北ア・焼岳(2455m)

 



 

【日程】平成29年3月6日(月)日帰り   

【ルート】中の湯温泉旅館P〜新中の湯ルート〜焼岳南峰手前(ピストン)

【メンバー】

L  ;良子I

SL;佐枝子M

      達也W

      哲哉S

      優子S

      一則O

【天候】曇り

【目的】雪山の経験を積む 

【記録/小栗一則】

4:30 阿久比役場臨時P発4WD8人乗りレンタカーにて出発。途中ひるがのSAにてトイレ休憩

7:40 中の湯温泉旅館P。中の湯旅館に事前連絡でゲートを開放して車での通過許可をいただく。P料金は500円。

8:01 身支度後出発。旅館右側の直登ルートを行く。旅館の中から客が手を振る。積雪1mくらい

8:20 無雪期の駐車場着。夏道登山道へ。

8:40 標高1640m地点アイゼン着。雪が所々固く凍っている

9:20〜28 1835m付近休憩

10:11 風も出てきてカッパを着る

10:34〜42 2070m付近広場付近休憩。ここから稜線まで急登。途中トラバースの踏み跡をたどるが雪崩大丈夫?

11:35 2300m付近稜線へ出る。北峰は見えるが遠い。

12:02 北峰と南峰の鞍部手前にてタイムアップで引き返すことに。

12:17 急斜面のためザイルを出して、全員アンザイレンで降りる。

13:02〜18 休憩

14:15〜23 休憩

14:35 P着

14:50 発

18:40頃 阿久比着

 

その結果は?

達也W

 森林限界の手前に平地があるところまでは何とか歩けましたが、その先がとんと歩けませんでした。めまいがするんです。5〜6歩歩いては、立ち止まりました。南峰山頂直下の稜線の一番低いところまでが限度でした。先に進んでもらったメンバーの皆さんには大変ご心配をおかけしました。食っちゃ寝、飲んじゃ寝の日頃の不節制がもろにでました。 めまいやふらつきが起こりましたので、何かの病気の前兆かと思いましたが、やはり日頃の不節制と加齢による体力の衰えが原因だったと思います。

 

 

厳しい冬姿の焼岳

哲哉S

中の湯からダイレクトに登山道に入った、下はカッパを着用したが、冬シャツと半袖で大丈夫、曇っているが風がなくそんなに寒さを感じない、ゆっくり進んだ、ザイルを担いだ小栗さんが先頭で引っ張ってくれる、出発後30分位でアイゼン装着の指示、雪は締まっていてハマらない、とても歩きやすい。

2000m付近高度が上がるとともに冷えて来た、カッパの上着を着て対応、無理をせずおとなしく踏み後を辿る。りんどう平の上部付近まで来て小休止、雪もつかない岩肌が黒々と見える頂上が曇り空に浮かび上がって、厳しい冬姿の焼岳が木の間からしっかりと見え、噴煙も見える、ここからピークに向けての急登が始まる。先頭が交代、トレースを外さないようにトラバースして進む、リーダーからは「このまま12時まで進め」との指示、怖いくらいの急斜面を登り切り南峰と北峰の鞍部に辿りついた、鞍部は雪もつかない吹曝しの風の通路、ハエマツが半分凍っている、まだ時間には余裕、2400m付近の周囲が見渡せる稜線まで登って「今日は、ここまで」と、撤退になった、ここからの下り、半分凍ったおり急坂で腰が引けた、見守られて何とか鞍部まで下ったが怖かった。

鞍部から、りんどう平まで登り返しのないようにルートを確認しながらの下りはスリリングで緊張したが足元は比較的しっかりした雪だった。

りんどう平らからの下りはまだ踏まれていない場所を選んで自由気ままに進んだが1800m過ぎ、急坂の下りはちょっと怖かった、尻セードしようと試みたがほぼ滑落状態すぐに止めざるを得なかった。最後、中の湯への下りも踏み跡の無い雪面を選んで無時駐車場へ、パーティの皆さんのおかげでほぼ2400mに到達できた、心から感謝したい。

昨年2月29日(月)、雪を信じて同じルートを歩いたのを思い出した。雪、ガスで展望のないりんどう平を歩き、急坂に挑戦、2200m付近で撤退したけれど、「ズボズボはまる腐れ雪に疲れ切ってヘロヘロ・ふらふらになった」と記録にはある、自然条件の変化で山はこんなに変わるんだと実感させられた焼岳だった。

 

 

山頂に行くには?

良子I

ダメ元でホテルに電話すると、なんとゲートを開けてくれるという。これは行かなければ!(ゲートには昨年は無かった「登山者の人は連絡を」というような貼り紙があった。)昨年に比べ、積雪量は多いけど、よく締まっていて、アイゼンを早々に装着。昨年はワカンを履いても沈んでなかなか進めなかったのになあ。トレースが残っており、トレースを頼りに登っていく。雪の状態が悪かったらとても歩く気のしないルートだ。急坂を登って稜線に出たものの、そこから山頂に行くにはどうやって行くんだろう?夏ルートで稜線に出ないと、山頂に行くのは無理なのかな?夏ルート、怖そうなんだけど・・・。次回があるとしたら山頂に行くルートをよ〜く考えてから行くことにしよう!

 

 

何度でも行きます!

            優子S

 昨年に引き続き、雪の焼岳に挑戦しました。林道のショートカットができることを承知していましたから、気持ちは軽くいいスタートでした。ほどなく急登となりましたが、トレース脇の雪を楽しみながら、きついけれどもショートカットに喜びを感じ、雪原へと進みます。噴気を上げている雪の焼岳は迫力があり、心が解放される瞬間を味わいました。今回はどこまで行けるのか、ワクワクしながらも雪崩に注意して、一歩一歩確実に下堀沢源頭へと向かいました。南峰を目の前にし、そこから少し北峰へ行ったところでタイムアウト。心の中で「また来なくては…何度でも」と誓いました。

 

 

リハビリ?

            佐枝子M

 ニュージーランドから持ち帰った風邪を引きずって、微熱と咳で山もジムも行かずゴロゴロ。このままでは寝たっきりになってしまいそうだ。発病する前に現地からラインでお願いしていた山が、雪の消えた鎌ケ岳から焼岳に変わって嬉しい反面この体力、気力で大丈夫か?と不安になってしまった。

 残雪の焼岳は、林道の雪が消え登山口から入れる頃に登った事があったが、3月も上旬、雪の量もまるで違う。去年に比べずいぶん雪も多いらしい。事前に中の湯に聞いて頂いたお陰で中の湯まで入れたのでラッキーだった。天気も何とか持ちそうだし、雪も締まっていて歩きやすい。急登をゆっくり登って頂いたので、久しぶりの雪の山を楽しみながら登って行く。土日の天気が良かったので、トレースがいっぱいだ。森林限界からコルの脇をトラバースしながら登って行く。雪庇は出てないが、斜面を切りながら登るのは不安だが、トレースもあるし大丈夫、大丈夫と言い聞かせながら登って行く。ネットで見ても最後はコルへ直に登っていくようなので正解だろう。南峰の下の尾根に上がってタイムリミット。北峰の噴煙口が見えるが、まだまだ遠い。強風とガス?で咳き込む。クラストした雪の斜面の下は岩が透け、氷の下に口を開けている。下りは登りより、より慎重に慎重に。締まった雪は下りも緩むことなく中の湯に着いた。リハビリと言うにはハードな山だったが、寝たきりになりそうだった私にカツ!を入れて貰えた山だった。来年こそ山頂に立ってみたい!よろしくお願いします。