で腰まで入ることもある。こんな事でへこ足ることは出来ない。 

11:00 標高1600m地点の平らなところへでたので5分ほど休憩。 これから標高100mほどあげると言われた。頑張るぞ・・。  結構な風を受けながら稜線上を歩く

11:40 山頂着 人が見えた。ホッとした。キャンプ場から一般ルートを登ってきた人だ。弥山の小屋に行ったら人が一杯びっくり。ここで初めて大休憩を取りお腹の減りを満たす。下山は一般ルートを

12:00  弥山小屋発 下っていくと次から次に人が登ってくる。韓国人、中国人が60人くらい団体で登ってくる。午後1時過ぎでも登ってくるのにびっくり。

13:05 5合目着。アイゼンなどの装備を外して身軽になり大山寺目指して下る。アイゼンを外したら急に足が軽くなり滑りそうで緊張する。

14:48 民宿着。道中が長いので風呂は入らず帰える支度をして3時少し過ぎに大山を出発して帰途につきました

20:40 半田着。

 

今回の登山は日本海側でしたので風も強く天気予報が晴れだと言っても稜線上はガスで何も見えなくザイルの動きのみが頼りになった。

木々はすべて凍り付いていて木の枝で支点をとっていってくださったがそれを外すのに難儀をしたこともあった。常に外すときは足場が安定したところに置くことに注意した。ピッケルが邪魔になることがあったがその時の対応の仕方も身についた。

又雪の稜線上のルートの取り方の勉強にもなった。

大山の避難小屋は人が一杯でびっくり10数年前この避難小屋まで一般ルートで登ったのを思い出しその時は雪の世界に感激したのに今はバリエーションが登りたくなったとは不思議。

日本海側の雪は北アルプスの雪と違って堅い感じがする。木々についた樹氷もとっても堅くピッケルでたたいてもなかなか壊れない。これだけ日本海からの風が強いと言うことかな?そのためにトレースも消えやすい。

下山の一般ルートはみんなに踏まれて堅く滑りやすかった。